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おおたとしまさ 著
東大合格ランキングで上位を占める一方、「男尊女卑」「セクハラ体質」と批判され、「ホモソ」の巣窟とも見なされがちな男子校。ただし全国に2%しか存在せず、その内実を知るひとは少ない。独自アンケートをふまえ、男子校で始まっている先駆的な「包括的性教育」をルポ。92%の高校が共学なのにいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎に迫る。これからの時代に必要なのは、グローバル教育やSTEAM教育よりも性教育!第1章 男子校のアキレス腱第2章 ニッポンの性教育の現在地第3章 工夫を凝らした包括的性教育第4章 部分的に男子校を共学化する第5章 世間の反応に見えるバイアス第6章 共学校に潜む男子校の亡霊
2024/06/07 刊行

武田徹 著
『田中角栄研究』『宇宙からの帰還』『脳死』など、ジャーナリストとして膨大な著作を残した「知の巨人」は、なぜ晩年、あえて非科学的な領域に踏み込み、批判を浴びたのか……。「語り得ない領域」に触れる詩や信仰の言葉を弄ぶことを禁じて、ファクトを積み重ねて突き進んでいた立花が、最晩年に小説や詩が醸す豊潤な世界に身を委ね、宗教と和解する必然を描きだした渾身のルポルタージュ。現代社会に問いを立て続け、書き、疾走した立花隆の原点と到達点を解き明かす。大江健三郎氏との未公開対談「創作と現実の間」を収録。
2024/06/07 刊行

ビジネス書、ぜんぶ私が試します!
多田文明 著
世を賑わすビジネス書、自己啓発法。書評やレビューは星の数ほどあるが、愚直に本に書いてあるとおりのノウハウを試したら、どうなるか? 本当に「夢を叶えて」「年収10倍」は「誰でも実現可能」なのか? 体験派ルポライターとして知られる著者だが、ベストセラー『ついていったらこうなった』の一発屋では終われないという危機感から、速読・整理法・発想法・会話術・プレゼン術などの体験取材を敢行。壮絶な挑戦の末につかんだ“成功法則”とは?
2024/05/31 刊行

菅原道真・平将門・崇徳院
山田雄司 著
怨霊とは死後に落ち着くところのない霊魂である。古来、日本では怨霊が憑依することによって、個人的な祟りにとどまらず、疫病や天変地異など社会に甚大な被害がもたらされると信じられてきた。三大怨霊と称される菅原道真、平将門、崇徳院は死後、いかに人々を恐怖に陥れたのか。そして、どのように鎮魂がなされたのか。霊魂の存在から説き起こし、怨霊の誕生とその終焉、さらに近代の霊魂文化まで概観する。
2024/05/31 刊行

日本・琉球をゆるがした412日間
西川武臣 著
アメリカの東インド艦隊が1853年5月那覇沖に、7月浦賀沖に現れ、琉球王国と日本は開国と動乱の時代を迎える。「黒船」見物、琉球調査隊による発砲事件、乗組員の無断上陸、電信機実験など、そのとき多くの人びとが初めて西洋人と西洋文明に遭遇した。翌年の条約締結までの間、何が起こっていたのか。条約交渉過程を追いつつ、黒船絵巻や瓦版、日記などを博捜し、庶民が経験した事件としてのペリー来航を描く。
2024/05/31 刊行

愛川晶 著
本格落語ミステリ「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズの1~4巻を合本。1巻『道具屋殺人事件』2巻『芝浜謎噺』3巻『うまや怪談』4巻『三題噺 示現流幽霊』
2024/05/31 刊行

岸本葉子 著
両親を見送り、少しのゆとりを手に入れた一方で、無理はきかないのが五〇代。一人暮らしのマンションをリフォームし、いらない物は減らして身軽に。将来に向けて生活を整えながらも、欲しい服を求め東奔西走、時にはのんびり一人旅も。自分らしく、柔軟に年を重ねるヒントが満載の、シニアへ向かう世代を応援するエッセイ。
2024/05/31 刊行

木下長宏 著
ダヴィデ、システィーナ礼拝堂天井画、「最後の審判」などで知られるルネサンスの巨匠ミケランジェロ。彫刻や絵画のみならず、建築、素描、詩篇にいたる超人的な芸術活動の核心には何があるのか。八九年に及ぶ波瀾の生涯をたどりつつ、代表的な作品を精緻に読み解き、そこに秘められたメッセージを解明していく。レオナルドの対極に位置する「混沌(カオス)」を生きる芸術家として再発見し、ミケランジェロ像を刷新する。
2024/05/31 刊行

