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新版
武田百合子 著
夫、武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す日記文学の白眉。田村俊子賞受賞作。巻末に関連エッセイ、大岡昇平の「山の隣人」と、武田泰淳の「山麓のお正月」を収録する。
2019/06/28 刊行
論客たちとの深夜の「激闘譜」
田原総一朗 著
"1987年4月にスタートした「朝まで生テレビ! 」。著者は、ときに強引すぎるとの批判を受けつつも、その独特の司会ぶりで、原発、天皇、右翼など“日本のタブー""に挑み、30年間にわたって番組を牽引してきた。野坂昭如氏、大島渚氏など放送開始時から存在感を示した出演者から、堀江貴文氏ら最近の若手論客まで、多彩なパネリストたちによる“論戦""を一挙に振り返る。目次第一章 「公平でない」「発言しすぎる」は、私にとっての褒め言葉第二章 手応えを感じた原発論争 反対派と推進派が直接対決第三章 自粛ムードの中、あえて天皇と天皇制を論じる第四章 野坂昭如抜きには成り立たなかった差別問題論争第五章 野村秋介との対話で確信、右翼とも議論はできる第六章 ときには同志、ときには好敵手 野坂、大島、西部……素顔の論客たち第七章 本物っぽく見えた麻原彰晃 宗教を扱う難しさを実感第八章 対米従属か、自立か 安全保障をめぐり意見は真っ二つ第九章 これからは彼らが主役 若手論客に教えられること"
2019/06/28 刊行
新装版
西村京太郎 著
その執念深さで捜査一課の名物刑事と謳われた奥田が、退職直後に木曽の宿場町で失踪した。さらに実在しない奥田の娘から捜索依頼の手紙が、十津川警部のもとに届く。奥田の妻も入院先の病院で不審な焼死を遂げ、事件は混迷を深める。奥田の残した写真を唯一の手がかりに、十津川・亀井コンビは、山深い木曽路に赴くが……。〈目次〉第一章 一通の手紙第二章 殺意のバイパス第三章 人間の鎖第四章 夜の死第五章 再び福島宿第六章 対決
2019/06/28 刊行
天皇の呼び名
野村朋弘 著
天皇の死後の呼び名を「諡号」という。しかし、その諡号のあり方も時代によって大きく変遷してきた。明治以降は、一世一元の制のもと、在位中の元号をもって呼ばれることになる。本書では、中国の周代に始まる廟号・諡号との比較から、日本への導入、変容の過程を辿り、独自の発展を遂げた日本の諡号制の全容を明らかにする。さらに、王朝交代がなく、「万世一系」とされる日本において諡号の果たした役割、天皇が古代から現代まで存続し得た理由についても考察する。(目次から)第一章 天皇家はなぜ存続してきたのか第二章 諡号とは何か第三章 日本の諡号の種類第四章 日本における諡号制度の展開第五章 諡号の変容――追号・遺諡の成立第六章 南北朝の危機と諡号第七章 漢風諡号の復活
2019/06/28 刊行
安倍晋三/田原総一朗/松井孝治 著
《安倍首相ロングインタビュー》●「地方経済と格差に敏感に対応」安倍晋三聞き手・田原総一朗(ジャーナリスト)《寄稿》●官僚叩きで一強は是正されない「国会改革を再起動し、“令和デモクラシー”を」松井孝治(慶應義塾大学教授)
2019/06/25 刊行
試される令和デモクラシー
佐伯啓思/会田弘継/宇野重規/小井土彰宏/岡﨑広樹/ダニエル・カール/サンドラ・ヘフェリン/フランシス・フクヤマ/クリスチャン・ヨプケ 著
(目次より)●「『反』ないし『半』グローバリズムという選択肢」佐伯啓思●対談「国際社会の荒波を “包摂”の理念で迎え入れる」会田弘継×宇野重規●「後発的移民受け入れ国スペインに学ぶ政策革新」小井土彰宏●ルポ「芝園団地『共生』への挑戦」岡﨑広樹《私が見たニッポン》 ●「意外と海外通の日本人 国際化もいつも通りで大丈夫!」ダニエル・カール●「ドイツ式『お客さん労働者』の二の舞になる!」サンドラ・ヘフェリン《海外識者の緊急寄稿!》●【アメリカ発】「民主主義の脅威『ポピュリズム』とは何か」フランシス・フクヤマ●【欧州発】「リベラリズムは衰退したのか?」クリスチャン・ヨプケ
2019/06/25 刊行
クルツィオ・マラパルテ 著/手塚和彰/鈴木純 訳
いかに国家権力を奪取し、いかにそれを防御するかについて歴史的分析を行うとともに、引き起こす人間の人物論や心理状態の描写も豊富に含んだ古典的名著。
2019/06/20 刊行
松方幸次郎、原三溪、大原二代、福島コレクション
矢代幸雄 著
コレクションにその名を残した桁外れの大蒐集家との回想録。パリでの買い付けや画家モネなどとの交渉をユーモア豊かに語る。〈解説〉越川倫明
2019/06/20 刊行
柳田國男 著
「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、ロングインタビュー「村の信仰」を併録した柳田学入門。〈解説〉佐藤健二
2019/06/20 刊行
新版
武田百合子 著
愛犬の死、湖上花火、大岡昇平夫妻との交流。昭和四十一年十月から四十四年六月の日記を収録する。田村俊子賞受賞作。〈巻末エッセイ〉しまおまほ
2019/06/20 刊行
歳を取りそこねる人たち
春日武彦 著
よく老いることは、むずかしい。老人たちの不安に向き合ってきた精神科医が、老いゆく人の心に迫る。哀しくもおかしな老いの見本帳。〈解説〉宮沢章夫
2019/06/20 刊行
雷と呼ばれた男 新装版
山崎光夫 著
念願のドイツ留学を果たした柴三郎。「細菌学の祖」コッホの下、世界で初めて破傷風菌の純粋培養を成功させる。近代日本医学の父の生涯を描いた伝記小説。
2019/06/20 刊行
喜多喜久 著
大学内で撮影された爆破動画。理学部の排水から検出した覚醒剤。そして研究室で体調を崩す学生、その意外な原因を沖野と彼のライバル・氷上が探る。
2019/06/20 刊行
雷と呼ばれた男 新装版
山崎光夫 著
柴三郎は香港での命懸けの調査により、ペスト菌を発見する。一方、東大閥との争いから、自らが設立した伝染病研究所を失うことに――。〈解説〉大村 智
2019/06/20 刊行
菅野雪虫 著
祖国で虐げられて育った姫・アトリ。嫁ぎ先の小国で受けた王の教えを武器に、やがて彼女は人々の希望となる――。これは生涯で5回も結婚することになった姫君の物語。
2019/06/19 刊行