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気候変動と氷床の科学
杉山慎 著
日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。
2022/01/07 刊行

新装版
佐藤愛子 著
「強い男は、弱い女がいることによって強い男になれたのである。女が強くなった今、かつての『強い男』は寂しくも弱々しい男になって行くであろう。そうして弱い男は女の庇護を得て心強く生きられるようになるだろう。しかし強くなった女が、この後どうなって行くか、今のところはよくわからない」。男と女、嫁と姑、親と子……。さらに旅先で出没した霊魂、怪現象まで。世の常識、風潮に斜め後ろから物申す。愛子節炸裂のユーモアエッセイ集。文字が大きく読みやすい新装版。
2021/12/28 刊行

敵意
鈴木英治 著
その勇猛さで「江戸の雷神」と呼ばれ町人に人気があった火付盗賊改役の伊香雷蔵だったが、不首尾に終わった捕物の責を負わされ、老中首座・松平伊豆守に罷免されてしまった。しかし、へこたれない。元盗賊「匠小僧」の玄慈と、訳ありの剣の達人・安斎六右衛門を誘い、江戸から悪を一掃すべく動き出さんとしていた。ところが、そんな彼らの周囲に怪しい影が……。個性的な男たちの想いが交錯する、大好評時代小説シリーズ、待望の第二弾!
2021/12/28 刊行

新装版
北方謙三 著
播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村を中心に描く、漢たちの軌跡。第一章 遠い時第二章 意 地第三章 妖霊星第四章 決 起第五章 原野の風第六章 遠き六波羅第七章 白き旗のもと第八章 征夷大将軍第九章 砕けし時第十章 旗なき者第十一章 野の花 解説 亀田俊和
2021/12/28 刊行

新装版
北方謙三 著
播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村の生涯を通じ人の生き方を問う感動巨篇。第一章 遠い時第二章 意 地第三章 妖霊星第四章 決 起第五章 原野の風第六章 遠き六波羅
2021/12/28 刊行

新装版
北方謙三 著
倒幕はなった。だが恩賞と官位の亡者が跋扈する建武の新政に、明日があるとは思えなかった。乱がある――播磨に帰った円心は、悪党の誇りを胸にじっと待つ。そして再び、おのが手で天下を決する時はきた。足利尊氏を追って播磨に殺到する新田の大軍を、わずかな手勢でくい止めるのだ。赤松円心則村を中心に描く漢たちの軌跡。第七章 白き旗のもと第八章 征夷大将軍第九章 砕けし時第十章 旗なき者第十一章 野の花 解説 亀田俊和
2021/12/28 刊行

小谷賢/前田啓介/小山俊樹/及川琢英/福家崇洋/藤田俊/武田珂代子/永岡崇 著
(目次より)●昭和の弱点、令和の課題日本のインテリジェンスの過去と現在小谷 賢●特務機関とは何だったのか情報収集と工作を担った彼らの蹉跌前田啓介●近代日本の謀略と機密費小山俊樹●知られざる関東軍の実像及川?英●満洲事変と十月事件昭和史ダークサイドの淵源として福家崇洋●大正・昭和初期の陸軍と大衆・社会総力戦時代の到来から娯楽を介した軍民接近へ藤田 俊●戦時諜報活動と翻訳が交わる時日本海軍「甲事件」「乙事件」と米日系二世語学兵武田珂代子●宗教弾圧と「聖戦」殉教ロマンを超えて永岡 崇
2021/12/24 刊行

大島理森/松井孝治/山口那津男/佐藤優/砂原庸介/善教将大/山本健太郎/井上智洋/飯尾潤 著
(目次より)●〔対談〕衆院選の総括と求められる国会改革「聞く」岸田首相は参院選後に動き出す大島理森×松井孝治●〔対談〕国民は「混乱」を避け「安定」を求めた公明党が「勝ち」共産党が「負けた」理由山口那津男×佐藤 優●〔対談〕消極的支持で躍進した日本維新の会砂原庸介×善教将大●「野党共闘」の功と罪スタートに立つだけで精一杯だった立憲民主党山本健太郎●キシダノミクスが目指すべき道「新しい資本主義」とこれからの経済政策井上智洋●熱気なき総選挙と日本政治の屈曲点飯尾 潤
2021/12/24 刊行

