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真夜中の殴殺魔
中村啓 著
多摩地方で起こった連続殺人事件。どの被害者も顔を〈壊された〉状態で発見される。事件を捜査する夢川時勇は、ある朝、自分の身体に妙な傷と痣があるのに気づく。そして殴殺魔による新たな被害者が――。「あいつがやったのか?」実は時勇は、深夜数時間だけ別人格に入れ替わるのだ。犯人は《ハイド》と名付けたこの人格なのか。その目的とは?
2019/06/28 刊行
中沢啓治 著
作品完成から30余年を経た今でも、日本のみならず世界20カ国以上で読み継がれる、反戦マンガの決定版。ヒロシマに投下された原子爆弾による自らの被爆体験をもとに、著者・中沢啓治が、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いを込めて描いた著者代表作。「週刊少年ジャンプ」で1973年6月から連載が開始された後、「市民」「文化評論」「教育評論」などの雑誌に、約15年にわたって連載され、1987年2月に連載が終了した。
2019/06/28 刊行
悲劇第二部
ゲーテ 著/手塚富雄 訳
無垢な少女グレートヒェンを悲運のどん底に落とし心身ともに疲れきったファウストは、しかし「最高の生き方をめざして絶えず努力をつづけよう」と決意する。第一部の執筆後、二十年以上の休止を挟み、死の前年に完成に至った壮大な戯曲の第二部。(全二巻)〈巻末エッセイ〉中村光夫
2019/06/28 刊行
悲劇第一部
ゲーテ 著 手塚富雄 訳
あらゆる知的探究も内心の欲求を満たさないことに絶望したファウストは、悪魔メフィストフェレスと魂をかけた契約を結ぶ。巨匠ゲーテが言葉の深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥に迫った大作の第一部を、翻訳史上画期的な名訳で贈る。読売文学賞受賞作。訳者による解説「一つの読み方」を付す。〈巻末エッセイ〉河盛好蔵・福田宏年
2019/06/28 刊行
西部邁 著
危機としての生を実践し、「戦後」の無惨と虚無に対峙し続けたファシスタが、己の人生の全域を剔出した最後の自伝的巨編。懐疑と省察、冒険への意志が導いた思想の堂奥とは。皇室論・信仰論を付す。「状況のなかで決断し、それを実践すれば他者に通じるはずだとの幻像を生きる、それがファシスタだということである」(本書より)。混沌の時代に著者が投げかけるのは、「一匹のヒューモリスト(人性論者)がここにいた」という厳然の提示なのである。
2019/06/28 刊行
木内昇 著
【各紙誌で話題を呼んだ哀しくも愛しい物語】その人は、もういないかもしれない。もういなくても――確かにここにいた。お針子の齣江や向かいの老婆トメさんが、いつ、どこから来て棲み始めたのか、長屋の誰も知らない。正体不明の男「雨降らし」が門口に立つとき、そこには必ず不思議が起こる。少しずつ姿を変える日々の営みの中に、ふと立ち上る誰かの面影。時を超え、降り積もる人々の思い。路地にあやかしの鈴が響き、彼女はふたたび彼と出会う――。「いつかの人々」が囁きかけてくる感動長篇。
2019/06/28 刊行
過去の延長線上に未来はない
小林喜光 監修/経済同友会 著
いま世界中を覆っている三つの大変革、グローバル化、デジタル化(AI化)、ソーシャル化。日本はこの大変革のうねりに翻弄され、他国に差をつけられつつある。改革を先導し行動する経営者の集団として経済同友会は、「Japan2.0 最適化社会の設計―モノからコト、そしてココロへ―」という提言を行った。日本が「茹でガエル」状態を脱し、再び輝きを取り戻すためには何が必要か――。本書は、提言のエッセンスを凝縮した、経営者たちによる自己変革の誓いである。 目次第一章 過去の延長線上に未来はない第二章 「心」「技」「体」の揃った国家を目指して第三章 豊かな経済を実現するために=X軸第四章 イノベーションこそが未来を拓=Y軸第五章 社会の持続性を維持し、高めていくために=Z軸対談 小林喜光×櫻田謙悟「提言だけでは終わらない 我々経営者は率先して行動する」
2019/06/28 刊行
矢野隆 著
平安最強のエリート部隊VS人非ざる者たち。今、最も熱い歴史小説!大力の青年・坂田公時は武士になるため都へ上る。初めて知る身分の境に戸惑う彼は、ある日「鬼」の噂を耳にする。一方、神の棲まう山・大江山では食糧たる獣たちが姿を消す。頭目の朱天は仲間たちのため、盗みを働く決断を下す。人と、「鬼」と呼ばれる者たち。二つの魂が交錯する時、歴史を揺るがす戦が巻き起こる!
