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花田一三六 著
支配者たる聖典派、貧困に喘ぐ教会派。聖典派の代表・ランカスター家、教会派の首領・オニール家。リィーン・ランカスターとダグラス・オニール。二人の『邂逅』は運命だった――。
2003/09/25 刊行
アグラファ6
三浦真奈美 著
リグリア軍船がテサリアの地に結集。ついに植民地連合による反乱が始まった。しかしアティスは相変わらず権力闘争を繰り返している。ミオは必死に打開策を求めて駆けまわるが……。
2003/09/25 刊行
谷甲州 著
昭和一九年一月、インド洋では英印連合軍が護衛艦艇群の配備を強化、帝国海軍は水上艦艇の動きを制約され始めていた。この状況をみた艦隊司令部は、開戦当初は戦果を上げた特設巡洋艦による交通破壊戦の打ち切りを決めた。オーストラリア孤立化を図りインド洋の英艦隊を殲滅するという目標は、戦力不足により頓挫したのだ。だが、アンダマン海の制空権を断念した帝国軍の前に「セイロン島南方海面に敵空母発見」の報が。果たしてインド戦線は持ちこたえられるのか?
2003/09/25 刊行
吉村昭 著
末期癌に冒された妻の最後の願いとは……。妻を優しく励ます夫の切ない心情を描いた表題作。かつて自らの家に住み込み、家事見習いをしていた女性と再会した医師の心の揺れを描いた「買い物籠」など、日常生活に潜む〈非日常〉を精緻な文体で描いた珠玉の九篇。
2003/09/25 刊行
八杉佳穂 著
碑や絵文書に残された不思議な文字。天文や暦の計算、王朝や都市の盛衰を刻んでいることが最近明らかになった。そのファンタスティックな絵文字を読むための手がかりはどこにあるのか。マヤ文字の第一人者が魅力を解き明かす。
2003/09/25 刊行
迦葉品/護国尊者所問経/郁伽長者所問経
長尾雅人/桜部建 訳
「世界の真実を見よ」という釈尊の説いた中道思想を易しく解説し、美しい言葉と巧みな比喩によって「心とは何か」を考察する「迦葉品」。
2003/09/23 刊行
ああ世も末の巻
邱永漢 著
理想郷か失望郷か、ともかくも危難辛苦の片道十万八千里の旅は終った。かなりカビくさいが、五〇四八巻もの経典を授かる。だが、雲に乗って帰途についた三蔵たちはその後どこへ行ったのか……。諷刺の才筆と藤城清治の美しい影絵で描いた愉快な妖怪社会ものがたり、全巻完結。
2003/08/29 刊行
第三次大戦前夜
荒巻義雄 著
自由主義陣営の新潮流をよそに、魔王ヒトラーを戴く第三帝国では原爆の開発が着々と進展。世界最終戦争を予期する大高は「猿人作戦」を下令、霞部隊がアフリカに決死の潜入を図る。
2003/08/28 刊行
直立二足歩行の起原に迫る
島泰三 著
一本だけ離れて生えている太くて短い親指、ガラスさえ噛み砕くほど堅い歯。人類の手と口は、他の霊長類に例のない特異なものである。霊長類の調査を長年続けてきた著者は、サルの口と手の形、移動方法は、その主食によって決定されることを解明し、「口と手連合仮説」と名づけた。なぜアイアイの中指は細長いのか、なぜチンパンジーは拳固で歩くのか、そして人類は何を食べ、なぜ立ちあがったのか。スリリングな知の冒険が始まる。
2003/08/25 刊行
山本夏彦 著
世間で正義とされているもの、それはうさんくさい「茶の間の正義」であり、下等な嫉妬心の産物である。軽妙にして気骨隆々の初期作品集。〈解説〉山崎陽子
2003/08/23 刊行
升田幸三自伝
升田幸三 著
強烈な個性と鬼神の如き棋力をもって不世出の将棋名人となった升田幸三が、少年時代から名人位獲得までの波瀾の半生を奔放に語った自伝。主要棋譜を収録。
2003/08/23 刊行
檀一雄 著
韓国から台湾へ。リスボンからパリへ。マラケシュで迷路をさまよい、ニューヨークの木賃宿で安酒を流し込む。「老ヒッピー」こと檀一雄による檀流放浪記。
2003/08/23 刊行
第Ⅱ部 異郷の煌姫3
茅田砂胡 著
リィとウォルの国を挙げての結婚式の最中、タンガから宣戦布告が届く。先陣をきり飛び出した王と王妃はこの危機をどう乗り越えるのか!?
2003/08/23 刊行
開高健 著
ベトナムの戦場でネズミを食い、ブリュッセルの郊外の食堂でチョコレートに驚愕。味の魔力に取り憑かれた作家による世界美味紀行。〈解説〉大岡 玲
2003/08/23 刊行
森本達雄 著
弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。
2003/07/25 刊行