== 特集 ==謀略と昭和史――戦前日本で蠢いたもの◆昭和の弱点、令和の課題日本のインテリジェンスの過去と現在▼小谷 賢◆特務機関とは何だったのか情報収集と工作を担った彼らの蹉跌▼前田啓介◆近代日本の謀略と機密費▼小山俊樹◆知られざる関東軍の実像▼及川?英◆満洲事変と十月事件昭和史ダークサイドの淵源として▼福家崇洋◆大正・昭和初期の陸軍と大衆・社会総力戦時代の到来から娯楽を介した軍民接近へ▼藤田 俊◆戦時諜報活動と翻訳が交わる時日本海軍「甲事件」「乙事件」と米日系二世語学兵▼武田珂代子◆宗教弾圧と「聖戦」殉教ロマンを超えて▼永岡 崇========= 特集 ==自公の正念場 野党の修羅場◆〔対談〕衆院選の総括と求められる国会改革「聞く」岸田首相は参院選後に動き出す▼大島理森×松井孝治◆〔対談〕国民は「混乱」を避け「安定」を求めた公明党が「勝ち」共産党が「負けた」理由▼山口那津男×佐藤 優◆〔対談〕消極的支持で躍進した日本維新の会▼砂原庸介×善教将大◆「野党共闘」の功と罪スタートに立つだけで精一杯だった立憲民主党▼山本健太郎◆キシダノミクスが目指すべき道「新しい資本主義」とこれからの経済政策▼井上智洋◆熱気なき総選挙と日本政治の屈曲点▼飯尾 潤=======〔対談〕◆コラムニストとは何者か書き手に必要な資質とSNS時代の変化▼小田嶋 隆×オバタカズユキ/構成:清野由美◆世界的大ヒット「イカゲーム」を生んだ韓国のソフト・パワー▼権容?◆「人は見た目が9 割」の誤解と真実▼竹内一郎◆内田光子、中村紘子から反田恭平、小林愛実までショパンコンクール日本人ピアニストの躍動▼高坂はる香新執筆陣【時評2022】●求められる野党のチェンジオブペース▼井上正也●暗号資産とリスクを取らないリスク▼坂井豊貴●GO Toトラベルと「コモンズ」▼小川さやか◆中国、ロシア、カザフスタン、キルギス……権威主義体制の変貌する統治手法▼東島雅昌《新連載》●現代中国と少数民族【第1回】ウイグル族はなぜ「悲劇」の民族になったのか▼安田峰俊《好評連載》●琉球切手クロニクル【第13回】大嶺政寛が描いた「失われた沖縄」▼与那原 恵●冒険の断章【第30回】冒険と芸術の共通点▼角幡唯介●炎上するまくら【第61回】芥川賞への第一歩▼立川吉笑●地図記号のひみつ【第20回】小中学生が考えた「老人ホーム」「風車」の記号▼今尾恵介《連載小説》●任?楽団【第11回】▼今野 敏●馬上の星──小説 馬援伝 【第9回】▼宮城谷昌光※「南洋のエレアル」は休載します。
2021/12/24 刊行

ホイジンガ 著/堀越孝一 訳
二十世紀を代表する歴史家ホイジンガが、フランスとネーデルラントにおける十四、五世紀の人々の実証的調査から、中世から近代にかけての思考と感受性の構造を、絶望と歓喜、残虐と敬虔の対極的な激情としてとらえ、歴史の感動に身をおく楽しみを教える。中世人の意識と中世文化の全像を精細に描きあげた不朽の名著。“この書物は、十四、五世紀を、ルネサンスの告知とはみず、中世の終末とみようとする試みである。中世文化は、このとき、その生涯の最後の時を生き、あたかも思うがままに伸びひろがり終えた木のごとく、たわわに実をみのらせた。古い思考の諸形態がはびこり、生きた思想の核にのしかぶさり、これをつつむ、ここに、ひとつのゆたかな文化が枯れしぼみ、死に硬直する――、これが、以下のページの主題である。この書物を書いていたとき、視線は、あたかも夕暮れの空の深みに吸いこまれているかのようであった。ただし、その空は血の色に赤く、どんよりと鉛色の雲が重苦しく、光はまがいでぎらぎらする。 いま、書いたものをよみかえしてみて、こう思う、もうすこし、この夕暮れの空に視線をとどまらせていたならば、にごった色もしだいに澄み、ついにはまったき澄明さにいたったのではなかったか、と。“(「第一版緒言」より)
2021/12/24 刊行

高橋是清 著 上塚司 編
生まれて四日にして仙台藩士の家に里子に出され、十四歳にして海外を放浪。帰国後、大蔵省に出仕するも失職と復職を繰り返し、やがて宮仕えに飽きたらず、銅山経営のため南米ペルーに渡る。失意の銅山経営から帰国した是清は、実業界に転身。銀行業界に入り、正金銀行頭取を経て、日銀副総裁へと出世する。折しも日露戦争が勃発、是清は祖国の命運を担い、外債募集のため、アメリカ、そしてイギリスへと赴くが……。破天荒な青春を経て財政の神様となった明治人の自叙伝。〈解説〉井上寿一
2021/12/24 刊行

