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内田宗治 著
開業以来150年、東京の鉄道はつねに町づくりとともにあった。江戸以来の水道を横切るための?瓦アーチ橋。多摩川の砂利で作ったコンクリート高架。壮麗な旧万世橋駅や浅草駅。そしてあちこちに延伸された軍用鉄道と戦争の痕跡……。東京駅舎のように誰もが知っている文化財から、絶滅寸前の吊り掛け電車や駅の木製ベンチ、構内踏切のような意外なものまで、首都に残る貴重な100の歴史的遺産を精選して紹介する。
2016/08/12 刊行
クレオパトラ宮殿から元寇船、タイタニックまで
井上たかひこ 著
水中考古学とは、水面下の遺跡や沈没船を対象とする考古学の一分野である。これまで、欧米の研究チームがクレオパトラ宮殿やタイタニック号を発見し、中国・韓国も国を挙げて沈船調査に取り組んでいる。日本でも、長崎の元寇船調査を中心に、国内の体制が徐々に整えられつつある。著者自身、千葉県沖に眠る幻の黒船を発見し、今も調査を続けている。本書では、自身の体験も織り交ぜながら、探検と研究の現場に迫る。
2016/08/12 刊行
林真理子/内田樹 著
140年の伝統を誇るミッション・スクール、神戸女学院は「秘密の花園」である。最難関校の一つなのに、大学合格実績を非公表というミステリアスさ。「日本一美しい」と評され、都会の喧噪から隔絶したキャンパス。大学の音楽学部生がパイプオルガンを奏でる毎朝の礼拝。外国語教育で鍛えられたOGたちは、グローバルに活躍。思春期の女子を伸ばす秘訣がここにはある。中高の林校長と、著名な内田樹名誉教授がその教育力のヒミツを初公開。
2016/08/12 刊行
平成のリングの主役たち
三田佐代子 著
なぜ今また面白くなったのか?プロレスは幾度かの困難な時期を乗り越えて、いま新たな黄金時代を迎えている。馬場・猪木の全盛期から時を経て、平成のプロレスラーは何を志し、何と戦っているのだろうか。メジャー、インディー、女子を問わず、裏方やメディアにも光を当て、その魅力を活写する。著者はプロレス専門チャンネルに開局から携わるキャスターで、現在も年間120大会以上の観戦・取材中。棚橋、中邑、飯伏、里村明衣子、レフェリーの和田京平らの素顔に迫る。
2016/08/12 刊行
第十六巻
谷崎潤一郎 著
敵の首級を洗い清める美女にみせられた少年――戦国時代に題材をとった伝奇ロマン「武州公秘話」、随想「恋愛及び色情」、若き日の回想録「青春物語」ほか、昭和初期の作品を収める。
2016/08/09 刊行
瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/青山七恵/泉麻人 著
<連載長編小説>柴崎友香「千の扉」(第7回)前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第8回)瀧羽麻子「松ノ内家の居候」(第10回)<連作短編小説>青山七恵「組織の結束」(第4話)泉麻人「アイドルを探せ」(後編)
2016/08/01 刊行
第Ⅳ部 伝説の終焉4
茅田砂胡 著
生きて戻れ――リィの言葉に送られて、ファロット一族との血塗られた関係を清算すべく、シェラは北を目指す。一方、別行動を取ったリィは、タンガが仕掛けた罠により、騎士団員千人の命と交換に虜囚となった。意識を奪われた戦女神に必殺の針を手にしたレティシアが迫る――!
