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山田詠美 著
高中真由子は、編集者の父と医師の母のもとで、何不自由なく育てられてきた。真由子が小学生のころ、隣家に二つ年下の百合の家族が引っ越してきて、二人は急速に仲良くなっていく。しかし、真由子が21歳になった冬、百合は真由子が幼いころからずっと思いを寄せてきた澤村諒一の子どもを妊娠したと告白した。その日から、真由子の復讐が始まる――。 諒一と百合の子どもの名付け親になった真由子は、『痴人の愛』の「ナオミ」から、二人の息子に「直巳」と名付け、彼を「調教」していく。直巳が二十歳の誕生日を迎えた日、真由子は初めて、直巳に体を許す。それが最初で最後となるとも知らず……。 主演・中山美穂のテレビドラマも大きな話題を呼んだ、絢爛豪華な愛憎劇!
2019/10/31 刊行
陳舜臣 著
後漢衰微後の群雄争覇の乱世に一人の青年が時を待っていた……。透徹した史眼、雄渾の筆致が捉えた孔明の新しい魅力と「三国志」の壮大な世界。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
2019/10/31 刊行
逢坂剛 著
「百舌」シリーズの次はこれだ! 逢坂剛が満を持して送るエンタメ超大作。元新撰組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れた――はずだった。頭部に被弾した土方を救った時枝ゆらは、敵軍の目をかいくぐり、米国へと密航する。だが意識を取り戻した土方は、記憶を失っていたのだった。全てを無くしたサムライは、果たしてどこへ向かうのか? 海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がここにはじまる。
2019/10/31 刊行
陳舜臣 著
関羽、張飛が非業の死を遂げ、主君劉備も逝き、蜀の危急存亡のとき、丞相孔明は魏の統一を阻止するため軍を率い、五丈原に陣を布く。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
2019/10/31 刊行
島本理生 著
故郷でのおぞましい体験から逃れるように、黒江は憧れのカメラマンが住む東京へ向かった。師匠の家に住み込みながらアシスタントとして一歩を踏み出すが、不意によみがえる過去の記憶。それは、再び心を通わせはじめた初恋の相手・彌生との関係にも、暗い影を落とし出す――。
2019/10/31 刊行
新井素子 著
夫と愛猫が糖尿病予備軍? 何とかダイエットは成功するが、今度はまさかのリバウンド?? 「ダイエット物語……ただし猫」「ダイエット物語……こんどはヒト」に加え、自身の体験を書いた「大腸ポリープ物語」を収録。文庫化にあたり書き下ろした「リバウンド物語」、夫婦対談「素子さんの野望」をプラスした、新井素子ファン必読の一冊。
2019/10/31 刊行
北方謙三 著
雪が降る。加賀の雪は、赤い雪だ。雪中に翻るは、「風」の旗――。戦国の乱世に、加賀の地において百年にわたって独立国家を成した「百姓ノ持チタル国」――その誕生前夜に、北方文学が挑む!「これぞわが心の記念碑」(北方謙三)
2019/10/31 刊行
島本理生 著
中三の春、少女は切ない初恋と未来への夢と出会った。それは愛と破壊の世界への入り口だった――。恋愛小説の枠を超えた、恋愛小説の最高傑作。著者デビュー10周年を飾る書き下ろし作品。
2019/10/31 刊行
そにしけんじ 著
読売中高生新聞で連載中の大人気コミック「猫ピッチャー」の公式スピンオフ作品。ミー太郎がロールプレイングゲームの勇者となって、白球を手に伝説の野球戦士を探す旅に出る!“部活あるある”が随所に盛り込まれたほんわかギャグマンガ。オリジナル猫キャラも続々登場するよ。
2019/10/31 刊行
米中覇権戦争の狭間、中東で何が起こっているのか
松富かおり 著
目 次 まえがき第一章 クーデター未遂事件――二〇一六年七月 1 アルジャジーラによる映像で見るクーデター未遂事件 2 これまでのクーデターとの比較による失敗の原因 3 クーデターの黒幕は誰だったのか 4 クーデター未遂事件直後の弾圧 5 『シュピーゲル』と『ツァイト』による事件の再構成 6 その後も続く報道の弾圧と密告社会 7 亡命トルコ人のインタビュー第二章 二つのトルコ 1 アタチュルクのトルコ 2 エルドアンのトルコ第三章 さらに進むエルドアンの強権政治――クーデター未遂事件への序章 1 民主化運動を支援したリベラルなプレス、実業界 2 2・28プロセスを支えたグループへの復讐――軍・司法・市民エリートと教育 3 開発経済による富を分け与える手法 4 民衆の心を惹きつけるマニューバビリティ 5 