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ヴォルテール 著 福鎌忠恕 訳
フリードリッヒ大王との愛憎半ばする交友関係を軸にマリア・テレジア、リシュリュー、ポンパドゥール夫人等当代代表的人物を活写する壮大な一代記〈解説〉中条省平
2016/10/06 刊行
樋口有介 著
那覇市大道の栄町にある売春宿の息子・香太郎は、高校最後の夏休みに近所のゲストハウス「アミーゴ」でバイトをする。悠々自適なマスター、個性的な美女たちに囲まれ、それなりに充実した夏休みを過ごしていた。そんな中、いつもは平和な栄町界隈で二つの殺人事件が起こる。当初、金の絡んだ単純な構図に思えた事件は、複雑に絡み合う人間ドラマが引き起こした悲劇だった――。幼なじみの彩南から、かつて「野良犬」と言われた香太郎だが、野良犬だからこそ見えるものがある。
2016/10/04 刊行
瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/青山七恵/畑野智美 著
<連載長編小説>■畑野智美「大人になったら、」(新連載)■柴崎友香「千の扉」(第9回)■前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第10回)■瀧羽麻子「松ノ内家の居候」(最終回)<連作短編小説>■青山七恵「再会」(第6話)
2016/10/01 刊行
山内昌之 著
「湾岸戦争からソ連解体にかけてアメリカを理解せずに現代の中東・中央アジアを考える限界を痛感した」。多民族他文化国家アメリカと、世界各地に浸透するイスラーム世界とは共存しえるか。劇的に変化したアメリカとサウジアラビアの関係変化など最新研究を盛り込んだ増補版。「イスラームとアメリカとの複雑な関係を多面的に考えることは、新しい世紀における日本とイスラームとの相互関係を測る上でも重要な準備作業となる。もちろん私としても、このささやかな書物が大きな課題に正面から取り組んだとは考えていない。しかし今はただ、本書の公刊がイスラームを軸としながら日米関係と日本中東関係を考える試みにもつながれば、と念じるのみである」(はじめに――ラシュディー事件によせて、より)【目 次】第一章 イスラームとテロリズム――アメリカと中東を横断する新しい社会運動第二章 イスラームとアメリカ――自由と民主主義をめぐる非対称 1 イスラームと「歴史の終わり」 2 イスラーム主義におけるプルーラリズム 3 神の民主主義―対―市民の民主主義 4 アメリカのイスラーム政策 5「新・東西対立」と政治的リアリズム 88第三章 アメリカの多文化主義と民族・人種問題――ロサンゼルス暴動の背景第四章 アメリカ人のイスラーム――ブラック・ムスリム運動を中心に 1 アメリカ史の中のイスラーム 2 イスラーム神秘主義教団の台頭 154第五章 日米関係とイスラーム――ハンチントン「文明の衝突」をめぐって第六章 「歴史の終わり」に挑戦するイスラーム――フランシス・フクヤマ再考 1「最後の人間」のアイロニー 2 さまざまな民主主義第七章 イスラームとトクヴィル――宗教と自由主義との緊張関係 1 近代ヨーロッパのイスラーム発見 2 トクヴィルの民主主義論と植民地征服――イスラームからの視点第八章 大川周明による回教徒問題攷究――日本人の見た近代の危機第九章 日本人のイスラーム観――中村廣治郎『イスラム』によせて第十章 ウサーマ・ビン・ラーディンとアメリカ――アメリカ同時テロル多発事件の背景
2016/09/30 刊行
おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力
風間トオル 著
「洗濯機がお風呂がわり」「虫歯は放置か、ペンチで抜く」「空腹のあまり、カマキリの足をかじった」「草を食べて空腹を満たした」など幼少期の貧乏仰天エピソードで『徹子の部屋』で話題になり、『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』では「貧乏代表」「貧乏レジェンド」と称されるまでになった風間トオルさん。一方、逆境のなかでも明るく前向きに、グレず、へこまず、生きていられたのは、おばあちゃんから受け継いだ知恵と人生哲学があったからだという。発売当初から話題となり、アマゾンのレビューでは★5つが29、メディア取材も50件を超えた。下流、ワーキングプア、年金崩壊、格差社会……暗い話題の多い昨今、本書には「大丈夫」と背中を押すメッセージが詰まっている。貧乏はつらいけど、不幸じゃない。テレビでは語れなかったエピソードや心模様、思い出、人生哲学を1冊に。
2016/09/28 刊行
内務官僚かく戦えり
田村洋三 著
