ホーム > 検索結果
全10812件中 5400~5415件表示
河合薫 著
職場にはびこる「ババアの壁」の実態と発生原因を探り、その解決法を考える。なぜ、女性政治家は失敗するのか? なぜ、女性上司は女性部下に厳しいのか? なぜ、女の会議は長いのか? なぜ、女はセクハラにノー!と言えないのか? 職場や社会に氾濫し増殖する「面倒くさい女たち」を実証研究や理論などから紐解く。女性の扱いに悩む男性上司、男性社員の必読の一冊。
2018/10/12 刊行
瀬戸内寂聴/ドナルド・キーン 著
ニューヨークの古書店で『源氏物語』に魅了されて以来、日本の文化を追究しているキーンさん。法話や執筆によって日本を鼓舞しつづけている瀬戸内さん。日本の美や文学に造詣の深い二人が、今こそ「日本の心」について熱く語り合う。世界中で日本の古典が愛読されている理由、親交のあった文豪たちとの貴重な思い出、戦争や震災後の日本への思い、そして、時代の中で変わっていく言葉、変わらない心……。ともに96歳、いつまでも夢と希望を忘れない偉人たちからのメッセージがつまった“日本への贈り物”対論集。 ◆瀬戸内寂聴 1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年「夏の終り」で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年に文化勲章受章。『美は乱調にあり』『現代語訳源氏物語』『秘花』『奇縁まんだら』など著訳書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。近著に『いのち』『句集 ひとり』など。 ◆ドナルド・キーン1922年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。日本文学研究者。コロンビア大学、同大学院、ハーバード大学、ケンブリッジ大学を経て、53年に京都大学大学院に留学。コロンビア大学名誉教授、アメリカ・アカデミー会員、日本学士院客員。菊池寛賞、読売文学賞、毎日出版文化賞など受賞多数。2008年文化勲章受章。2012年日本国籍取得。主な著書に『日本人の西洋発見』『日本との出会い』『百代の過客』『日本文学史』『明治天皇』『ドナルド・キーン自伝』など。近著に評伝『石川啄木』がある。
2018/10/12 刊行
市場・コミュニケーション・差別
五十嵐泰正 著
農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか――。これからの社会を考える試み。
2018/10/12 刊行
本郷和人 著
外国では、退位した王・皇帝に特別な呼称はない。それは、王・皇帝という地位に権威・権力が付随し、いったん退位すれば、その権威・権力はすべて次の王・皇帝に引き継がれるからである。ところが日本では、退位した天皇は「上皇」と呼ばれ、ときに政治の実権を掌握してきた。上皇による政治=「院政」という言葉は、引退しても権力を手放さない実力者のあり方を指す表現にもなっている。では「上皇」とは、どのような存在だったのか? 200年ぶりの天皇譲位を前に、上皇の歴史を辿り、現代における天皇・皇室、そして日本と日本人を考えるための視座を提示する。
2018/10/12 刊行
現代語訳とその読み方
ひろさちや 著
ひろさちやが、初めて阿弥陀経を訳す。極楽浄土や死後の世界は本当にあるのか? 美しい世界観と祈りの本質について、わかりやすく解説。原文・書き下し文付。入門者必読。
2018/10/10 刊行
鮎子宛書簡二六二通を読む
谷崎潤一郎 著 千葉俊二 編
「妻譲渡事件」の背後には、一人の才能を封印された少女がいた。父は文豪谷崎潤一郎。美しい母の再婚相手は文豪佐藤春夫。二百通をこえる未公開書簡が綴る、愛情と葛藤の物語。
2018/10/10 刊行
近代化をめぐる共鳴と衝突
波多野澄雄/中村元哉 編
日中戦争が終結して「戦後」と呼ばれる時代が日本と中国に到来してから、すでに70年以上もの歳月が流れた。1972に日中は国交を回復したにもかかわらず、両国の間には歴史認識問題が存在し、両国の政治、外交、社会がしばしば揺さぶられる事態となっている。日中双方の有識者がこれまで積み重ねてきた対話と共同研究をとおして明らかになったことは、「歴史認識を近づけることが可能な一方で、歴史事実の解釈をすべて一致させることは困難だ」という事実である。本書は、ここを出発点に、歴史認識の異同の中身を多角的に知ろうとする姿勢こそ両国の社会にとって有益である、との信念を実践するために編まれている。本書は、日中戦争へと至った過程を、一つ一つの歴史事実を紐解き、それらを積み重ねていきながら、19世紀半ば以降の近代西洋を中心とするグローバル化の波がその後の日中両国の政治や経済、文化のあり方をどのように特徴づけたのかを総合的に説明したことが大きな特徴である。
2018/10/10 刊行
吉川永青 著
日本史上、最も怖れられた男は生まれながらの魔王か、それとも――。直臣すら辿り着けなかった男の内面を、気鋭の歴史作家が渾身の筆を持って暴く!
