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斎藤美奈子 著
名作は〝お尻〟を知っても面白い!「神に栄えあれ」「下痢はとうとう止まらず、汽車に乗ってからも続いていた」――さて、この二つの文章は何という作品のラストでしょう?『雪国』『ゼロの焦点』から『赤毛のアン』まで、古今東西の名作一三二冊を最後の一文から読み解く、丸わかり文学案内。文豪たちの意外なエンディングのセンスをご覧あれ。
2019/03/29 刊行
藤谷治 著
定年まで、あと四年――。長らく会社の花形部門で働いてきた吉岡だが、ここ数年はデータ管理の閑職についている。年齢なりに、体調ははっきりと怪しくなってきた。娘が就職して家を出た今となっては、妻の多恵子と共に静かに老いていくだけの毎日だ。ところが、近所に住む望月夫妻が二人とも入院したことから、状況が一変。彼らが飼っている老猫をどうするかを巡って、町内は大騒ぎとなる。望月夫妻が住むアパートの大家も、警官も救急隊員も生活支援課も、救いの手を差し伸べようとはしない。ある理由から、この猫を引き取ることができない吉岡と多恵子の選択は……。誰もが身につまされること間違いなしの、ユーモアと愛情に満ちた人間ドラマ。【目次】日曜日に (その1)/多少の縁/望月盛衰史/日曜日に (その2)/吉岡家の猫/猫に通う/祇園精舎の鐘の声/里親さがし/最後に見た姿/奇特な人/深き淵より/静かな夜のために
2019/03/29 刊行
七十六歳の結願
垣添忠生 著
『巡礼日記 亡き妻と歩いた600キロ』加筆、改題。最愛の妻をがんで喪って七年。今なお癒えぬ悲しみを抱いて、妻の慰霊のために歩きはじめた四国遍路。猛暑、体力の衰え、そして病に悩まされるが、時にはタクシーの力をかり、酒も楽しみながら三年がかりで結願した、七十六歳のすこしゆるめの四国巡礼記。
2019/03/29 刊行
大門剛明 著
迷宮入り事件の解決が、大切な人を傷つける。ベストセラー『雪冤』の著者が贈る慟哭のミステリー!捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で見つかった。懸命な捜査にもかかわらず、事件は迷宮入りとなった。十五年後、後輩刑事の川澄は犯人と目される男の身元を特定。だが逮捕を目前に、男は殺害された――。殺したのは柴崎なのか。これは解いてはいけない迷宮だったのか。事件の裏に隠された、慟哭の真実とは?文庫書き下ろし
2019/03/29 刊行
石田五郎 著
飽くことなく星への憧憬を語って大正・昭和の天文少年少女を魅了し尽した“星の文人”野尻抱影。ハマッ子の洒脱、江戸趣味人の博識、心霊学への肩入れ、末弟・大佛次郎に見せる長兄の厳しさ……。「二世天文屋」を自任した天文学者による決定版評伝。『野尻抱影―聞書“星の文人”伝』を改題〈解説〉渡部潤一
2019/03/29 刊行
ハイブリッド戦争
大石英司 著
米中の戦いは南シナ海、ハワイ、海南島に移動しながら続けられる。そして今、島に展開する自衛隊は、最悪の状況に巻き込まれていた。水陸機動団は数による特攻の対応を、また〈サイレント・コア〉姜小隊らは、撃墜された海兵隊武装ヘリの救出を命じられたが、それは解放軍が仕掛けた罠だったのだ。「キルゾーン」に囚われた姜小隊を救うべく、土門一佐と原田一尉もその場へ飛ぶが、合流した姜三佐はシェル・ショックに陥り指揮などできない。この場の運命は、若い指揮官・原田の判断に委ねられる。この危機を無事突破できるのか!?緊迫のシリーズ第3弾!
