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神夢想流林崎甚助2
岩室忍 著
仇討を果たした甚助を待ち受けていたのは、荒ぶる神の怒りであった。神の真意を悟った甚助は、廻国修行に身を投じ、剣豪塚原卜伝を訪ねる。文庫書き下ろし。
2022/09/21 刊行

阿部昭 著
『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。「私の文章作法」「短篇小説論」に日本語論、自作解説等を増補した新編集版。巻末に荒川洋治との対談を収録。
2022/09/21 刊行

山本夏彦 著
忘れられた作家・武林無想庵の生涯を、若き日にパリで生活を共にした著者が哀惜深く描きだす傑作評伝。第四十一回読売文学賞受賞。〈解説〉finalvent
2022/09/21 刊行

笹沢左保ミステリ短篇選
笹沢左保 著/日下三蔵 編
アリバイが消えたとき、笑うのは誰だ? 本格推理から、著者の真骨頂たる宿命小説まで、バラエティに富んだ作品八篇を収録した傑作選。文庫オリジナル。
2022/09/21 刊行

堀内誠一 著
絵本作家でアートディレクターの著者が描く旅の文と絵。パリの安宿料理からメキシコのお祭りまで、町歩きの楽しみがいっぱい! オールカラーで初文庫化。
2022/09/21 刊行

抵抗か中立か服従か
武田龍夫 著
激動の第二次世界大戦中、大国独ソの狭間で北欧の小国はいかに生き延びたか。その苦闘の歴史をドラマチックに綴る。〈解説〉岡崎久彦〈新版解説〉大木 毅
2022/09/21 刊行

東京残桃夢
井上祐美子 著
遂に辿り着いた幻の郷・桃花源。しかしそこに不死の力を求める仇敵も現れて――戴星たちの最後の戦いが始まる。中華歴史ファンタジー、大団円の最終巻!
2022/09/21 刊行

私が招いた友人たち
邱永漢 著
自宅に招いた客人とメニューの記録三十年分を振り返る愉快な交遊録。檀一雄が最初に来た日の「野鶏巻」と安岡章太郎のお気に入り「芋頭扣肉」のレシピ、人名索引付。
2022/09/21 刊行

月色岳陽楼
井上祐美子 著
六和塔の一騎打ちの末、戴星は、仲間たちと別れ、己の命を狙う刺客・殷玉堂と手を組むことに。奇妙な二人旅の行く末とは? 急転の第三巻!
2022/09/21 刊行

寺地はるな 著
出奔した妹の子ども・朔と暮らすことになった椿。決して《育てやすく》はない朔を、いつしか他の子どもと比べていることに気づき――。〈解説〉村中直人
2022/09/21 刊行

Down to Heaven
森博嗣 著
君はもう普通のパイロットではない。我が社にとって失いたくない兵器――基地でトップの成績を収めるクサナギは、女性でキルドレのエースという話題性から、講演や報道陣向けのプロモーション飛行など企業広報に使われるように。鬱屈した日々を送る中、待ちに待った実戦の指令が下る!〈解説〉室屋義秀巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
2022/09/21 刊行

堀内誠一 著
安ブドー酒を呑むと少くとも僕は真実に出会った気がするのだ――絵本作家・アートディレクターとして一時代を築いた著者が描く、旅の文とスケッチ。フランスで安宿グルメにハマり、メキシコでおもちゃに散財、ある日はスペインで巨匠ダリとふいに遭遇! 知らない町をぶらぶら歩く楽しさが染みわたる。新たなイラスト・コラムも満載し、初文庫化。
2022/09/21 刊行

武田泰淳 著
司馬遷は生き恥さらした男である――。宮刑に処せられ、絶望の中で「歴史を書くこと」に向き合った司馬遷。「史記」の構造を読み解きながら、個人と個人のつながりに着目して歴史を読み解いた司馬遷の思想を明らかにする。武田泰淳の第一著作にして代表作を、初版以来、長らく収録されてこなかった「結語」も含め、オリジナルに近い形で刊行する。〈解説〉中野重治・竹内好
2022/09/21 刊行

寺地はるな 著
三十一歳独身、文具メーカーの経理部に勤める椿は、出奔した妹の子ども・朔と暮らすことに。毎日の子育て、更に勉強も運動も苦手で内にこもりがちな朔との生活は、時に椿を追いつめる。自分が正しいかわからない、自分の意思を押しつけたくもない。そんな中、どこかで朔を「他の子」と比べていることに気づいた椿は……。解説 村中直人「誰かのこと、嫌いって言ってもいいよ。家ではね」注目作家・寺地はるなが描く「良い子」の定義とは。
2022/09/21 刊行

神夢想流林崎甚助2
岩室忍 著
仇討を果たした甚助を待ち受けていたのは、荒ぶる神の怒りであった。生母・志我井を失い、神の真意を悟った甚助は、廻国修行に身を投じる。鹿島に剣聖塚原卜伝を訪ね、京の吉岡憲法直元に秘剣を披露し、富田勢源の道場で鐘捲戸田一刀斎に無明剣を見舞う。神に授かった神夢想流居合を世に広めるシリーズ第二弾。 文庫書き下ろし
2022/09/21 刊行