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吉田篤弘 著
アルファベットのSと〈水読み〉に導かれ、物語を探す物書き。繁茂する道草に迷い込んだ師匠と助手――人々がすれ違う十字路で物語がはじまる。きらめく六篇の物語。
2010/07/25 刊行
エドガー・アラン・ポー 著/丸谷才一 訳
理性と夢幻、不安と狂気が綾なす美の世界――短篇の名手ポーの代表的傑作「モルグ街の殺人」「黄金虫」「黒猫」「アシャー館の崩壊」全八篇を格調高い丸谷訳でおさめる。
2010/07/25 刊行
仲代達矢自伝
仲代達矢 著
「陰気は私のコンプレックスだった」。貧しさと飢えの中で育ち、敗戦で人間不信に陥った少年は、ある女性と出会い名優への道を歩み出す。渾身の自伝。
2010/07/25 刊行
旧約聖書以前からパレスチナ和平まで
笈川博一 著
一九八〇年代、イスラエルが占領地でユダヤ人入植を推進した際、パレスチナ人がオスマン・トルコの土地台帳を根拠に所有権を主張すると、入植者たちは旧約聖書に記された神とアブラハムの契約を示したという――。ダビデら古代の王の事績から、イスラム教徒の統治と十字軍、二回の大戦とイスラエル建国、そして戦争と和平交渉が繰り返される現代まで、聖書の記述が息づく「聖地」の複雑な来歴を、エピソード豊かに綴る。
2010/07/25 刊行
教室の問題、社会の問題
森田洋司 著
一九八〇年代にいじめが「発見」されて以来、三度にわたる「いじめの波」が日本社会を襲った。なぜ自殺者が出るような悲劇が、繰り返されるのか。いじめをその定義から考察し、国際比較を行うことで、日本の特徴をあぶり出す。たしかに、いじめを根絶することはできない。だが、歯止めのかかる社会を築くことはできるはずだ。「いじめを止められる社会」に変わるため、日本の社会が、教育が、進むべき道を示す。
2010/07/25 刊行
片倉一 著
幼馴染に嫁いだ竜使いの少女レラシウは、新婚初夜に「飛ぶのをやめろ」と言われてしまう。思い悩む彼女に「街」の令嬢から竜による荷運びの依頼が舞い込んだ。第6回C★NOVELS大賞特別賞受賞作
2010/07/25 刊行
茅田砂胡 著
レティシアのことを死ぬほど恐れているニコラは、実は連邦大学惑星を震撼とさせた連続猟奇殺人事件の犯人のひとりである。そのニコラがレティシアの前に現れて、頼み事を……?
2010/07/25 刊行
西村京太郎 著
凶悪事件が頻発する新宿・歌舞伎町の治安を守るため、歌舞伎町特別署が新設されて一年。十津川警部と同期入庁の小早川署長は、日ごと起きる難事件を驚くほど手際よく、次々と解決していた。しかし、籠城事件やストーカー殺人の捜査に立ち会った十津川は、事件解決の早さに違和感を覚える。そして、小早川の恐るべき野望に辿りつくのだが……。
2010/07/25 刊行
内田康夫 著
それは不思議な「誘拐事件」だった。女子高生・浜岡文絵が自室から音もなく姿を消し、翌日届いた一通の脅迫状以外、犯人からの連絡は一切ないのだ。そして七日後、文絵の亡骸が山林で発見された……。宝塚歌劇団出身の清純派女優と大物男優が実の親と知らずに育った文絵の身に、何が起きたのか? 宝塚へ向かった浅見光彦が見た最も悲しく美しいフィナーレとは!
2010/07/25 刊行
気骨の幕臣 矢部定謙
中村彰彦 著
西の丸留守居役に降格、閑職に甘んじていた定謙だったが、小普請支配から江戸南町奉行に抜擢され、北町奉行「遠山の金さん」こと遠山景元とともに幕政の一角を担うことに。しかし、三方領知替えをめぐる措置で、老中首座・水野忠邦を諫止したことから、水野腹心の目付・鳥居耀蔵による暗い陰謀の標的となる。〈解説・岡田 徹〉
2010/07/25 刊行
気骨の幕臣 矢部定謙
中村彰彦 著
旗本の家に生まれ、小姓番組入り後、徒頭、先手頭兼火付盗賊改、堺奉行、大坂西町奉行と順調に出世。その裁きぶりは大岡越前守の再来と言われた、矢部駿河守定謙。大坂東町奉行所元与力の大塩平八郎とも昵懇となった彼は、勘定奉行昇進後に乱を起こした大塩父子の罪状をめぐり、ときの老中・水野忠邦と鋭く対立する。
2010/07/25 刊行
落日の巻(承前) 灌頂の巻
橋本治 著
信濃から北陸にまでその勢力を広げ、進攻する平氏軍を打ち破った源義仲は、敗軍を追って都へ攻め上る。義仲軍に都を包囲され、これを恐れた平氏一門は都を捨て西国へと落ちて行くが、義仲もまた都に受け入れられず無残な死を遂げる。後白河法皇は再び御世最大の権力者となり、源頼朝は鎌倉に覇権を確立し、動かなかった。そして、屋島にあった平氏一門は、源義経率いる源氏軍によって、ついに長門の国壇ノ浦で海に沈む。
2010/07/25 刊行
芸人たちが見た日中戦争
早坂隆 著
日中戦争中に戦地に派遣された慰問団「わらわし隊」。埋もれていた資料や元兵士の証言を元にその実態を浮き彫りにしつつ、慰問団が見た「南京」や「慰安婦」等、今も論争が続く一連の問題にも一石を投じた力作ルポルタージュ。〈解説〉麻木久仁子
2010/07/25 刊行
今邑彩 著
深夜の人気ラジオで読まれた手紙は、ある少女が養父からの性的虐待を訴えたものだった。その直後、三人の該当者のうちひとりの養父が刺殺され……。
2010/07/25 刊行
鈴木英治 著
婚約を母に報告するため、おそのを伴い故郷の諏訪へと旅立った重兵衛。道中、一人旅の腰元ふうの女と知り合う。その場は別れたものの、今度は女が刺客の一団に襲われているところに遭遇。重兵衛は、死の間際の女から、甲府勤番支配宛の書状を託される。
2010/07/25 刊行