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アヴァンギャルド、戦争画から21世紀の新潮流まで
草薙奈津子 著
昭和十年代、前衛美術集団の離合集散が続いた。だが、新しい絵画の胎動は戦時体制に飲み込まれ、富士山や軍人など国威昂揚を意図した絵画が制作されるようになる。戦後は国粋主義への批判から「日本画滅亡論」が唱えられ、新しい道の模索を余儀なくされた。本書は、前衛として戦前に注目された吉岡堅二らから、戦時中、そして復興に寄り添って人気を博した東山魁夷や平山郁夫の活躍、さらに、平成以降の新潮流までを描く。
2024/09/30 刊行

狩野派の崩壊から院展・官展の隆盛まで
草薙奈津子 著
開国後、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画は、西洋絵画と出遭い、「日本画」と称すようになった。フェノロサに評価された日本画は、岡倉天心、橋本雅邦らが新設の東京美術学校で確立。のちには日本美術院の横山大観や菱田春草らが技法を追究し進展させる。本書は、幕末の横浜浮世絵や南画から、国家主導で堂々たる作品が制作された明治期、そして、今村紫紅に代表されるのびやかな画風の大正期を描く。
2024/09/30 刊行

T・S・エリオット 著 深瀬基寛 訳
「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦【目次】 荒 地Ⅰ 死者の埋葬 Ⅱ チェス遊び Ⅲ 劫火の説教 Ⅳ 水死 Ⅴ 雷の曰く「荒地」自註 文化の定義のための覚書第1章 「カルチュア」の三つの意味第2章 階級と「エリット」第3章 統一性と多様性:地域第4章 統一性と多様性:宗派と祭式第5章 文化と政治についての一つの覚書第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語附 録 ヨーロッパ文化の統一性 エリオットの人と思想(深瀬基寛)
2024/09/30 刊行

中村彰彦 著
徳川将軍、異色の大名、江戸を騒がせた盗賊、新選組、そして戊辰戦争を潜り抜けた明治・大正期の軍人たち――。奇譚とエピソード満載。歴史を読み解く愉しみを堪能させる、最新エッセイを収録。
2024/09/30 刊行

安彦良和 著
ギリシア神世界での権力闘争の渦中に、生を受けた運命の子、アリオン。『機動戦士ガンダム』等で有名なアニメーターの漫画家デビュー作。
2024/09/30 刊行

安彦良和 著
ツノミが母とともに、父ナムジを追って沖ノ島に移住して十年あまりが過ぎた。だが、邪馬台と於投馬の争いは孤島に暮らす彼らをも見逃さなかった。(『神武①』より)
2024/09/30 刊行

ジュール・ミシュレ 著 桑原武夫/多田道太郎/樋口謹一 訳
近代なるものの源泉となった歴史的一大変革と流血を生き抜いた「人民」を主人公とするフランス革命史の決定版。上巻は一七九二年、ヴァルミの勝利まで。
2024/09/30 刊行

ジュール・ミシュレ 著 桑原武夫/多田道太郎/樋口謹一 訳
「人民」を主人公とするフランス革命史の決定版。上巻は三部会の招集、バスチーユ襲撃、ヴェルサイユ行進、ヴァレンヌ逃亡事件、一七九二年、ヴァルミの勝利まで。下巻は一七九二年、国民公会の招集、王政廃止、共和国宣言から一九七三年のルイ十六世処刑、一七九四年の最高存在の祭典、ロベスピエール派の全員死刑までの激動の経緯を描く。〈解説〉小倉孝誠
2024/09/30 刊行

ナチスの彫刻家の回想
アルノ・ブレーカー 著 髙橋洋一 訳
ミケランジェロの再来と嘱望された彫刻家は、ナチス芸術の寵児となった。占領下パリで掴んだ禁断の栄光。コクトー、マイヨールなどの芸術家、ナチス高官ゲッベルス、シュペーア、対独協力者ラヴァル首相との密月の交流を証言する。
2024/09/30 刊行

ジュール・ミシュレ 著 桑原武夫/多田道太郎/樋口謹一 訳
下巻は一七九二年、国民公会の招集、王政廃止、共和国宣言から一九七三年のルイ十六世処刑、一七九四年の最高存在の祭典、ロベスピエール派の全員死刑までの激動の経緯を描く。〈解説〉小倉孝誠
2024/09/30 刊行

石川桂子 著
夢二と大正ロマンに思いを馳せながら、東京散歩を楽しもう!夢二ゆかりの東京の味、老舗、街をビジュアル豊富に紹介します。
2024/09/19 刊行

三津田信三 著
笛が鳴っている。逃げないと、化物がやって来る――。摩館市「だれまさんが殺した」殺人事件に続く、新たな「笛吹き鬼」事件とは……。
2024/09/19 刊行

安田依央 著
幼い頃から、ピンクもリボンも恋愛も好きではなかった。だから私は、世界から逃げ出した――。「やさしい死に方」を教えてくれるという喫茶店に集まった三人。「女」であることへの違和感を押し殺してきた沙保。家の関係で、ゲイであることを誰にも言えなかったミナト。そして、なぜここにいるのかわからないほど、全てから自由に生きる律。奇妙な共同生活の中で、沙保はこれまでの「当たり前」から解き放たれて――。
2024/09/19 刊行

樋口有介 著
大学を中退したぼくは、カメラを手に都会の生き物を撮り歩いている。退屈な人と言われ続けた22年の人生は、少し生意気な明夜と出会い変わりはじめた――。ほろ苦くも爽やかな青春恋愛小説。
2024/09/19 刊行

最果タヒ 著
「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイ連載が遂に書籍化!
2024/09/19 刊行