ホーム > 検索結果
全10813件中 8460~8475件表示
災害大国の生き方
大石久和 著
山地が七割を占め、地震や台風にしばしば見舞われる日本。この試練の多い土地に住みついた日本人は、古来、道を通し、川筋を変え、営々と自然に働きかけてきた。私たちが見る風景は、自然と人が共に造り上げたものなのだ。本書は、まず日本の国土の地形的・社会的特徴を明らかにする。さらに大震災に見舞われ、財政危機にある今、海外に伍して豊かな国土を築き上げ、日本人が再び活力を取り戻すために何が必要かを提言する。
2012/02/25 刊行
独立戦争からユーロ危機まで
村田奈々子 著
ヨーロッパ文明揺籃の地である古代ギリシャの輝きは、神話の世界そのままに、人類史の栄光として今も憧憬の的であり続けている。一方で現在のギリシャは、経済危機にあえぐバルカンの一小国であり、EUの劣等生だ。オスマン帝国からの独立後、ギリシャ国民は、偉大すぎる過去に囚われると同時に、列強の思惑に翻弄されてきた。この〝辺境の地〟の数奇な歴史を掘り起こすことで、彼の国の今が浮かび上がる。
2012/02/25 刊行
野坂昭如と私 介護の二千日
野坂暘子 著
七十二歳の夫が脳梗塞に倒れ、夫婦の第二幕が上がった。半身マヒ、骨折、肺炎……。次々と起きる困難にもめげず、妻は夫に声をかける。「あなた、私についてきて! 二人でカッコいいステージを演じよう」。あせらず、急がず、あきらめない。昨日より少しでもいい明日になるように、祈りをこめつつ介護する日々を綴る。
2012/02/25 刊行
九条菜月 著
仲望を避けての妓楼暮らしと同時期に街を覆い始めた病の影。〈疫〉なのか? 人々を救うためにできることを模索する春蘭だが……。
2012/02/25 刊行
マリアナ決戦
横山信義 著
激化するB29による本土空襲に、日本軍はグアム再攻略を決定。大和型三隻擁する日英艦隊が米軍との最終決戦に挑む!!
2012/02/25 刊行
漆黒篇
富樫倫太郎 著
かつて山代屋で丁稚頭を務めていた百助は莫大な借金を抱え、お新と駆け落ちする。米商人となる道を閉ざされ、行商人に身を落とした百助は、やがて酒に溺れるようになり――。
2012/02/25 刊行
出世篇
富樫倫太郎 著
川越屋で奉公を始めることになった百助の息子・万吉は、手代たちから執拗な嫌がらせを受ける。『早雲の軍配者』の著者が描く本格経済時代小説第6弾。
2012/02/25 刊行
萬屋あやかし事件帖 其の壱
天堂里砂 著
穂月と虎太郎が営む何でも屋。貧乏な彼らの元にくる依頼はなぜかみょ~なものばかり。半人前の陰陽師である穂月と、美貌だけが取り柄のヘタレ使役鬼・虎太郎は、依頼を無事解決できるのか!?
2012/02/25 刊行
日韓をむすぶ東シナ海の要石
高野史男 著
朝鮮半島本土から南へ90キロ沖の東シナ海にあり、古代は耽羅と称した済州島だったが、地理的位置から日韓中三国が密接に絡み合う元寇や倭寇の基地となり、李朝時代は政治犯の流刑地、植民地時代は日本への労働供給地として、島の自主性は奪われていた。解放後も本土との軋轢から、その歴史は平坦ではなかったが、恵まれた自然と温暖な気候を活かした園芸、観光産業によって、韓国一豊かな島に変貌した。離島ゆえの宿命をたどる。
2012/02/10 刊行
小池昌代 著
詩人に仕える女、孤独なカーテン職人、魅入られた者たちが、ケモノになる瞬間……モノクロームの日常から、あやしく甘い耽溺の森へ誘う幻想短篇集。
2012/01/25 刊行
福田みどり 著
誕生日が嫌いで、露草が好きだった司馬さん。みどり夫人だけが知る司馬さんの素顔と内面を、なお募る恋しさとともに綴るシリーズ。〈解説〉出久根達郎
2012/01/25 刊行
今邑彩 著
あるはずもない桜に興奮する、死の直前の兄の電話。十五年前のクラスメイトからの過去を弾劾する手紙――ミステリーはいつも手紙や電話で幕を開ける。
2012/01/25 刊行
近代・現代篇四
ドナルド・キーン 著 徳岡孝夫 訳
西洋文学の影響下、モダニズムが開花した。佐藤春夫、横光利一、伊藤整、堀辰雄。そして、虚無のなかに美をみつめた川端康成。そして時代は転向文学を生む。
2012/01/25 刊行
今野敏 著
「生徒はみな舎弟だ!」荒廃した私立高校を「任侠」で再建すべく、人情味あふれるヤクザたちが奔走する! 「任侠」シリーズ第二弾。〈解説〉西上心太
2012/01/25 刊行
高橋義夫 著
十二年に一度の奉納試合。前回その凶猛な剣で二人を殺して優勝した斎木源助が、再び出場する。不穏な空気の中、剣術道場の意地と遺恨がぶつかり合う。その立会人は、草深い奥州に隠居した元幕府御庭番、ご存じ鹿間狸斎。試合の陰に仕組まれた大きな陰謀に巻き込まれていく……。好評シリーズ第七弾!
2012/01/25 刊行