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亢龍の刻3
千葉暁 著
帝国政府は皇宮突入の不手際を理由にイシュカークを帝都より追放。デュマシオンは皇帝の代理人から属国の国主に戻されてしまった。皇女との別れ、そして失意の帰国。だが、旧態依然とした国元では国主の座を狙う一派との争いが尽きることなく続いている。絶望に囚われるデュマシオン──。しかし、遂に試練の刻が……!
2003/06/25 刊行
内田百閒 著
持病の発作に恐々としつつも医者の目を盗み麦酒をがぶがぶ……。ご存知百閒先生が、己の病、身体、健康について飄々と綴った随筆を集成したアンソロジー。
2003/06/23 刊行
山本鈴美香 著
高貴な血をひきながら周囲に祝福されない子どもを幽閉する青薔薇館。ロレンツォと紅蜥蜴は幼い頃、その青薔薇館で兄弟のように暮らしていた。
2003/06/23 刊行
井筒俊彦 著
現代においてもなお宗教的・軍事的一大勢力であり続けるイスラームとは何か。コーランの意味論的分析から、イスラーム教の端緒と本質に挑んだ独創的研究。
2003/06/23 刊行
荒牧典俊 訳
「菩薩道の現象学」と呼び得る本経は、菩薩のあり方やその修行の階位を十種に分けて解き明かし、大乗仏教の哲学思想の展開過程における中核である。
2003/06/23 刊行
第Ⅱ部 異郷の煌姫1
茅田砂胡 著
デルフィニアの内乱より三年――国王と王女となったウォルとリィに、新たなる争乱と暗殺の危機が。隣国の罠と対決する新デルフィニアの面々の活躍!
2003/06/23 刊行
アーネスト・シャクルトン 著 木村義昌/谷口善也 訳
初の南極大陸横断を企てた英国のシャクルトンによる探検記。遭難し氷海に投げ出されて孤立無援となった探検隊を率い、全員を生還させるまでを描く。
2003/06/23 刊行
ハイデガー 著 原佑/渡邊二郎 訳
ハイデガー自家用本に書き込まれた欄外注記と諸版の異同を吟味し、近年の研究成果を盛り込んだ日本語訳と懇切な訳注。巻末に新しい年譜と詳細な索引を付した決定版。全三巻完結。
2003/06/10 刊行
キルケゴール 著 桝田啓三郎 訳 柏原啓一 解説
絶望という病根にこれほど深くメスを加え、これをえぐり出した書物は他に類がない。そしてその絶望や不安から脱する道、自己回復の道をさし示した本書は、実存思想の始点となった。
2003/06/10 刊行
色は匂えどの巻
邱永漢 著
藤城清治の美しい影絵に誘われて、妖怪たちの旅はまだまだ続く・・・「死せる者は行け。生ける者は入れ」と呪文を七回唱えたら、ビクの中に金魚が一匹入って来た。これが通天河の化け物だったのだ。スッポンの船で渡河した一行は、荒涼たる岩山道に踏み入る。諷刺の才筆が描き出す愉快な妖怪社会。
2003/05/30 刊行
昇龍の刻2
千葉暁 著
太古より伝わる遊牧民の聖地で《半人半馬の悪魔》が産声をあげた――この東方の辺境の異変が、瓦解寸前の国主連合軍を率いてエリダーヌ軍と対峙するデュマシオンにもたらされた!
2003/05/30 刊行
高橋義夫 著
伊賀者の子孫・鹿間狸斎は四十で家督を子に譲り、草深い奥州、笹野に住み着いた。しかし、静かに暮らしたいという願いとは裏腹に様々な事件が降りかかってくる・・・奥州寒村の隠居所に暮らす伊賀者の子孫は、いかに難事件を解決するのか。天下一の勇士と呼ばれた男の差料を巡る騒動を描く「鬼切丸」他、鹿間狸斎の才覚と手腕を活写する。狸斎のとぎすまされた気と技がこの世の悪を断つ!
2003/05/30 刊行
遅すぎた名誉回復
黒川修司 著
一九九〇年、ミシガン大学の米国大学教授連合支部の機関誌に、赤狩りの犠牲者三名の名誉回復の記事が出た。これがきっかけで著者は、米国が今も後ろめたく感じているマッカーシーイズムの時代に、米国の教官、大学、そして団体が学問の自由にいかに対応したかを探り、米ソのデタントが成立し、共産主義に非寛容でなくなった時点まで跡づけている。同時に、民主主義の国=米国がもつ衆愚政治への危険性にも、目を向けさせてくれる。
2003/05/30 刊行
『武士道』から『「甘え」の構造』まで
大久保喬樹 著
奈良・平安のいにしえから、日本人は自らの文化の特質について、さまざまな角度から論じてきた。それは、常に異国文化の影響下で自分たちの考え方やふるまい方を築いてきたことと密接な関係がある。本書は、明治以降、西欧文化が激しく流入する時期に焦点を絞り、一五人の思想家、学者、作家などによる代表的な日本文化論を比較文化的視点から読み解くことによって、近代日本人の自画像を検証する試みである。
2003/05/25 刊行
不信と打算の現実主義
冨谷至 著
紀元前三世紀、韓の王族に生まれ、荀子に学んだ韓非は、国を憂えて韓王を諫めるも容れられず、憤慨して著述に向かう。その冷徹な思想は秦の始皇帝をも魅了し、「この人物に会えたら死んでもよい」と言わしめた。人間の本性は善か悪か。真の為政者はいかにあるべきか。『韓非子』五十五篇を読み解くのみならず、マキアベリ、ホッブズらの西洋思想と比較して、いまなお輝きを放ち続ける「究極の現実主義」の本質に迫る。
2003/05/25 刊行