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旭日の艦隊 番外篇
荒巻義雄 著
イーサ泊地に滞在する旭日艦隊乗組員たちの無聊を慰めるべく、大石長官が懸賞付き探偵小説を披露した。曰く、三角関係の縺れで殺された女優の幽霊が「真犯人は別にいる」と訴えると言うのだが……? 『C★NOVELS オリジナル・アンソロジー2003』(2003年8月8日刊行/非売品)所収
2012/06/29 刊行
南綾子 著
東京・神楽坂で料亭の女将を務める日名子のもとに、北陸から届いたクラス会通知。高校三年生の夏から冬にかけ、同級生の篤子、その弟の渓真と、山寺で共同生活を送った甘酸っぱい記憶が蘇る。三人は同じように親との確執を抱えた「同志」でもあった。だが、四十二年ぶりに訪れた北陸で日名子を待っていたのは、残酷な時の流れと、記憶の中に封印していた「苦い真実」との対面だった……。鮮烈な余韻を残す、第一回室生犀星文学賞受賞作、電子書籍オリジナルで登場。
2012/06/29 刊行
スカーレット・ウィザード番外篇1
茅田砂胡 著
ケリーと出逢う前、ダイアナ・イレヴンスは何を想いどこへ向かおうとしていたのか。「どんな船よりも速く巧みに飛ぶ」という最優先命令を守るがゆえにエストリア軍を脱走した真意とは? ダイアナの過去が語られる短篇。『スカーレット・ウィザード3』(2000年07月25日刊行)所収
2012/06/29 刊行
オルデンベルク探偵事務所録外伝2
九条菜月 著
小さな人狼エルの初めてのお仕事とは?20世紀初頭の独逸に人知れず存在した探偵事務所を舞台に、エルとその養い親ジークが活躍する――大人気シリーズ外伝。『エルの幻想曲』所収、yorimoba掲載(2010.11.25~2011.03.24)
2012/06/29 刊行
予告探偵
太田忠司 著
比類なき探偵、摩神尊に連れられて、不幸な助手、木塚は猫まみれの不思議な屋敷を訪れる。そこで起きていた事件とは……? 中公文庫『予告探偵 木塚家の謎』所収、『CN25』(2007年11月25日刊行)初出
2012/06/29 刊行
松浦寿輝 著
その夜、神聖な木のしたに集まった大小の動物たちが、うっとりと空を見上げていた――人気小説『川の光』の仲間たちを主人公に、彼らの不思議で愉快な日常を描いた、待望の読み切り短編集。
2012/06/25 刊行
矢月秀作 著
警視庁に聖戦布告! 影野竜司が服役する刑務所が爆破され、獄中で目覚める“もぐら”の本性――超法規的、過激な男たちが暴れ回る、長編ハード・アクション第二弾!
2012/06/25 刊行
岡本綺堂読物集一
岡本綺堂 著
死んでもいいから背中に刺青を入れてくれと懇願する若者、置いてけ堀の怪談――岡っ引き半七の友人、三浦老人が語る奇譚の数々。〈解題〉千葉俊二
2012/06/25 刊行
井上荒野 著
おばあちゃんは、あなどれない――果敢、痛快、エレガント。75歳の行動力に孫娘も舌を巻く! ユーモラスで心ほぐれる家族小説。〈解説〉中島京子
2012/06/25 刊行
開国・維新 1853~1871
松本健一 著
太平の眠りから目覚めさせられた日本は否応なしに開国、そして近代国家への道を踏み出していく。黒船来航に始まる十五年の動乱、勇気と英知の物語。
2012/06/25 刊行
愛新覚羅浩 著
満洲帝国皇帝弟に嫁ぐも、終戦後は夫と離れ次女を連れて大陸を流浪、帰国後の苦しい生活と長女の死……激動の人生を綴る自伝的昭和史。〈解説〉梯久美子
2012/06/25 刊行
アジアから考える
秋田茂 著
かつて世界の陸地の約四分の一を領土として支配したイギリス帝国。その圧倒的な影響力は公式の植民地だけにとどまらなかった。本書は近年のグローバルヒストリーの研究成果をふまえ、アジアとの相互関係に注目しつつ、一八世紀から二〇世紀末までの帝国の形成・発展・解体の過程を考察する。今や世界経済の中心はアジア太平洋経済圏にシフトしつつある。そのシステムの基盤を作り上げた帝国の意義を明らかにする。読売・吉野作造賞受賞作。
2012/06/25 刊行
竹内正浩 著
戦前の地図では、皇居はほとんど空白地として描かれてきた。戦後の地図にも、不可解な地形が表示されている。わずかに残された地図と空中写真を手がかりに、皇居の建物・地形の変遷を追う。さらに、二三区内にたくさんあった飛行場、開通しなかった新幹線の痕跡、東京駅の場所にかつて存在した刑務所、テニス・コートや学校に生まれ変わった射撃場など、東京に残る近代化の名残を新旧の地図とカラー写真で訪ねる好評第二弾。
2012/06/25 刊行
なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
中澤俊輔 著
言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
2012/06/25 刊行
市大樹 著
かつて日本古代史は、『日本書紀』『古事記』や中国の史書に頼らざるを得なかった。だが一九九〇年代後半以降、三万点以上に及ぶ飛鳥時代の木簡の出土が相次ぎ、新たな解明が進み始める。本書は、大化改新、中国・朝鮮半島との関係、藤原京造営、そして律令制の成立時期など、日本最古の木簡から新たに浮かび上がった史実、「郡評論争」など文献史料をめぐる議論の決着など、木簡解読によって書き替えられた歴史を描く。第2回古代歴史文化賞大賞受賞作。
2012/06/25 刊行