ネオオスマン主義と「現代のスルタン」への野望第四章 トルコの外交――冷戦から第二の冷戦へ 1 冷戦時代のトルコと新オスマン主義 2 孤立からの脱却を図って――「トルコ・ロシア・イランの奇妙な三国同盟 3 西側の手からこぼれ落ちようとするトルコ第五章 米中覇権戦争の中のトルコ 1 現在のトルコ 2 第二の冷戦 3 中国の台頭――経済 4 中国の台頭――軍事 5 米中貿易戦争勃発 6 姿を明確に現した米中覇権戦争第六章 第二の冷戦が熾烈になる中、トルコで起こっていたこと 1 国内政治 2 外交と経済 3 一帯一路とその先にあるもの――ドルの束縛からの離脱の試み第七章 これからの世界 1 アメリカ 2 ヨーロッパ 3 ロシア 4 イラン 5 中東 6 アジアと日本
2019/10/31 刊行
岸本葉子 著
介護がすんで、看取りも終えて、気がつけば老いの入口。これからどう生きていこう。老いの途上で、親の死は必ず訪れる。介護や看取りの日々を経て、カラダとココロの構えや交友や旅、食事に対する趣も変わる。また、どう見送っても、自分を責める気持ちや後悔を抱えていくのではあるが、親亡き後は、その先の人生に重みと安定を与えるはず。両親を見送った人気エッセイストが、生と死や人と自然のつながりを優しくみつめ直す感動のエッセイ
2019/10/31 刊行
北方謙三 著
戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生! 著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
2019/10/31 刊行
読売新聞阪神支局 著
パ・リーグを10度制し、日本一に3度輝いた名門球団は、1988年、身売りという最後を迎えた。常勝軍団といわれながら、打倒巨人に燃えた反骨の集団は、伝説の彼方へと消えた。盗塁王福本、エース山田をはじめ、個性派集団と言われたガッツの塊のような選手たち。彼らを支えた情熱溢れる球団関係者。勇者たちの語りであの黄金時代がよみがえる。 目次プロローグ 第1章 世界の盗塁王 福本豊第2章 球団マネジャー 浅井浄第3章 マルカーノの「家族」 ダゴと満子第4章 不屈の右腕 足立光宏 番外編① カワナベ理容院 第5章 応援団長 今坂喜好 番外編② 多田神社第6章 代打の神様 高井保弘第7章 スコアラー 金田義倫第8章 応援のトランペット 松本誠次 番外編③ 久保田運動具店第9章 いぶし銀のつなぎ役 大熊忠義 番外編④ 梶本憲史第10章 ブレービー 島野修第11章 不動の4番打者 長池徳二第12章 花の管理部 番外編⑤ 喫茶店「ひさご」 第13章 真のエース 山田久志 あとがき 阪急ブレーブスを巡る歴史 阪急ブレーブス 日本シリーズの記録
2019/10/31 刊行
戦前・戦中・戦後
照屋佳男 著
沖縄現代史に関する書物は汗牛充棟の趣があり、これ以上付け加えるべきものは何もないように思われるかもしれないが、二十歳頃まで私の目と心が捉えたものの大半は、人が沖縄現代史の叙述にどれほどひとみを凝らしても見えてこないと思われる。が、見えてこないからといって述べるに値しないということにはならない、と思っている。その見えてこないと思われるものに私は、照明を当て、私なりに若干の考察を行った。 照明の当てられた場所と出来事(あるいは状況)の第一のものは、テニアン島であり、米軍の空襲直後テニアン島から、父を除く家族五人がサイパン島経由で横浜を目指して行った二十日間に及ぶ航行である。 第二に取り上げているのは沖縄、米軍上陸約半年前の沖縄の姿である。 第三に取り上げているのは学童疎開のことである、七百七十五名の学童が海の藻屑となった対馬丸遭難の目撃、私が乗っていた僚船暁空丸の甲板上の状況である。 第四に取り上げているのは、疎開先熊本県種山村、その村で陥った極度の栄養失調状態、そして村人の親切のことである。 第五に取り上げているのは、戦後の沖縄、その沖縄で一九九三年から一九五五年にかけて行われた、米軍による大掛かりな仮借なき土地接収の荒波が、我が家の田畑、旧き家屋敷にまで及んだときの個人的体験である。 第六に取り上げているのは、一九五四年のニューヨーク滞在、一九五四年までの沖縄の米軍が与えていた印象と似通った印象を与えたニューヨークでのいくつかの小さな経験である。――「まえがき」より
2019/10/31 刊行
昭和稲荷町らくご探偵
愛川晶 著
真打ち昇進を目前に控えた二つ目・佃家花蔵が、高座で「犬の目」を口演中に、酔客に左眼を殴打され殴打され、廃業の危機に。佃家傳朝と梅蔵は長年の不仲を改め、弟弟子を援助することを誓うが、その直後、夜道で傳朝が命を狙われる。相次ぐ噺家受難の陰には思いもよらぬ真実が……。名探偵・八代目林家正蔵の推理がまたもや冴え渡る、痛快落語ミステリー第三弾! 文庫書き下ろし。
2019/10/31 刊行