2019/06/28 刊行
岡本綺堂 著
「お前はそれほどにわたしが恋しいか。人間を捨てゝもわたしと一緒に棲みたいか」金毛九尾の狐の物語「殺生石伝説」を下敷きにした、綺堂の長篇伝奇小説。平安朝、妖狐に憑かれ国を惑わす美女になった娘と幼なじみの若き陰陽師の悲恋を軸に、権力闘争にあけくれる殿上人や怪僧らが暗躍する。附録として短篇「狐武者」を収載。カバーは山本タカトによる描き下ろし。本文には初版刊行当時の井川洗厓による挿絵を再録。〈解題〉千葉俊二
2019/06/28 刊行
深沢七郎 著
小説『楢山節考』で異色の文壇デビューを果たした著者が、正宗白鳥、武田泰淳、井伏鱒二ら、畏敬する作家たちとの奇妙でおかしな交流を綴る抱腹絶倒の文壇登場日記。他に「思い出の記」「十五のポルカ」を収める。
2019/06/28 刊行
新装版
今野敏 著
あらゆる格闘技大会で勝ち続け「不敗神話」を作り上げる凱。それでも満たされない虚しさに豪遊を繰り返す彼の肉体はいつしか蝕まれる。一方、弟子の格闘技トーナメントへの参戦を許した英治郎は、マスコミに「常勝軍団の総帥」と祭り上げられる。理想とは正反対の現実に苦悩する彼は、いまや頂上を極める凱と対決し、その事態に終止符を打つことを決断する。両者激突。果たしてその結末は。感動の完結!〈解説・夢枕獏〉
2019/06/28 刊行
新装版
今野敏 著
極限の貧困の中、シベリアに売られた青年・南雲凱は帰国後、些細なことをきっかけに新格闘技団体に入門。自身の強靭さを手段として一攫千金を夢みる。一方、裕福な家庭に育ち、空手道場に通う大学生、麻生英治郎は流派への漠然とした違和感の中で、フルコンタクト空手師範の黒沢と出会い、空手の真の姿を探し始める……。果たして対照的な二人の目指す先には何が待ち受けるのか。そして、「真の強さ」とは何か……。
2019/06/28 刊行
深沢七郎 著
ボクは住所も職業もさすらいなのである――。一九六〇年代初め、各地を転々としながら書き継がれた『言わなければよかったのに日記』の姉妹編(『流浪の手記』改題)。旅先での市井の人びととの出会いや先輩作家のことなど、飄々とした独特の味わいとユーモアがにじむエッセイ集。単行本未収録作品を増補。
2019/06/28 刊行
やくみつる/デーモン閣下 著
デーモン閣下「吾輩の場合は、一見、力技のように見える、正統派の押し相撲を取る力士がもっと評価されていいと思う。突き押しにもテクニックがあるのだから。」やくみつる「横綱には横綱の勝負の格というものがあるよね、横綱らしい相撲が見たいなあ、場所を通じて。」――自他ともに認める好角家・やくみつるとデーモン閣下の両氏が、神事から興行への歴史、相撲との出会い、思い出の取組、技巧派と力相撲の変遷、四股名のあれこれ、引退後の白鵬問題などを語り尽くした激論沸騰の熱血対談!
2019/06/28 刊行
マラッカ海峡封鎖
大石英司 著
「キルゾーン」に誘い込まれた姜小隊らは土門や原田らの奮闘もあり、無事離脱を果たした。だが、海南島にはまた新たな強敵が現れる。ハワイでめざましい活躍を見せた、林剛大佐率いる中国軍の精鋭たちだ。〈サイレント・コア〉とも因縁をもつ彼らの投入、更に衛星攻撃用ミサイルでGPSがダウンしたことで、戦場には更なる混乱がもたらされた。そしてここで、韓国に続きシンガポールも中国へ下るというニュースが駆け抜ける。二〇億人の貪欲な市場を餌に各国を説く中国と、これまで通り自由と博愛とを提示するしかない米国。世界の混迷は、どこまで続くのか――?
2019/06/28 刊行