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ヒューム 著 土岐邦夫/小西嘉四郎 訳 一ノ瀬正樹 解説
ニュートンの経験的実証的方法を取り入れ、日常的な経験世界の観察を通して人性の原理を解明し、その人間学の上に諸学問の完全な体系を確立しようとした。イギリス古典経験論の掉尾を飾る書
2010/07/10 刊行
大沼保昭 著
戦前・戦中、炭坑資源開発のためサハリン(樺太)に渡った労働者の中には強制的・半強制的に募集・連行された韓国・朝鮮人が数万人いた。終戦とともに始まった引き揚げ事業はサハリンにも及んだが、その中に帝国臣民として徴用された朝鮮人は含まれていなかった。彼らはソ連統治下のサハリンに残されたのである。冷戦・南北朝鮮対立という国際環境、そして日本の戦後責任への無自覚に抗し、故郷訪問に至るまでの四十五年の足跡を克明に辿る。
2010/07/09 刊行
中井正一 著
美とは、ほんとうの自分、あるべき自分、深い深い世界にかくれている自分に、めぐりあうこと――豊かさと軟らかさをそなえた、強靭な芸術論。〈解説〉後藤嘉宏
2010/06/25 刊行
警視庁失踪課・高城賢吾
堂場瞬一 著
課長査察直前に姿を消した阿比留室長。荒らされた部屋を残して消えた女子大生。時間がない中、二つの失踪事件を追う高城たちは事件の意外な接点を知る。
2010/06/25 刊行
新世紀の世界と日本
下斗米伸夫/北岡伸一 著
グローバリズムの潮流と紛争の続く地域問題の間で、新世紀はどこへ向かうのか? 核削減や軍縮・環境問題・情報化などの課題も踏まえ、現代の新たな指標を探る。
2010/06/25 刊行
専門医が語る診断・治療・ケア
池田学 著
一度身につけた記憶や能力が失われていく認知症。いまだ根治療法はないが、治療においても介護においても、早期発見と病気の正しい知識の果たす役割は大きい。本書では、認知症のうちアルツハイマー病やレビー小体型認知症など主要な病気の特徴をやさしく解説し、病気ごとの治療とケアのポイントを紹介する。正常な物忘れと認知症の違いはどこにあるのか、若年性認知症固有の問題とは。悩んでしまう前に読んでほしい一冊。
2010/06/25 刊行
翼を継ぐ者3
九条菜月 著
シュルベル、カーランド両国で高まる戦争の機運。二つの国に生きる、二人の少女は、争いを避けるため、それぞれの戦いに挑む! 一方、国内では教会を巡り、不穏な動きが加速していた。
2010/06/25 刊行
阿部なを 著
自然の恵みの中で生きることを大切に――。米のおいしい炊き方や、だしの引き方、自然の調味料あれこれ、むだなし料理のすすめといった、料理や生活の基本から、一介の主婦が「北畔」という店を持つようになる話まで。明治生まれの「おばあちゃん」料理研究家による、台所のいろは。解説・岸朝子
2010/06/25 刊行
保坂和志 著
小説は、読んでいる時間のなかにしかない。読むたびに、「世界」や「人間」や「私」について、新たな問いをつくりだすもの、それが小説なのだ――。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生(なま)」の小説論。
2010/06/25 刊行
源氏の巻(承前) 落日の巻
橋本治 著
石橋山の合戦に敗れた頼朝ら一行は、安房で三浦一族と合流し、上総へ進軍する。さらに下総、武蔵等の兵を従え鎌倉へ入った頼朝は、二十万騎を擁する源家棟梁となっていた。一方、重盛の嫡男・平維盛を大将軍とする頼朝追討の軍勢は、富士川で水鳥の羽音に驚き、戦わずして福原へ逃げ戻る。これに怒った清盛は、「還都」を決断し、反撃を開始した。しかし、還都から三月後、清盛は病に倒れ、激しい熱さの中で息を引き取る。
2010/06/25 刊行
絶対不敗は可能だったか?
秦郁彦 編
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ、本土決戦――太平洋戦争の重要な各局面における「イフ」を論じることで歴史の真実に迫る。厳密な史料分析をもとに第一線の研究者たちが挑んだ、意欲的な太平洋戦争史。
2010/06/25 刊行
警視庁失踪課・高城賢吾
堂場瞬一 著
半年に一度の失踪課課長査察を間近に控え、室長の阿比留が忽然と姿を消した! 自宅に急行した高城たちだが、私生活を隠す阿比留の失踪の原因は掴めず、その行方は杳としてしれない。同時期、一人の女子大生の捜索願が出された。ストーカーによる拉致も疑われたが、二つの事件を追ううちに意外な接点が判明する。緊迫の書き下ろし長篇第五弾
2010/06/25 刊行
青柳いづみこ 著
ショパン、シューマンはじめ、六人の大作曲家と同時代の文学との関わりに、モノ書きピアニストの切り口で光を当てた比較芸術論。〈解説〉鴻巣友季子
2010/05/25 刊行
マイケル・ハワード 著 奥村房夫/奥村大作 訳
中世から現代にいたるまでのヨーロッパの戦争を、社会・経済・技術の発展との相関関係においても概観した名著の増補改訂版。〈解説〉石津朋之
2010/05/25 刊行
保坂和志 著
小説には、「考える」という抽象的な時間が必要なのだ。誰よりも小説を愛する小説家が、自作を書くのと同じ注意力で小説作品を精密に読んでみせる、驚くべき小説論。
2010/05/25 刊行