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ソクラテス、孔子、ブッダ、イエスの生涯と思想
伊東俊太郎 著
哲人ソクラテス、聖人孔子、覚者ブッダ、預言者イエス。前五世紀以降、四人の始祖の思索と行動により、哲学と普遍宗教が生まれた。「精神革命」という人類史における大転換期である。ギリシアで哲学が誕生、中国で儒教が成立、インドで仏教が勃興、イスラエルでユダヤ教とキリスト教が形成。なぜ東西の地で同時並行的に、思想の変革が起きたのか? 原典をふまえ、平易な筆致によって克明に描出。この人類史の謎と意義を解明する。
2022/10/07 刊行

思春期をサバイバルする
伊藤比呂美 著
思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。家庭に1冊、備えて安心、悩める母の奮戦記。子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッド手ただただ、話を聞くこと。体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。いつかはきっと、笑顔になれる。過激でまっとうな比呂美さんの子育て!新収録を加えエッセイ増量。長女カノコからの一文も。パワーアップして名著復刊。〈読者の声続々!〉「こんな母であってほしいと願ったし、こんな母でありたいと今は思います」「いきなり海外で学校生活。姉妹と母親のしんどさがひしひしと伝わる」「産む前に読んで、育てたあとに読んだら、別の本みたいで二度美味しい!」
2022/10/07 刊行

「日本人の起源」論争
坂野徹 著
日本人は、在来の縄文人と渡来系弥生人の混血によって生まれた。「日本人の起源」の定説である。しかし、この縄文/弥生人モデルが二〇世紀後半に定着するまで、人種交替説、固有日本人説、混血説、変形説など、様々な説が唱えられてきた。研究の進展とともに、見え隠れするのは同時代の社会からの影響だ。近年はゲノム解析により、縄文/弥生人の図式もゆらぐ。起源を訪ねた研究者たちの足跡を辿り、日本人の自画像を描きだす。
2022/10/07 刊行

「具体の谷」からの脱出
細谷功 著
本書は、ベストセラー『地頭力を鍛える』によって広く認知される「地頭力」や「アナロジー思考」、「Why型思考」等の思考力に関する著作で読者を獲得してきた細谷氏の最新書き下ろし。私たちの生きる世界は、VUCAと言われる不確実で先の見えない時代に突入したと言われています。2020年初頭からコロナやウクライナ紛争など思いもよらない事態を招き、日常生活ではスマホの普及やGAFAMと呼ばれるプラットフォーマーの台頭等により、デジタルを中心とした「見えないもの」に支配されているのです。これまで、日本では「見えるもの」を作る技術を強みにしてきた企業も多く存在してきましたが、これからの時代を生き残るには、「見えないもの」をいかに見えるようにするかが鍵となります。本書では、著者が思考力を鍛えるために用いる「具体と抽象」のテーマに当てはめながら、この「見えないもの」を見えるようにするための考え方を提供します。いくつもの事例を読み進めることで、これまで見えなくなっていた視野が広がり、日々のコミュニケーションや仕事の計画等に関する悩みを解消するとともに、未来に向けて将来像を描くためのツールになる1冊です。
2022/10/07 刊行

「戦争熱」を煽った宣伝と報道
貴志俊彦 著
日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本。日中開戦以降、戦いは泥沼化し、国力を総動員するため、政府・軍部・報道界は帝国の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。宣伝戦はどのように先鋭化したか。なぜ国民は報道に熱狂し、戦争を支持し続けたのか。錦絵、風刺画、絵葉書、戦況写真、軍事映画など、戦争熱を喚起したビジュアル・メディアから、帝国日本のプロパガンダ史を描きだす。
2022/10/07 刊行

植草美幸 著
結婚のゆくえを決めるのは、肩書きでも外見でもなく「言葉の力」。「人は聞いた言葉から、考え方や行動、習慣が改められ、人間力を養う」と著者は言います。いつでも「結婚できる自分」になっていれば、人間的な成長につながります。本書は結婚相談所で1000組以上の実績を持つ婚活カウンセラーである著者が、現場やメディアで実際に反響を呼んだ効果的な言葉を、自らの持論とともに届ける1冊。学校では教えてくれない “良好な人間関係を築く極意”を身につけましょう。<大反響を呼んだフジテレビ「ザ・ノンフィクション」の裏話も収録!>第1章 自らの“未来”のために、“現実”を見る 第2章 求めてばかりでは理想はつかめない第3章 行動のみがチャンスを引き寄せる第4章 所詮は他人。価値観は違って当たり前第5章 「親のための結婚じゃない、あなたが決めるのよ」
2022/10/07 刊行