2018/10/10 刊行
辻仁成 著
作家で、ミュージシャンで、一人の父、辻仁成氏。多様な活動を前に生じた想いをツイッターやWEBサイトを通じて発信している。この新書は、その辻氏が配信して反響を呼んでいる「十か条」に、書き溜めたコラムやエッセイを合流、大幅に加筆編集をしたもの。悩んだときや壁にぶつかったとき、あなたはどう考え、そしてどう行動するべきか? 不運、トラブル、人間関係。どんなに辛いことも、この「十か条」があれば、きっと大丈夫。
2018/10/10 刊行
トインビー 著/山本新/山口光朔 訳
なぜ戦争は「制度」として容認されているか? 軍拡の自殺性を説き、主著『歴史の研究』をもとに再構成した新しい平和への探求。戦争をめぐる比較文明学。〈解説〉三枝守隆
2018/10/10 刊行
温又柔/片岡義男/山下澄人/藤野可織 著
■連載小説 山下澄人「小鳥、来る」(第2回) ■連載長編小説 温又柔「魯肉飯(ロバペン)のさえずり」(第5回)■連作短編小説 片岡義男「フレンチフライドポテト」藤野可織「私が元殺し屋だったころ」
2018/10/01 刊行
町田三郎/尾崎秀樹 訳
春秋戦国時代に成立した軍事思想書で、徹底した合理主義を説く「孫子」。戦国時代初期、一大変革期に楚の宰相を務めた呉起の言を集め、戦争における「仁」の重要性を説く「呉子」。ともに兵法書として名高い二書を合本。混迷深まる現代における必携の書。〈解説〉湯浅邦弘
2018/09/28 刊行
新装版
西村京太郎 著
ハネムーンで殺された新妻との思い出の地、十和田湖で、西本刑事は亡き妻そっくりの女性・みな子に出逢う。しかし彼女は、猪苗代湖からの手紙を残し突然姿を消してしまう。みな子との出会いに運命を感じた西本は、必死の思いでみな子を探すが、彼女は無惨にも何者かに殺害されてしまう……。失意の西本は、殺人の容疑者として、地元警察に勾留されてしまう。部下である西本刑事の無実を信じる十津川警部は、彼の窮地を救うため、美しい湖面の下に隠された恐ろしい真相を探るが、捜査は難航する。十津川警部がこの難局を突破するために取った策とは!? 十津川警部の活躍を描く痛快長編!
2018/09/28 刊行
清水由美 文/ヨシタケシンスケ 絵
「させていただく」は丁寧か、馬鹿丁寧か。「先生」の読み方は本当に「センセイ」? よく知っているつもりの言い回しも、日本語教師の視点で見るとこんなにおもしろい! ヨシタケシンスケさんの、クスッと笑える絵とともに、身近な日本語のもうひとつの顔をのぞいてみませんか?【『日本人の日本語知らず。』を増補改題】 目 次 まえがき1 日本語は難しい、か?2 ところでひらがな、ぜんぶ読めてます? ほんとに?3 しつこいようですが、ひらがなはエライ!4 らぬき、れたす、さいれ5 ナウい人とナウな人、どっちがナウ?6 品詞の谷間7 お茶が入りました。8 日本語はあいまい? 非論理的?9 みなまで言うな。10 米洗ふ前を螢の二ツ三ツ11 私はこれでやめました。12 ウチ向きな日本の私13 ウチとソトの交流14 しぇんしぇー、ちゅくえ15 ありますですかそれともありますですか?16 ててったってっ。17 トンネルを抜けると鴨川でマスオさんが18 飾り飾られ19 4番の、カードを、お持ちの、お客さま20 先生はとても上手に教えました。ありがとうございます。21 お~星さ~ま~ギーラギラ♪ 日本語は美しい。――あとがきにかえて 文庫版あとがき
2018/09/28 刊行
中島岳志 著
「保守」という思想はいったいどのようなものであるか? 小林秀雄、三木清、橋川文三、福田恆存、竹内好、大川周明……。近代日本史をふまえつつ、気鋭の研究者は先人たちを訪ね直し、保守思想をその起源から描出した。混迷の現代日本にも迫り、読者に新たな発見を与える保守のヒント集。
2018/09/28 刊行