ゲーテ 著/手塚富雄 訳
不朽の大作を、読売文学賞を受賞した翻訳史上画期的な名訳で贈る。第一部第二部の合本版。(第一部)あらゆる知的探究も内心の欲求を満たさないことに絶望したファウストは、悪魔メフィストフェレスと魂をかけた契約を結ぶ。巨匠ゲーテが言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った大作。訳者による解説「一つの読み方」を付す。〈巻末エッセイ〉河盛好蔵・福田宏年(第二部)無垢な少女グレートヒェンを悲運のどん底に落とし心身ともに疲れきったファウストは、しかし「最高の生き方をめざして絶えず努力をつづけよう」と決意する。第一部の執筆後、二十年以上の休止を挟み、死の前年に完成に至った壮大な戯曲の第二部。〈巻末エッセイ〉中村光夫
2021/12/24 刊行

永井陽之助 著
政治的リアリズムの立場から戦後の経済重視・軽武装路線を「吉田ドクトリン」と定義づけ、軍事的リアリストへの批判を展開した『現代と戦略』第一部「現代と戦略」と、山本五十六の真珠湾奇襲、レーニンの革命とヒトラーの戦争など、〈愚行の葬列〉である戦史に「失敗の教訓」を探った『現代と戦略』第二部「歴史と戦略」の合本。岡崎久彦による反論、永井・岡崎対論「何が戦略的リアリズムか」、自作解説インタビューを併録。〈解説〉中本義彦【目次】◎現代と戦略(Ⅰ 防衛論争の座標軸/Ⅱ 安全保障と国民経済――吉田ドクトリンは永遠なり/Ⅲ ソ連の脅威――軍事バランスという共同幻想/Ⅳ 有 事――日米運命共同体の幻想がくずれるとき/Ⅴ 戦略的思考――死こそ赤への近道/Ⅵ 摩擦と危機管理)◎歴史と戦略(戦略論入門――フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』を中心として/Ⅰ 奇 襲――「真珠湾」の意味するもの/Ⅱ 抑止と挑発――核脅威下の悪夢/Ⅲ 情報とタイミング――殺すより、騙すがよい/Ⅳ 戦争と革命――レーニンとヒトラー/Ⅴ 攻勢と防御――乃木将軍は愚将か/Ⅵ 目的と手段――戦史は「愚行の葬列」)◎付録(永井陽之助氏への〝反論〟〔岡崎久彦〕/対論・何が戦略的リアリズムか〔永井陽之助×岡崎久彦〕/インタビュー『現代と戦略』とクラウゼヴィッツ)◎解説(誤解を避けるために/人間学としての戦略研究〔中本義彦〕)
2021/12/24 刊行

永井陽之助 著
戦略を研究し戦史を読むことは人間性を知ることにほかならない――。クラウゼヴィッツ『戦争論』を中核とした戦略論入門に始まり、山本五十六の真珠湾奇襲、チャーチルの情報戦、レーニンの革命とヒトラーの戦争など、〈愚行の葬列〉である戦史に「失敗の教訓」を探る。『現代と戦略』第二部に自作解説インタビューを加えた新編集版。〈解説〉中本義彦【目次】 戦略論入門――フォン・クラウゼヴィッツの『戦争論』を中心としてⅠ 奇 襲――「真珠湾」の意味するものⅡ 抑止と挑発――核脅威下の悪夢Ⅲ 情報とタイミング――殺すより、騙すがよいⅣ 戦争と革命――レーニンとヒトラーⅤ 攻勢と防御――乃木将軍は愚将かⅥ 目的と手段――戦史は「愚行の葬列」インタビュー『現代と戦略』とクラウゼヴィッツ解説 人間学としての戦略研究 中本義彦
2021/12/24 刊行

永井陽之助 著
日本の国家戦略はいかにあるべきか――。政治的リアリズムの立場から戦後の経済重視・軽武装路線を「吉田ドクトリン」と定義づけ、軍事的リアリストへの批判を展開した戦略論の名著。『現代と戦略』第一部に岡崎久彦による反論、永井・岡崎対論「何が戦略的リアリズムか」を併録し、白熱の論争を再現する。文藝春秋読者賞受賞。〈解説〉中本義彦【目次】Ⅰ 防衛論争の座標軸Ⅱ 安全保障と国民経済――吉田ドクトリンは永遠なりⅢ ソ連の脅威――軍事バランスという共同幻想Ⅳ 有 事――日米運命共同体の幻想がくずれるときⅤ 戦略的思考――死こそ赤への近道Ⅵ 摩擦と危機管理 * 永井陽之助氏への〝反論〟 岡崎久彦対論・何が戦略的リアリズムか 永井陽之助×岡崎久彦解説 誤読を避けるために 中本義彦
2021/12/24 刊行