島田叡。沖縄県知事。米軍の沖縄攻撃二カ月前に赴任。荒井退造。沖縄県警察部長として島田を迎える。二人は過酷な戦時体制下で、県民保護の困難な仕事に命がけで取り組んだ。共に沖縄戦が事実上終息した一九四五年六月、摩文仁の丘で消息を絶つ。沖縄戦後半世紀を越えて発掘された新事実を基に、二人の男の希有な生き方を丹念にたどった長編ノンフィクション。
2016/09/25 刊行
会田弘継 著
ラッセル・カークから始まる、現代アメリカを形作ってきた思想家たちを訪ねる'旅'。彼らの思索の中核には何があるのか。保守、リベラルといった概念の真の意味とは――。著者の精緻な読み解きが、アメリカ文化の複雑さと奥深さ、そしてパラドクスをも浮かび上がらせる。文庫化にあたり〈「トランプ現象」とラディカル・ポリティクス〉を収録。目次プロローグ メコスタ村へ第一章 戦後保守思想の源流――ラッセル・カーク第二章 ネオコンの始祖――ノーマン・ポドレッツ第三章 キリスト教原理主義――J・グレシャム・メイチェン第四章 南部農本主義――リチャード・ウィーバー第五章 ネオコンが利用した思想――レオ・シュトラウス第六章 ジャーナリズムの思想と機能――H・L・メンケン第七章 リベラリズム――ジョン・ロールズ第八章 リバタリアン――ロバート・ノジック第九章 共同体主義――ロバート・ニスベット第十章 保守論壇の創設者――ウィリアム・バックリー第十一章 「近代」への飽くなき執念――フランシス・フクヤマ第十二章 「歴史の終わり」から「歴史の始まり」へ――フランシス・フクヤマ(続)第十三章 「トランプ現象」とラディカル・ポリティクスエピローグ 戦後アメリカ思想史を貫いた漱石の『こころ』
2016/09/25 刊行
海賊と女王の航宙記
茅田砂胡 著
犯人たちはなぜ《テンペスタ》の特別区に侵入できたのか。ジャスミンとケリーの疑問はディアスの二代目社長だった男へと向けられた。しかも話は某軍事国家の片方まで繋がってしまった……?
2016/09/25 刊行
バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
新たな雇い主の依頼を受け、移動しようとしたアード=ケナード隊からダルウィンが消えた。シャリースは契約と友情の狭間で惑い悩み――有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む最後の事件!
2016/09/25 刊行
パールハーバー奇襲
大石英司 著
「パールハーバーが中国軍に奇襲された」そのニュースは、瞬く間に全世界に拡散され、アメリカ政府には激震が走る。急ぎ奪還作戦が練られる一方で、中国海南島への爆撃も検討されることに。これには連合軍たるSATO艦隊――実質、日本の海上自衛隊がメインとなる艦隊の攻撃も欲しいと望むアメリカ政府に対し、日本政府の判断は……? 一方、戦いの舞台になったハワイでは、日系人や元軍人により結成されたレジスタンスが動き出す。そこには、意外なあの男の姿が……。武器をかき集め、中国軍に立ち向かう彼らに勝機は!?大人気シリーズ、激震の第三巻登場。
2016/09/25 刊行
植松三十里 著
見合い相手としてあらわれた夏目金之助(漱石)に一目惚れした鏡子。「苦労するが大成する」相手だという占い師の言葉を支えに結婚を決めるが、慣れぬ土地での新婚生活に戸惑う。しかし、それは今後ふりかかる苦難の序章にすぎなかった……! 漱石没後100年に読みたい、山あり谷ありの文豪一家グラフィティ。文庫書き下ろし作品。
2016/09/25 刊行
西澤保彦 著
条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。昔の恋人を奪っていった旧友・早稲本と偶然呑むことになり、酔った二人は二十八年前の思い出の晩へと戻ってゆく。果たして古徳は、失った恋の秘密を解き明かせるか? 精緻なロジックが驚きの読書体験へと誘う、極上のタイムスリップ本格ミステリ。
2016/09/25 刊行
消えた恩師とさまよう影
九条菜月 著
高校内をさまよう黒い霊と、突如始まったイジメ。悩みを抱える秋都尊を救ったのは「心霊相談所」を営む由良蒼一郎だった。蒼一郎は七歳の娘・珠子を抱えて孤軍奮闘中の父親。家事ができて霊も見える尊は、何とも便利な人材として目をつけられて――いくらこき使われようと、珠子の笑顔のためなら頑張れる!? ほんわかホラーミステリー開幕! 文庫書き下ろし
2016/09/25 刊行
矢月秀作 著
沼津市議会議員・阿南光利が立案した水産加工センター建設を巡り、反対運動が過熱。背後には暴力団、さらには阿南の高校時代の旧友を殺した男の影が……。静岡県警銃対課の一ノ瀬守は、親友・阿南を助けるために立ちあがるが、そこに待ち受けていたのは13年間隠されていた驚愕の真実だった! アクション&サスペンス長篇の傑作、遂に文庫化。
2016/09/25 刊行
金田一秀穂 著
「先生」と「教師」はどう違う? なぜ、ゴミはカタカナで書く? とっても摩訶不思議でジコチューな日本語の言葉。金田一先生の痛快ことば学入門講座!
2016/09/21 刊行