2016/07/25 刊行
山路時生 著
小学六年生のわたしはいつも、稲荷道を通って帰る。人気のない林の道沿いにあるお稲荷様の祠のそばで、日暮れまでひとりで過ごすのだ。同級生は意地悪だし、両親は不仲。わたしの居場所は、どこにもなかった――。顔を伏せ、気を遣って過ごす暗い日々に仄かな灯をともす、人なつこい笑顔の少年との出会い。そして……。ひたむきな少女の姿が胸をうつ、愛らしくもせつない幻想譚。北陸ことばも魅力的な、電子書籍オリジナル作品。【第五回室生犀星文学賞受賞作】
2016/07/25 刊行
川端康成 著
一高生時代の〈美しい旅の踊子との出会い〉以来、伊豆は著者にとって第二の故郷となった。青春の日々をすごした伊豆を舞台とする大正から昭和初期の短篇小説と随筆を集成。小説は代表作「伊豆の踊子」ほか「伊豆の帰り」など七篇、随筆は「伊豆序説」「湯ヶ島温泉」「温泉女景色」「伊豆の思い出」など十八篇を収録する。〈解説〉川端香男里
2016/07/25 刊行
刑事の挑戦・一之瀬拓真
堂場瞬一 著
海浜公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。その指にカレッジリングがあったことから、母校の大学に向かう一之瀬。警視庁捜査一課異動後初めての特捜本部は、波瀾含みのスタートに……! 若手刑事の成長を描く警察小説シリーズの新章、堂々開幕。
2016/07/25 刊行
セクメトⅢ
太田忠司 著
都内で連続殺人事件が発生。遺体は頭部を切断し、星座を象ったオブジェにすげ替えられていた。警視庁特殊犯捜査係へ異動となった和賀は「ゾディアック」を名乗る犯人を追う。だが捜査の過程で、思いもよらぬ人物に犯人の魔の手が迫る。殺戮の連鎖を止めるべく、最強女子高生・夏月が再び立ち上がる――。シリーズ堂々完結。文庫書き下ろし
2016/07/25 刊行
警視庁公安部・区界浩の深謀
沢村鐵 著
渋谷駅を襲ったテロ事件から一夜。「神」と呼ばれる黒幕は現場から姿をくらます。警視庁公安部の区界警部を中心にした捜査の末、警察内密盟チーム〝クラン〟の面々は「神」への足がかりをつかむことに成功する。だが彼らの元に、再び恐ろしい事件の気配が――。書き下ろしシリーズ第三弾。
2016/07/25 刊行
昭和二十年八月十五日正午
長谷川三千子 著
昭和二十年八月十五日、終戦の玉音放送を拝したラジオの前の人びとは、一瞬の静寂のうちに、何を聞きとったのだろうか。太宰治、三島由紀夫、吉本隆明らによる、その日の言説を繙きながら、歴史の彼方に忘れ去られた至高の瞬間をさぐる、精神史の試み。*目次から第一章 折口信夫「神 やぶれたまふ」第二章 橋川文三「『戦争体験』論の意味」第三章 桶谷秀昭『昭和精神史』第四章 太宰治「トカトントン」第五章 伊東静雄の日記第六章 磯田光一『戦後史の空間』第七章 吉本隆明『高村光太郎』第八章 三島由紀夫『英霊の聲』第九章 「イサク奉献」(旧約聖書『創世記』)第十章 昭和天皇御製「身はいかになるとも」*著者紹介長谷川三千子 1946年東京生まれ。祖母は作家・野上弥生子。東京大学文学部哲学科卒業、同大学院博士課程中退。東京大学文学部助手などを経て、埼玉大学教授。2011年退官、同大学名誉教授。2013年よりNHK経営委員。著書に『からごころ――日本精神の逆説』(中公叢書・中公文庫)、『バベルの謎――ヤハウィストの冒険』(中公文庫、和辻哲郎文化賞)、『民主主義とは何なのか』(文春新書)、『日本語の哲学へ』(ちくま新書)、『九条を読もう!』(幻冬舎新書)など。
2016/07/25 刊行
地方気象台の沖縄戦
田村洋三 著
県民の四人に一人が命を落とした沖縄戦。アメリカ軍の「鉄の暴風」に曝されながら、間に合わせの待避所に踏みとどまり、的確な気象情報を送り続けた男たちがいた。考案者自ら「邪道の用兵」と呼んだ航空特攻作戦をアシストしなければならなかった沖縄地方気象台職員たちの知られざる物語。
2016/07/25 刊行
蓮華君の不幸な夏休み番外篇9
海原育人 著
赤間と七海がデート中、七海のバックがひったくられた! 戸惑う赤間に妙な女が「追っかけないのか?」と声をかけてきて、なぜかそいつと強奪犯を追いかけるはめに。だが、妙な女の行動もしゃべり方も、どういうわけか「ある友人」を思い起こさせることばかり。さてこの追跡劇の顛末はどうなった……?「読売プレミアム連載」(2016.1.1~2016.3.31)
2016/07/22 刊行