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私設秘書 真野正司
阿桜世記 著
与党議員の政治的スキャンダルを立て続けに暴き、「国会のトマホーク」の異名を持つ衆議院議員・荒岩光輝に憧れた真野正司は、荒岩の私設秘書となる。ある日、地元選挙区に向かう新幹線の喫煙室で、荒岩が若い男とともに死亡。荒岩はロシア諜報機関に協力して情報を集めていたが、ウクライナ侵攻を批判する発言が元で暗殺されたのではないかという噂が広がり、疑問を抱いた真野が調査を進める。すると、新興宗教教団からの怪しい寄付金や総務省が絡む政治資金の不正還付など、さまざまな疑惑が持ち上がる。真野は、学生アルバイトの樽見、ロシア人貿易商イワンと協力して真相に近づいていく。新幹線内での殺人に隠された意外なトリックとは?
2024/06/19 刊行

安田浩一 著
「朝鮮人が暴動を起こした、井戸に毒を投げ込んだ……」。関東大震災の発生直後、各地で飛び交ったデマによって多くの朝鮮人が命を奪われた。非常時に一気に噴き上がる差別と偏見。東京で、神奈川で、千葉で、埼玉で、悲惨な事件はいかなるメカニズムで起きたか。虐殺の「埋もれた歴史」は誰によってどのように掘り起こされてきたか。100年余りが経過した現在、何が変わり、何が変わらないのか。歴史的事実を葬ろうとする者たち、人災を天災の中に閉じ込めようとする政治家、差別行為にお墨付きを与える行政……。差別やヘイトクライムの問題を長年追ってきたジャーナリストが100年余り前と現在を往還し、虐殺事件が及ぼし続ける様々な風景を描く。
2024/06/19 刊行

保坂祐希 著
話題の作家・保坂祐希の新作は、シニア女性版『あらしのよるに』!?佐伯真理子(76歳)は、台風の夜、庭に倒れていた加代(73歳)を助け、しばらく一緒に住むことに。節約、節制を続け、面白みのない毎日を過ごしていた真理子にとって、破天荒で、金遣いも豪快な加代の存在は、新鮮で刺激的!ずっと一緒にいたいと思った時、加代の正体が判明する。なんと加代は、真理子が30年間、恨み続けた存在で……?
2024/06/19 刊行

「赤城」永遠
横山信義 著
航空主兵主義を採用した連合艦隊による、大艦巨砲主義の米海軍撃退には限界が見えていた。米海軍の新鋭空母や新型戦闘機の登場は、連合艦隊の航空優勢の維持を困難なものに変えつつある。もはや日本に残された道はただひとつ。かの日本海海戦に匹敵する大勝利をもって、米国を講和会議の場に引き出すのだ。クェゼリンを奇襲し米本国からの増援を断ち切った上で、米太平洋艦隊の根拠地であるトラックへの攻撃を開始する連合艦隊は、航空基地に大打撃を与えて制空権を得たものの、かの「赤城」「長門」「陸奥」の三戦艦をたった一隻で圧倒してみせた世界最強戦艦「オレゴン」を中心とした米海軍主力艦隊は未だ健在である。はたして、この最後の戦いに勝利を得て戦争終結への道筋をつけられるのか?「報告では、空では我が軍が優勢、海ではアメリカ軍が優勢とのことです。特に、アメリカが戦線に投入した新鋭戦艦の威力は凄まじく、我が国が世界に誇ってきた二隻の戦艦『長門』『陸奥』が子供扱いにされてしまったとか」駐英日本大使 吉田茂
2024/06/19 刊行

上野貴弘 著
人類共通の課題、気候変動。各国はこれを解決すべく、温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ2015年にパリ協定に合意した。しかし17年、トランプ米大統領が協定脱退を宣言。中国やインドなど新興国が条件闘争をはじめ、国際協調が動揺している。本書は米国、欧州、新興国の利害が錯綜する政治力学を、産業、貿易、金融、エネルギーの観点から解き明かす。激しい国家間対立の終結を目指して、世界、日本が進むべき道とは。
2024/06/19 刊行

災害ボランティア、地域の居場所から気候変動対策まで
宮垣元 著
政府・自治体や企業から独立した民間の非営利団体・組織=NPO。阪神・淡路大震災後のボランティア活動以降、広く知られる。近年、子どもの貧困や孤独、気候変動など新たな社会課題が顕在化すると、行動の中心となり、活動分野と範囲を拡大。かつての会社や地域社会のような人と人を結び付ける「中間集団」が細るなか、その受け皿としても注目される。本書は、歴史、制度、存在理由から特性まで、把握しづらい実態を描く。
2024/06/19 刊行

