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アグラファ5
三浦真奈美 著
船大工たちが竜骨に取り付き、木槌の音を響かせていた。彼らのまわりには加工の番を持つ丸太が山と積まれる。港は活気に満ちていた。リグリア討伐軍の司令官に任命されたミオが真っ先に着手したのが、戦船の新造であった。しかしルカーノの港を視察中、忘れるはずのないあの海賊に出逢ったミオは思わず剣を抜き放った──!!
2003/05/25 刊行
夢枕獏 著
安倍仲麿の子孫・安倍晴明尾花丸は、帝の怨病を知り都に上った。幼き身ながら陰陽頭・蘆屋道満との問答対決を制し、御悩平癒の祈祷を拝命する。だが、道満は邪悪な陰謀を巡らせ、仲麿に恨みを抱く唐土の妖狐も加わって、京を揺るがす呪法合戦が──平成の講釈師・夢枕獏秀斎が語ります大バトルの顛末!
2003/05/25 刊行
押出しファイリング
野口悠紀雄 著
情報洪水のなかで書類や資料を保存し、検索するには従来のやり方では対処できない。「整理する時間がないほど忙しい」すべての人に贈る福音の書。
2003/05/25 刊行
真昼の星迷走
荻原規子 著
異端審問官を求めて始まった新たな旅。探し当てたのは背の高い吟遊詩人。奇妙なしゃべり方のその男は記憶を操作し、禁忌を決めつける……。知りすぎたものの危険と孤独に立ち向かうフィリエルの心が世界を変えていく。大人気ファンタジー全8巻、ついに完結!
2003/05/25 刊行
山本鈴美香 著
紅蜥蜴が逃げ込んだはずの無人の教会に現われたのはロレンツォだった。オリビエはロレンツォにかけられた疑いを晴らそうと彼の過去を聞き出すが…。
2003/05/23 刊行
山際淳司 著
雪煙のなかに消えていった男たちをいま一度よみがえらせ、その鮮烈な生を解剖する! 急逝したノンフィクション作家の尖鋭的な名作。
2003/05/23 刊行
空海 著 福永光司 訳 松長有慶 解説
四六駢儷文を駆使し、儒・道・仏の三教の優劣を戯曲構成で論じた若き空海の出家宣言。現代語訳と原漢文のあとに詳細な注釈を付して、入唐前の空海の思想遍歴と豊かな学殖を探る。
2003/05/10 刊行
ハイデガー 著 原佑/渡邊二郎 訳
存在論は古代中世以来、ヨーロッパ哲学の根本課題であった。ハイデガーはこの伝統を新たに取り上げ直し、存在の根底を見つめ、生存の基底を直視し、実存の深みを見定めようとする。
2003/05/10 刊行
森繁久彌 著
ライターを知らないソ連兵に春画を売って食いつないだ終戦直後の新京――略奪と暴行と殺戮のこの街から一人の役者が誕生した。「人に嘘はついても、もう二度と自分の心には嘘はつくまい」と決意を胸に、役者への道を邁進し人生を切り拓いた昭和芸能史の華、森繁久彌ならではのユーモア溢れる自画像。終戦直後の日本、人々――人々はどうやって立ち直り、力を取り戻していったのか、軽妙洒脱の裏に悲哀を漂わせる筆致で描かれた森繁サンの素顔。
2003/04/25 刊行
風餐露宿の巻
邱永漢 著
烏鶏国王はあわれにも井戸に突き落されて帝位を奪われた。玉座にはニセ者がそっくりの姿で就いている。一肌ぬごうと悟空は大いに張りきる。ところがなんと、この背後には、菩薩さまがおられるようだ。諷刺の才筆と藤城清治の美しい影絵の愉快な妖怪社会。
2003/04/25 刊行
昇龍の刻1
千葉暁 著
ガイザスを打ち倒し、イシュカークの新国主に就任したデュマシオン。しかし列強の筆頭たるエリダーヌがついにラーヘルキア侵攻を開始した。劣勢の国主同盟軍に勝機はあるのか?
2003/04/25 刊行
谷甲州 著
巨大化する日本に危惧を抱き、牽制を繰り返す米国。太平洋の二大シーパワー激突の瞬間は刻一刻と迫っていた。昭和一七年四月、戦爆連合約百機が、黎明を衝いて真珠湾に突撃するが!?
2003/04/25 刊行
高橋義夫 著
芥川賞作家・高橋義夫による御隠居忍法シリーズ。間謀・伊賀者の子孫であり、昌平坂学問所の秀才鹿間狸斎が江戸から奥州の隠居所に戻ると、山中で白骨化した手首が見つかったとの報せが……難事件に狸斎はどう立ち向かうか。神隠し、消えた死体、天領と小藩を巡る陰謀の行方をめぐって、御隠居が活躍する痛快時代小説。「この御隠居、ただ者にあらず!」乞うご期待!!
2003/04/25 刊行
呉の覇権
柘植久慶 著
「三国志」時代に、蜀魏の二国に軍師として戦いに臨んだ御厨太郎が、遂に呉の孫権とともに中原制覇に挑む! はたして歴史は変わるのか? 「逆撃」シリーズ、堂々の完結篇。
2003/04/25 刊行
高度医療時代の患者サーヴィス
土肥修司 著
十九世紀なかばに、アメリカ合衆国で初めてエーテル麻酔が行なわれるまで、手術室はまさに修羅場であった。しかし、それから一五〇年の間に、麻酔・蘇生学の領域は、単に痛みの軽減に留まらず、手術前から後への患者の全身的なケアまでを受け持つことになった。本書は、黎明期からの先人の苦心の跡を辿り、麻酔がかかる仕組みを探り、今後の手術室がより快適であるための方法と可能性を、大学病院の現場から報告するものである。
2003/04/25 刊行