神田紅梅亭寄席物帳
愛川晶 著
福の助は二つ目ながら、若手真打ちが主に出演する落語会にお呼びがかかり、予告した演目を変えられないこの会で『厩火事』をかけることに。一方、亮子が勤める学校で妙ちきりんな事件が発生。さらに落語会当日に亮子の父から違う噺を演ってくれと頼まれて……。果たして福の助はこの事態を切り抜け、事件を解決できるのか?落語を演じて謎を解く! 本格落語ミステリ集、第三弾。
2024/05/31 刊行

深沢七郎 著
小説『楢山節考』で異色の文壇デビューを果たした著者が、正宗白鳥、武田泰淳、井伏鱒二ら、畏敬する作家たちとの奇妙でおかしな交流を綴る抱腹絶倒の文壇登場日記(『言わなければ......』一九五八年)。一九六〇年代初め、各地を転々としながら書き継がれた姉妹編(『言わなければ......』一九六三年))。著者の代表的なエッセイ集二冊の合本。
2024/05/31 刊行

神田紅梅亭寄席物帳
愛川晶 著
病に倒れ高座から離れていた六代目山桜亭馬春の復帰独演会までいよいよ一カ月半となったところで、師匠がネタ出ししたのは『海の幸』という噺だった。亮子どころか福の助やお席亭、落語界の生き字引きも首をひねるばかり。実はこの噺、晩年の彦六が最後に演じる予定だった、誰にも内容がわからない謎の噺で……。落語を演じて謎を解く。本格落語ミステリ集。
2024/05/31 刊行

社会派推理レアコレクション
松本清張 著
ジャンルの始祖・清張にとって、「社会派推理」とは何だったのか?『或る「小倉日記」伝』(1952)で芥川賞を受賞し、『点と線』(1958)でブレイク、『小説帝銀事件』(1959)で現実の事件に取り組み、『日本の黒い霧』(1960)でノンフィクションへ――と、松本清張はデビュー以来、瞬く間に新たな領域を開拓し、のちに「社会派推理の祖」と称された。1950~60年代の日本を背景に、本格派/社会派、純文学/エンターテインメント、フィクション/ノンフィクション……といった複数のジャンルの枠を超えて成立した「社会派推理」の実像は、清張没後30年を経てなお、いまだ広く知られていない。本書では、その「社会派推理」をテーマに、初書籍化となる中篇(表題作)はじめ、これまで単著・全集未収録だった貴重な小説・トーク・エッセイを中心にセレクトした。本人およびその同時代作家たちによる証言を通して、「社会派推理」が求められた原点、そしてその展開の軌跡と可能性の中心をさぐる。【目次】[小説]閉じた海(1973)よごれた虹(1962)雨(1966)[対談・座談]私小説と本格小説――対談・平野謙(1962)推理小説の作者と読者――座談・高木彬光/水沢周(1962)作家と批評家――対談・権田萬治(1973)[エッセイ・インタビュー]広津和郎(1968)石川達三(1985)白の謀略(1977)世界が激動しても、人間は変わらないんだよ――生前最後のインタビュー(1992)解説・藤井淑禎
2024/05/31 刊行

木下長宏 著
三七歳で自ら命を絶ったヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。彼の画家人生は、わずか一〇年あまりにすぎない。その短い歳月に、四〇点を超える自画像を遺した。なぜゴッホはこれほど多くの自画像を描き、そしてそこに何を見いだしたのか――。ゴッホ研究の第一人者が、その求道的な生涯とともに、自画像を一点ずつたどっていく。丹念な作品の読解によって浮かび上がる、新しいゴッホの世界。自画像全点カラー収録。
2024/05/31 刊行

吉川永青 著
岡田以蔵が遺した不可解な言動と謎多き人斬りの数々。常人には理解しがたいそこには恐るべき「道理」が存在した。気鋭の筆が幕末日本の闇をえぐり出す、戦慄の歴史サスペンス。
2024/05/22 刊行

阿津川辰海/井上真偽/空木春宵/織守きょうや/斜線堂有紀 著
あなたはここから出られるか? 謎の研究所、不気味な神社、記憶を失う森……人気作家たちが仕掛けた五つのシチュエーションから、脱け出す鍵を見つけ出せ。没入感溢れる新たな小説集。
2024/05/22 刊行