ブレイディみかこ 著
「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」福岡の80代父(職人肌)とイギリス人息子(思春期)の謎の意気投合、トラック運転手の夫と福岡の母が同時に重病に――予想外の事件が舞い込む珠玉な日常を、ガッツと笑いで楽しむ英国在住作家のド根性エッセイ。
2024/06/19 刊行

病院サスペンス集
黒岩重吾 著/日下三蔵 編
黒岩重吾生誕100年企画。「病院」「医療」を背景にした作品は、直木賞受賞作『背徳のメス』(長篇ミステリ)に代表される、黒岩重吾の初期作品の真骨頂。著者自身の戦争体験、戦後の小児麻痺による闘病を色濃く投影し、社会の底辺から、病院に巣くう権力構造、愛憎、欲望、人間の業を描き出す。ミステリ寄りの作品であっても、人間を描くところに妙味があり、また、関西舞台の作品にも味わいがある。以下6篇を収録。「病葉の踊り」「深夜の競走」「法王の牙」「さ迷える魂」「造花の値段」「最後の踊り」
2024/06/19 刊行

佐藤愛子 著
世の中が変われば、考えも変わる。『婦人公論』初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。39歳から100歳の今日に至る波瀾万丈の人生を振り返る、選りすぐりの一冊。巻末に、単行本刊行を受けての五木寛之氏との対談を初収録。
2024/06/19 刊行

南條竹則 著
東坡肉に宋代の詩人・蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ? 中華料理の複雑な味わい、山海珍味の調理法には、歴史を彩る文人、皇帝、民衆たちのエピソードが秘められている。食と酒を愛する著者が、中国・日本の各所で口にしてきた美味佳肴とともに中華料理の奥深さを語るエッセイ。文庫化に際し「酒虫と消麺虫」他を増補。〈解説〉平松洋子
2024/06/19 刊行

性・モード・風俗
小倉孝誠 著
貞淑で慈愛に満ち献身的、清潔で若々しく、優雅に振る舞う……。近代社会において〈女らしさ〉はどのように規範化され、いかに共有されたのか。フランスの文学・絵画表現からモード、礼儀作法書まで「見られる女/見る男」の変遷を辿り、歴史空間のなかで規制されてきた女性の身体を浮き彫りにする。新章を書き下ろした増補改訂版。図版63点収載。
2024/06/19 刊行

附・安吾探偵とそのライヴァルたち
坂口安吾 著
それは、「人生最高のゲーム」だった――日本の本格ミステリ史上屈指の名作『不連続殺人事件』。その誕生背景には、若き文学者たちが戦時下に行なった伝説の「犯人当て」イベントがあった。荒正人・大井広介・平野謙ら、坂口安吾の〈ライヴァル探偵〉たちによる貴重な回想・証言と、小説本文を初めて一冊に。〈解説〉野崎六助【目次】[小説]坂口安吾『不連続殺人事件』[資料編](※は書籍初収録)平野謙:平野探偵の手記大井広介:犯人当て奨励/「現代文学」の悪童たち※荒正人:『回想・昭和文学四十年(抄)』荒正人・江戸川乱歩・大井広介:鼎談・評論家の眼※江戸川乱歩:『不連続殺人事件』を評す/坂口安吾の思出埴谷雄高:遠い記憶から――『不連続殺人事件』/署名本佐々木基一:「現代文学」回想※[解説]野崎六助
2024/06/19 刊行

伊藤比呂美 著
新しい生活が始まった。熊本―東京を行き来するあたしを待つのは、愛犬(三歳)、植物(八十鉢)、学生たち(数百人)。ハマる事象、加齢の実状、一人の寂しさ、そして、自由。老いの体感をリアルに刻む最新エッセイ。熱く共感を集めて大好評の『閉経記』『たそがれてゆく子さん』に続く〈伊藤比呂美の今〉週一で早稲田に通勤 こんやくにハマる 熱中症になりかける 鉢植えをどんどん買う 靴が合わない ズンバに行かない 父の寂しさを思う 食べるのがめんどくさい 入浴剤に凝る サンディエゴに帰る オヤジたちに絶望する 『ボヘミアン・ラプソディ』礼讃 高齢者の運転を考える しょうゆ味に回帰 仔猫を拾う LINVEがおもしろすぎる 甘くない食パンが食べたい 姿勢が悪い 不安がひたひたと沁みてくる ロボット掃除機を購入 友人にマスクを送る 空港への道を忘れた 車を買う びんのふたが開けられない 学生とオンライン飲み会 母のコートを着る 譲渡犬のサイトを見る…………本書のエピソードより
2024/06/19 刊行