2019/03/29 刊行
ひらめきを生む技術
川喜田二郎 原作/山田しぶ 作画
シリーズ累計140万部越えの大ベストセラー新書『発想法』が、ついにまんが化!誰にでも「ひらめき」はつくれる!「データそれ自体に語らしめつつそれをどうして啓発的にまとめたらよいか」という願いから考案されたKJ法。「本当に役に立つ」と評される名著『発想法』のエッセンスをマンガで分かりやすく解説。問題提起→記録→分類→統合にいたる実技とその効用が、会議に調査に勉強に、あらゆる組織で使える新しい着想をもたらし、新しいアイデアを生み出します!<あらすじ>家具メーカーで販売員として働く千夏。そこへ突如現れた企画室長・大谷にスカウトされる。企画を考える力が無いと嘆く千夏に、「ユーモアやひらめきに頼らず、新しい発想を生み出す方法がある」という。その言葉に動かされ、企画室へ異動を申し出た千夏を待ち受けていたのは、データからアイデアを導き出すKJ法と呼ばれる技法だった。大谷の指導のもと、奮闘する千夏と小雪。本当に天才的な感覚に頼らず、新しい企画は生まれるのか―?まんがを読むだけで、名著『発想法』のエッセンスが身につきます。
2019/03/29 刊行
辻邦生 著
時には〈日常〉を脱して、魂の目くらむ昂揚を経験することも、人生を豊かにする大切な方法なのだ(本文より)。一九五七年の留学以降、第二の生活拠点となったパリ、創作への啓示を受けたアテネ、作品の舞台となったフィレンツェ、アルジェ……生涯を通じ旅を愛した作家の多幸感あふれるエッセイ集。目次よりⅠ 地中海幻想の旅から中部イタリアの旅フィレンツェ散策私の古典美術館アッシリアの眼ポンペイ幻想廃墟の教えるもの地中海幻想力ルタゴの白い石友をもつことⅡ フランスの旅からヨーロッパの汽車旅恋のかたみモンマルトル住い海辺の墓地から早春のパリ昔のパリいまのパリ変ったパリ変らぬパリフランスの知恵パリの雀のことなど回想のシャルトル近い旅遠い旅パリ――夢と現実風塵の街から回想のなかのゴシックⅢ 北の旅 南の旅からロシアの旅から一ロシアの旅から二森の中の思索から北の海辺の旅南イングランドからハドリアヌスの城壁を訪ねて大いなる聖樹の下インド変容旅立ちの前に南の遙かな青い海中国の旅から
2019/03/29 刊行
吉田裕/鹿島茂/成毛眞 著
CONTENTS●新書通111人が厳選した年間ベスト20●大賞受賞者インタビュー『日本軍兵士』吉田裕●2位『文系と理系はなぜ分かれたのか』、3位『陰謀の日本中世史』ほか、ベスト20レビュー●【編集者座談会】「あの話題作が誕生した舞台裏、明かします」 岩波新書 編集長 永沼浩一幻冬舎新書 編集人 志儀保博 中公新書 編集長 田中正敏●【対談】「新書は最強のフォーマット!」 鹿島茂×成毛眞●大竹文雄、出口治明、橋爪大三郎、三浦瑠麗ら「目利き54人が選ぶ 2018年 私のオススメ新書」〈完全版〉※54人の目利きが選んだ新書5冊を掲載するこのコーナーについては、電子版だけの特典として、本誌では掲載できなかった4位、5位のコメントまで完全収録しています。(敬称略)
2019/03/25 刊行
オックスフォード、ハーバード、そして日本研究
松田宏一郎/吉見俊哉/グレン・S・フクシマ/ケント・E・カルダー/苅谷剛彦 著
(目次より)・「日本研究」の本場は日本ではない(松田宏一郎立教大学教授)・「蹴られない東大」を実現する方法(吉見俊哉東京大学大学院情報学環教授)・発信力を高めるために何が必要か(グレン・S・フクシマ米国先端政策研究所上級研究員・日本研究の二つの潮流(ケント・E・カルダー ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院副学長)・オックスフォードから見た「日本」という問題(苅谷剛彦オックスフォード大学教授)※『中央公論』2019年3月号、2017年9月号に掲載した記事を電子化しました。
2019/03/25 刊行
スタジオジブリへの道
鈴木敏夫 著/渋谷陽一 聞き手
スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫に、渋谷陽一が迫る。Ⅰは生い立ちから宮崎駿、高畑勲との出会い、スタジオジブリ立ち上げまでを語り尽くす。
2019/03/20 刊行
永井荷風 著
石川淳が「戦後はただこの一篇」と評した表題作ほか、短篇・戯曲・随筆を収めた戦後最初の作品集。久保田万太郎の同名戯曲、石川淳「敗荷落日」を併録。
2019/03/20 刊行
新装版
藤子不二雄A 著
「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造に弟が存在した! ふとしたことから人生の落とし穴に落ち込んだ人を、謎の男、喪黒福次郎が不思議なチカラで救い出す。
2019/03/20 刊行
内田百閒 著
自宅へ客を招き九晩かけて還暦を祝う。昭和二十三年六月一日~二十四年十二月三十一日まで。索引付。〈巻末エッセイ〉平山三郎・中村武志〈解説〉佐伯泰英
2019/03/20 刊行
夏の終わりのいなりずし
安田依央 著
「必ず戻る」その言葉を残し、仁が京都へ旅立ってから一年半が経った。彼を待ち続ける澄香の心は揺らぎ続け……。謎の人物も登場し、新章突入へ!
2019/03/20 刊行