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長寿、イノベーション、経済成長
吉川洋 著
人口減少が進み、働き手が減っていく日本。財政赤字は拡大の一途をたどり、地方は「消滅」の危機にある。もはや衰退は不可避ではないか――。そんな思い込みに対し、長く人口問題と格闘してきた経済学は「否」と答える。経済成長の鍵を握るのはイノベーションであり、日本が世界有数の長寿国であることこそチャンスなのだ。日本に蔓延する「人口減少ペシミズム(悲観論)」を排し、日本経済の本当の課題に迫る。週刊ダイヤモンドの2016年〈ベスト経済書〉第1位。
2017/06/09 刊行
吉田修一 著
山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!
2017/06/09 刊行
「最強官庁」の虚像と実像
清水真人 著
国家の財政を担い、「官庁の中の官庁」「最強官庁」と称される財務省(旧大蔵省)。55年体制下では自民党と蜜月関係を築いた。だが90年代以降、政治改革などの統治構造改革が、首相の指導力強化と大蔵省「解体」を推進。2001年には財務省へ衣替えした。小泉政権、民主党政権、第二次安倍政権と政治が変動するなか、経済停滞と少子高齢化により財政赤字の拡大は続く。20年以上の取材をもとに「最強官庁」の実態を追う。
2017/06/09 刊行
エリート開発主義国家の200年
岩崎育夫 著
1人当たりのGDPで日本を抜きアジアで最も豊かな国とされるシンガポール。1965年にマレーシアから分離独立した華人中心の都市国家は、英語教育エリートによる一党支配の下、国際加工基地・金融センターとして発展した。それは、表現・言論の自由を抑圧し、徹底的な能力別教育を行うなど、経済至上主義を貫いた”成果”でもあった。本書は、英国植民地時代から、日本占領、そして独立し現在に至る200年の軌跡を描く。
2017/06/09 刊行
新装版
内田康夫 著
友人である大学教授が、作家・内田康夫に相談を持ちかける。観音浄土での往生を願い小船で沖に出る「補陀落渡海」の再現を、助手らが計画しているという。馬鹿げた行為だと批判する内田だったが、浅見光彦を運転手に紀伊半島へ向かうことになり――。名探偵と「軽井沢のセンセ」による迷コンビが、南紀山中を舞台に名推理を繰り広げる!
2017/06/09 刊行
第二十六巻
谷崎潤一郎 著
晩年の日常と創作状況がわかる「日記」、新聞や雑誌のインタビューを編集した「記事」、妻松子が記録した文章など未発表資料を多数収載。充実の「年譜」、「著作索引」を含む最終巻。
2017/06/08 刊行
シュペングラー 著 村松正俊 訳
世界史とは何か?歴史の論理は存在するのか?起源・土地・国家・貨幣など諸文化を発展的にたどり比較分析。第一次世界大戦後の欧州中心主義に衝撃を与えた名著復刻
2017/06/08 刊行
シュペングラー 著 村松正俊 訳
百年前に予見されたヨーロッパの凋落。世界史を形態学的に分析し諸文化を比較考察、西欧文化の没落を予言した不朽の大著の縮約版。〈解説〉板橋拓己
2017/06/08 刊行
泉麻人/山崎ナオコーラ/朝比奈あすか/片岡義男 著
■連載長編小説山崎ナオコーラ「偽姉妹」(第1回)■連作短編小説朝比奈あすか「メアリーとセッツ」(前編)片岡義男「豆腐とケチャップで微笑する」■短編小説泉麻人「バス運転士」(後編)
2017/06/01 刊行
越境する現代美術
井口壽乃/田中正之/村上博哉 著
抽象美術の登場は、美術の姿そのものを変えてしまった。社会における芸術の意味と価値を問い続けながら、さまざまな変革が展開する。
2017/05/31 刊行
阿川弘之 著
鉄道・自動車・飛行機・船と、乗りもの全般に並々ならぬ好奇心を燃やす著者が、「紳士たち」との旅と交友を綴る。突如自動車教習所に通いはじめた吉行淳之介、著者の運転に御機嫌の志賀直哉、交通巡査にいつも親切にされる芦田伸介ほかが登場。
2017/05/31 刊行
刑事の挑戦・一之瀬拓真
堂場瞬一 著
捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためだ。楽な任務と思われたが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され――。若手刑事たちの奮闘を描く、書き下ろし警察小説シリーズ。
2017/05/31 刊行
新装版
鈴木英治 著
浪人が殺され、二百両はするという名刀が奪われた。同心の河上惣三郎は、刀剣道楽の数寄者の線を洗い始める。一方、重兵衛の頭の中は、ある男のことで一杯だった。親友と弟の仇・遠藤恒之助。妖剣を使うこの強敵を倒すため、新たな師のもとで〈人斬りの剣〉の稽古に励む重兵衛だったが……。男たちの友情に胸が熱くなる、人気シリーズ第四弾。
2017/05/31 刊行
『中央公論』名編集者の生涯
杉森久英 著
明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者とその時代を描く。巻末に吉野ほか谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、山本実彦による追憶記を収録。
2017/05/31 刊行
藻谷浩介/牧野知弘/野澤千絵/菊地正憲 著
人口は急減し、空き家は増え続けているというのに、都市部ではタワーマンションの建設ラッシュが止まらない。大都市の「空き家」問題は解決どころか拡大の一途だ。やめられない、止まらない。産官民が共に作り出した「住宅過剰社会」の恐怖をひもとけば……。
2017/05/25 刊行