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決定版(中)
佐々木譲 著
オランダ留学で地球規模の思考法を身につけた、開明的な知識人、時代の先覚者、しかも徳川家家臣という意識が人一倍つよい武揚。そうした人間の割り切れなさも作者はきちんととらえている。武揚を通して浮かび上がる国家と個人、日本の政治の体質といった主題は、けっして過去のものではない。――岩橋邦枝(第21回新田次郎文学賞選評より)幕府艦隊は最新鋭の旗艦・開陽丸の艦長に榎本武揚を抜擢。海軍力で薩長軍を圧倒するも、朝敵とされた徳川慶喜は抗戦に徹しきれず、江戸城は無血開城する。武装解除を逃れた幕府陸軍は、奥羽越列藩同盟への合流を図る。一方、徳川家の海軍となった艦隊を率いる武揚は、幕臣の務めを全うせんと苦闘するが……。著者畢生の歴史巨篇を全面改稿した決定版!
2017/12/29 刊行
決定版(下)
佐々木譲 著
その個人史を書くことが、彼なり彼女なりの属する共同体の歴史を書くこととほぼ重なる、という人物がいる。榎本武揚も間違いなくそのひとりであった。自分はその武揚について、これだけ存分に書かせてもらえたのだ。小説家としてなんと幸福なことかと、いま感じている。――単行本『決定版 武揚伝』あとがきより押し寄せる西軍の前に奥羽越列藩同盟の雄・仙台藩が降伏、会津は陥落した。榎本武揚は徳川家艦隊を引き連れ蝦夷ガ島に向かい箱館を攻略。英仏米露普を相手に自治州を宣言し、蝦夷共和国を樹立する。だが荒天により開陽丸を喪い、西軍が海峡を突破! 五稜郭に拠り奮戦するも、土方歳三は倒れ、武揚は……。新田次郎文学賞受賞作を全面改稿した決定版、堂々完結!
2017/12/29 刊行
(上中下)
佐々木譲 著
本書は21世紀に入って刊行された最も優れた歴史小説であり、一人の作家が生涯に一度書けるかどうかというほどの名作である。――縄田一男(日本経済新聞書評より)その個人史を書くことが、彼なり彼女なりの属する共同体の歴史を書くこととほぼ重なる、という人物がいる。榎本武揚も間違いなくそのひとりであった。自分はその武揚について、これだけ存分に書かせてもらえたのだ。小説家としてなんと幸福なことかと、いま感じている。――単行本『決定版 武揚伝』あとがきより黒船来航に揺れる幕末。海軍伝習所を経てオランダに留学した榎本武揚は、幕臣としての務めを全うせんとするが、ついに幕府が崩壊。徳川艦隊を率いて蝦夷地へ向かった武揚は、箱館を攻略し自治州を樹立する。だが、新政府軍が海峡を突破。五稜郭に拠り奮戦するも、土方歳三は倒れ、武揚は……。〝時代の先覚者〟の半生を描く畢生の歴史巨篇、改稿決定版! 全三巻(上中下)を合本。
2017/12/29 刊行
沖縄沖航空戦
大石英司 著
「われわれが答えを見出さない限り、嘉手納も普天間も全滅する」ハワイで中国の反抗作戦を潰したアメリカ軍だが、ここにきて予想もしていない敵に苦しめられた。それは、雲霞の如き数で押し寄せる数百機の無人攻撃機だ。ロシアが知恵を貸し、中国国内で安価かつ無数に製造できるこのドローンが標的にしたのは、沖縄――。この攻撃が成功した場合、極東のロジや米軍基地が壊滅し、日米はこの戦争で敗北する。電磁パルス攻撃も効かないこの敵の群れに、日米はどう立ち向かうのか?緊迫のシリーズ第七弾!
2017/12/29 刊行
おぐらなおみ 著
子育てブロガーの元祖「カラメル堂」。10年以上にわたるブログ漫画の中から、思わず笑ってしまうものを厳選しました!『育児バビデブー』『こんな息子に母がした』(共に辰巳出版)でおなじみの著者の一姫二太郎が、小学生&中学生に進級してからの6年間を描きました。心も身体もぐんぐん大きく成長する2人の姿は、頼もしくもあり、おかしくもあり……。「なんでそんなことしてるの!?」とツッコミを入れたくなる場面やセリフが満載です。嬉しいやら切ないやら、時おり母親の心情も伺えます。同世代の子供を持つお母さん、今育児で頑張っているお母さんをはじめ、日本全国で頑張るすべてのお母さんに、ぜひ読んでほしい1冊です。
2017/12/29 刊行
堂場瞬一 著
長原製薬の広報部員・槙田は、副社長から極秘任務を命じられる。相次ぐ転落死亡事故に自社製品が関わっている可能性があり、被害者家族の口を金で封じろというのだ。外資企業と合併交渉中の会社にとって、この時期の不祥事は致命的だ。同時に過去の公害事件にも直面した槙田は、激しく動揺する。社会正義と企業利益の間で揺れ動く男たちの物語!
