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明清と李朝の時代
岸本美緒/宮嶋博史 著
大帝国明と、それにとってかわった清。そして、朝鮮半島は李朝の時代をむかえる。「家」を主体にした近世の社会は、西洋との軋轢の中きしみ始める。
2008/09/25 刊行
バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで
安達正勝 著
一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とともに始まった革命は、やがて恐怖政治へ突入、ナポレオンを登場させ、彼の皇帝即位をもって幕を下ろす。本書は、ドラマに満ちた革命の有為転変をたどりつつ、当時を生きた人々の息づかいや社会の雰囲気を丁寧に追い、革命の時代を鮮やかに描き出す。
2008/09/25 刊行
村上春樹 訳 マーク・ストランド 著
混じりけないまでに精錬された言語が刻む、シュールでオフビートなイメージの配列--詩人の感受性に、型破りなパワーをあわせ持つ、風変わりな魅力あふれる〈小説〉集。
2008/09/10 刊行
哲学史に関する論考、鼎談、インタヴューに加え、追補コラム19本。全12巻を使いこなす上で不可欠な総索引は、〈人名〉、〈書名・論文名・雑誌名〉、さらに、重要な概念語やキーワードを含む〈事項〉の三つのパートからなります。巻末には、複数巻に分載されていた17世紀以降の哲学史年表を統合・拡充して収めました。執筆者ら150人超に行った読書アンケートも興味深い読み物です。思考の水先案内人として座右にお置きください。
2008/08/30 刊行
辻邦生 著
メディチ家の経済的破綻が始まり、フィオレンツァの春は、爛熟の様相を呈してきた――永遠の美を求めるボッティチェルリと彼を見つめる「私」は。
2008/08/25 刊行
大モンゴルの時代
杉山正明/北川誠一 著
ユーラシアの東西を席捲した史上最大・最強の大帝国モンゴルの、たぐいまれな統治システム、柔軟な経済政策などの知られざる実像を生き生きと描き出す。
2008/08/25 刊行
大統領たちの栄光と蹉跌
木村幹 著
一九四八年、日本の植民地から米国の占領を経て、建国した大韓民国。六〇年の間に、独裁国家から民主国家、途上国から先進国へと大きく変貌した。本書は、歴代大統領の「眼」と「体験」を通し、激変した韓国を描くものである。「建国の父」李承晩、軍事クーデタで政権を奪った朴正煕、民主化に大きな役割を果たした金泳三、金大中、そして「ポスト民主化」時代の廬武鉉、李明博。大統領たちの証言で織りなす現代史の意欲作。
2008/08/25 刊行
永六輔 著
「貴女が亡くなってから毎日書き続けている絵葉書はまもなく千通を越えます。切手を貼ってポストに入れて配達されるのを楽しんでいます。これから書く文章は、貴女へのラブレターです」最愛の妻を癌で亡くした著者の心に去来する、終末医療・在宅医療を巡る想い。エッセイとともに対談や座談を収録。
2008/08/22 刊行
澤田ふじ子 著
天正十三年(一五八五)秀吉が関白に就き、天下統合の速度を増していく中、地侍で石工衆差配の大森六左衛門は、聚楽第(じゅらくてい)御構(おかまえ)の普請に駆り出されていた。娘の於根と通じ合う十蔵、十蔵を妬み出世の野心を抱く以蔵らを従える六左衛門だが、権勢を肥大化させる秀吉の黒い影が迫る……。秀吉の「朝鮮出兵」に巻き込まれる人々を描く渾身の長編小説。
2008/08/22 刊行
澤田ふじ子 著
朝鮮を服属させ、明を征服する――天下統合を終え、千利休を切腹に追いやると、秀吉は関白就任直後から抱いていた大陸侵略の野望に乗り出す。大森衆には肥前名護屋城の石普請が要請され、待ち受ける苦難を覚悟する六左衛門と十蔵たち。父と恋人と別れる悲しみにくれる於根。だが以蔵には、これを好機ととらえるある企みがあった。
2008/08/22 刊行
澤田ふじ子 著
小西行長を主力とする第一陣に従い渡海する大森衆。六左衛門は待ち受ける城普請の激務に暗澹たる思いになるが、戦端が開くと、石工たちも否応なく戦乱に巻き込まれる。快進撃を続ける日本軍。人買いに奔走する以蔵。父や十蔵の消息が途絶え胸を痛める於根。朝鮮出兵の罪と翻弄される無名の人々を描く渾身の長編、堂々完結。
2008/08/22 刊行
バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
ようやく依頼人と出会えたものの、敵地をさまようシャリース一行。執拗に続くガルヴォ軍の追跡の果て、凶刃が振り下ろされ――! 人気シリーズ下巻!
2008/08/22 刊行
内田康夫 著
崇徳天皇に傾倒する男が経営する特別養護老人ホームで働く看護師・滋美。施設では入居者の不審な死が相次ぎ、滋美は内部告発の証拠となるフィルムをジャーナリストに渡そうとする。だが、ちょっとした手違いから、取材で崇徳天皇ゆかりの神社を訪ねる最中の浅見光彦に託してしまい――福祉事業の暗部に浅見光彦が迫る!!
2008/08/22 刊行
金子光晴 著
僕の人生でも、オアシスではない、スコールをいつも仰望しているのだ。二三回徹底的にやって無一物になって、出発し直したものだ――若き日の無銭旅行に始まる流浪の人生。長崎・上海・ジャワ・巴里へと至るそれぞれの土地を透徹な目で眺めてきた漂泊の詩人が綴るエッセイ。
2008/08/22 刊行
辻邦生 著
美しきシモネッタの死から一年、反目を強めていくいっぽうのパッツィ家とメディチ家。ついに復活祭のミサの席上、襲撃されジュリアーノが命を落とす。血で血を洗う抗争を冷徹にも思える目で見つめ、描き続けるボッティチェルリに驚く「私」――そして、傑作「ヴィーナスの誕生」が完成したのだった。
2008/08/22 刊行