No.1609[読者627人と考える「結婚って、何?」]
婦人公論編集部 編
※『宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇』は掲載されておりません。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・美輪明宏のごきげんレッスン・田中達也 ミニチュアの世界~四季を感じて~・目次・〈特集〉読者627人と考える「結婚って、何?」・岩下志麻 同志で戦友の夫と、映画という魔物を追い続けて・〈読者627人アンケート〉私の選択、満足度は・牛窪恵 「結婚は嗜好品、子どもは贅沢品」と言う若者たち・半藤末利子 平和への思いと私への愛を遺して逝ったあなた・甘糟りり子×ジェーン・スー 「未婚はかわいそう」って変じゃない?・松井久子 76歳と89歳で再婚、あれから2年の覚悟・木村草太×酒井順子 「選択的夫婦別姓」「同性婚」の現在地・露の団姫 自分の姓を取り戻すためペーパー離婚しました・武香織 〈ルポ〉親の葛藤――子どもの決断を受け入れるまで・伊藤比呂美 猫婆犬婆・ブレイディみかこ 転がる珠玉のように・関容子 名優たちの転機/五代目中村時蔵改メ初代中村萬壽・自社広告・自社広告・「年金」アンケートのお願い・樋口恵子 老いの実況中継・読みたい本・群ようこ 私の書いた本・荻原博子の〝トクする!″マネーNEWS・京の菓子、おりおり・〈対談〉草笛光子の「ありのままで」 ゲスト/真矢ミキ・自社広告・佐藤愛子 近況短信・西川千栄 お料理歳時記/和菓子で涼やかに・わたしを癒やす美容時間 「お手入れの効果を実感できない」を解消する・中野京子 西洋絵画のお約束~シンボルで読み解く~・『婦人公論』女性の生き方研究所 「終活」あなたはする派? しない派?(後篇)・ごほうびランチ・新・心とからだの養生学 口腔ケア習慣で病気知らず・石田純子のおしゃれ塾・GOMA 記憶を失った僕は描き、奏でる・自社広告・〈第2特集〉「腸活」最前線・こんなにある! 腸を整えるメリット・内藤裕二 万病を遠ざける理想の食事とは・〝ちょい足し″食品をお腹の健康に役立てよう・齋藤悌子 石垣島のジャズ・シンガー 88歳の歌を全国に届けたい・川島英子 饅頭ひとすじの老舗、暖簾を守る100歳の思い・多賀幹子 キャサリン妃はなぜ、がん公表を余儀なくされたのか・樋田敦子〈ルポ〉西山誠子さん78歳が非正規滞在の外国人を支援する理由・江原啓之 「幸せぐせ」を身につけよう・鈴木保奈美 獅子座、A型、丙午。・中津川りえ 傾斜宮占い・原田ひ香 月収・周防柳 恋する女帝・ひらめきパズル・読者のひろば・愛読者グループ便り・プレゼント付き読者アンケートのお願い・自社広告・自社広告・定期購読のご案内・婦人公論ff倶楽部Room・ff倶楽部会員登録方法・阿川佐和子 見上げれば三日月・自社広告・ヤマザキマリ 地球の住民・ジェーン・スー スーダラ外伝・次号予告・自社広告
2024/06/14 刊行

安藤優子/中北浩爾/越直美/岩本美砂子/池本大輔/岩崎育夫/海野素央/佐藤千也子/吉野直也/伊藤俊行 著
●〔対談〕政治の「危機」で聞こえ始めた待望論自民党の救世主か、終わりの始まりか安藤優子×中北浩爾●最年少女性市長の次なる挑戦自治体も企業も多様性なくして成長なし越 直美●「土井たか子ブーム」はなぜ続かなかったのか岩本美砂子●サッチャーとメイ――イギリスの女性宰相に何を学ぶか池本大輔●日本、中国は例外的アジアに女性指導者が多い理由岩崎育夫●シミュレーション「トランプ・小池会談」の衝撃海野素央●〔座談会〕毎日・日経・読売の元政治部長が語る気になるあの人の実力と個性佐藤千矢子×吉野直也×伊藤俊行
2024/06/10 刊行