西島三重子 文/はせがわゆうじ 絵
クリスマスがちかづくとプレゼントのじゅんびに、サンタさんは、いつも大いそがし。でも、ことしのサンタさんは、なんだかちょっぴりつかれてるみたい……。願いを叶えて自由になったサンタさんが見つけた“本当の幸せ”とは――サンタさんパート、トナカイさんパートの両面から読めるオトクな1冊。<クリスマスプレゼントにもおすすめ>日々の生活につかれてしまったときに読んでもらいたい「本当に好きだったもの」を見つめ直せる絵本です。
2022/10/07 刊行

曖昧化する危機言説
苅谷剛彦 著
イギリスと日本を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢を受けた日本の対応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」……そういったキーワードで「わかったつもり」に陥っているメディア、専門家、国民に対する危機感だ。それは、両国の境界に位置するからこそ感受しえたものである。従来の日本文化論的思考では、「空気」の読み合いとか「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、そこで思考停止してしまう。そのことで、議論が中途半端に終わったり、対立する議論の接点をとことん求めたりしないまま、白か黒かの素朴な二項対立に終始してしまう。まずは、私たちの「思考の習性(クセ)」を知ることから始めなければならない。著者はかつて「ゆとり教育」論争や、最近ではコロナ禍の九月入学論議において、実証的なデータ分析を駆使して一石を投じた。今回は機内濃厚接触者になった当事者としての体験と「言説データ」を携えて、ニッポンの宿年の課題を鋭く検証する。
2022/10/07 刊行

旧日本軍から公安、内調、NSCまで
小谷賢 著
国家の政策決定のために、情報分析や防諜活動を行うインテリジェンス。公安や外交、防衛を担う「国家の知性」である。戦後日本では、軍情報部の復活構想が潰えたのち、冷戦期に警察と内閣調査室を軸に再興。公安調査庁や自衛隊・外務省の情報機関と、共産主義陣営に相対した。冷戦後はより強力な組織を目指し、NSC(国家安全保障会議)創設に至る。CIA事案やソ連スパイ事件など豊富な事例を交え、戦後75年の秘史を描く。
2022/10/07 刊行

人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか
メアリー・C・ブリントン 著/池村千秋 訳
人口が急減する日本。なぜ出生率も幸福度も低いのか。日本、アメリカ、スウェーデンの子育て世代へのインタビュー調査と、国際比較データをあわせて分析することで、「規範」に縛られる日本の若い男女の姿が見えてきた。日本人は家族を大切にしているのか、男性はなぜ育児休業をとらないのか、職場にどんな問題があるのか、アメリカやスウェーデンに学べることは――。アメリカを代表する日本専門家による書き下ろし。
2022/10/03 刊行

サスペンス小説集
井上靖 著
もし殺意があったとすれば、それは……。女が一線を越える瞬間を捉えた表題作、戦中戦後の混乱を背景にすれ違う男女の心理を描いた「傍観者」、悲哀に満ちた男の数奇な運命を追った「ある偽作家の生涯」ほか全九篇。一九五〇年代前半に発表された昭和サスペンスの至宝。文庫オリジナル。〈解説〉米澤穂信【目次】殺意/投網/驟雨/春の雑木林/傍観者/斜面/雷雨/二つの秘密/ある偽作家の生涯
2022/09/30 刊行

中央公論新社 編
歴史を彩り多大な功績を残した人物を時代順に取り上げ、日本史全体を概観する。プロフィール紹介ではなく、一方で時代を切り開いたドラマやエピソードに焦点を当て、一方で各人物の功績を追うことで歴史の流れがわかる。本書では1項目=2人のものを多く入れる。対立や協力などの2人の関係性をひもとくことで、コクのある日本史を味わえる。誰もが知っている人物の意外な逸話、あまり知られていない人物を披露して、さらに歴史の奥深さを楽しめる。ドラマの隠し味として各項目には関連の人物コラムを加える。日本史をもう一度学び直したい人に最適の書。
2022/09/29 刊行

武田泰淳 著
『史記』の構造を読み解きながら個人の力とその関係に着目した司馬遷の歴史観を浮き彫りにする。著者の第一著作にして代表作。〈解説〉中野重治/竹内 好
2022/09/21 刊行

谷崎潤一郎 著
人魚に恋をする貴公子、魔術師に魅せられ半羊神と化す幻想世界に遊ぶ名作。水島爾保布の挿画を口絵まで完全収載。〈註解〉明里千章〈解説〉中井英夫/前田恭二
2022/09/21 刊行

Down to Heaven
森博嗣 著
女性でキルドレのエースパイロットという話題性から広報に使われ、鬱屈した日々を送るクサナギ。ショー化した戦争を生きる子供たちの物語。〈解説〉室屋義秀
2022/09/21 刊行