2017/12/29 刊行
森鴎外とドイツビール
村上満 著
これからのビールはドイツビールだと人びとに信じさせる強力なオピニオンが流布されたのではないだろうか。そして、このオピニオン・リーダーがドイツ帰りの皇族、貴族、高官、学者、それに留学生たちであったと仮説を立ててみました。とくにその中核となったのが、鴎外をはじめとする留学生たちだったと考えたのです。(本文より)横浜の外国人居留地に輸入された英国産エールに始まり、留学エリートたちによってドイツびいきへ、そして国産の開始――日本人はどのようにビールを受け入れ、発展させてきたか。鴎外『独逸日記』に見る当時のオクトーバーフェスト、乃木希典の一気飲みのルーツなど、エピソードを交え、長く生産・開発に専従してきた著者が語る日本ビール事始め。
2017/12/29 刊行
増田寛也/阿部文彦/藤巻慎一 著
●2040年には北海道の面積に 所有者不明土地が日本中を喰い荒らす 増田寛也(東京大学客員教授)●<ルポ>被災地、原野の町を歩く 困惑する自治体、処分に悩む相続者 阿部文彦(読売新聞東京本社編集委員)●六本木ヒルズの開発を阻んだ境界不明問題 藤巻慎一(森ビル執行役員)
2017/12/25 刊行
中山俊宏/ウォルター・ラッセル・ミード/ジュリアス・クレイン/猪木武徳 著
●異形の大統領は世界をどこへ連れていくのか 中山俊宏(慶應義塾大学教授)●シンポジウム「トランプ時代の政治思想」抄録アメリカ国民はアメリカがおかしいと言い続けてきた ▼顕在化したジャクソニアン ウォルター・ラッセル・ミード(バード大学教授) ▼保守主義運動の破綻と再生 ジュリアス・クレイン(『アメリカン・アフェアーズ』編集長)●歴史から学べるのか、歴史は繰り返すだけなのか経済学から見たトランプ氏の通商政策 猪木武徳(大阪大学名誉教授)
2017/12/25 刊行
冨山和彦/大庫直樹 著
2017年夏、長崎県の十八銀行と「ふくおかフィナンシャルグループ」の経営統合が公正取引委員会の合併審査をクリアできずに延期になった。人口減少が進み過疎化が進む地方で完全競争を追求する必要があるのか? 経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEOで『なぜローカル経済から日本は甦るのか』の著書もある冨山和彦氏とルートエフ代表取締役で『地域金融のあしたの探り方』の著書もある大庫直樹氏が時代の変化に対応できない公正取引委員会のあり方を問う!
2017/12/25 刊行
佐藤信吾 著
経済同友会と雑誌『中央公論』の共催で行われた、大学生・大学院生「論文コンクール」最優秀賞受賞作。慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程2年の佐藤信吾氏が憲法論議において見逃されやすい改正手続きの問題点を明らかにする。
2017/12/25 刊行
国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」
ジョン・J・ミアシャイマー 著 奥山真司 訳
ビスマルク、ヒトラー、米歴代大統領のウソとは?国際政治で使われる戦略的なウソの種類を類型化し実例から当時のリーダーたちの思惑と意図を分析
2017/12/22 刊行
座敷わらしを連れ戻せ
九条菜月 著
老舗旅館を襲う怪事。原因は座敷わらしの失踪? 「視える」男子高校生と「聴こえる」シングルファーザーのコンビが活躍する、ほんわかホラーミステリー第4弾。
2017/12/22 刊行
若竹七海 著
長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事は平穏な日々を送っていたが、年末につぎつぎと事件に遭遇し、さらには凶刃に襲われてしまう! シリーズ第二弾。
2017/12/22 刊行
ジェイン・オースティン 著 大島一彦 訳
理想的な結婚相手とは――。不変のテーマを、細やかに描いたラブロマンスの名作を、読みやすい新訳でおくる。愛らしい十九世紀の挿絵五十余点収載。
2017/12/22 刊行