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英国艦隊参陣
横山信義 著
第二次珊瑚海海戦に勝利し、豪州の要衝ポート・モレスビーを攻略した日本軍。大きく戦力を落とした米国に対し、山本五十六は早期講和を申し出る。しかし、米国はこれを拒否。モレスビー近海の日本軍補給線への攻撃を続行した。さらに豪州の戦況を受け、ついに英国が対日参戦を決定。最新鋭戦艦「キング・ジョージ五世」「デューク・オブ・ヨーク」を擁する英国M部隊と、「金剛」「榛名」、そして「大和」が激突する――!鉄壁の守りを誇る皇国を描くシリーズ第3弾。
2019/12/17 刊行
民主の女神
大石英司 著
「土門さん、あなたを水陸機動団長に命じ、その階級を陸将補に昇進させます」ついに陸将補に昇進し浮かれる土門の前にサプライズで現れたのは、なんとハワイで別れたはずの《潰し屋》デレク・キング陸軍中将だった。絶句する土門に対し、海口攻略を命じたキング。陵水基地へ戻る予定を変更させられ、更に中韓の猛攻を受けることになった土門たち《サイレント・コア》の運命は……。また空からは、中国が秘密裏に開発していた最新鋭の機体――コックピットのない戦闘機が襲いくる。迎え撃つ村田兄妹は、海南島の制空権を守れるのか!?
2019/12/17 刊行
「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機
手嶋龍一/佐藤優 著
これは、日本が韓国に仕掛けた「罠」か!?不気味な地殻変動を見逃すなGSOMIAをめぐり揺れに揺れた日韓。両国はついに全面衝突の様相に。「安倍政権が韓国を巧妙に追い詰め破棄させたのだ。この手法は、日本を開戦に踏み切らせたハル・ノートを思わせる。短期的には〝完勝〟」(佐藤優氏)だが、「長期の視点に立てば極めて危うい一手」(手嶋龍一氏)だ。北東アジアに生じた日米韓の安保体制の綻びを、中露北が衝こうとしている。果たしてニッポンに苛烈な国際政局を生き抜く秘策はあるか。
2019/12/17 刊行
何を変えれば政治が変わるのか
加藤秀治郎 著
選挙制度が政治全般に及ぼす影響力はきわめて大きい。「選挙制度が適切なら何もかもうまくいく」という哲学者オルテガの言をまつまでもなく、選挙は民主主義をいかなる形態にも変えうる力を秘めている。本書は、小選挙区制や比例代表制の思想的バックボーンをわかりやすく紹介し、「選挙制度のデパート」とも揶揄される日本的システムを改善する道筋を示すものである。巻末に、近年の議論をふまえた補足解説を付す。
2019/12/13 刊行
12人の文豪と名作の真実
堀啓子 著
「円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と助言された二葉亭四迷は日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。初の女流作家田辺花圃と同門だった樋口一葉は、最晩年に「奇跡の14ヵ月」と呼ばれるほどの作品を遺した。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」を巡る菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。
2019/12/13 刊行
邪馬台国から象徴天皇制まで
中公新書編集部 編
鎌倉時代は「いい国つくろう」の1192年に始まる、という時代区分はもはや主流ではない。日本史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。今注目されている日本史の論点は何か、どこまで解明されたのか。「邪馬台国はどこにあったか」「応仁の乱は画期なのか」「江戸時代は「鎖国」だったのか」「明治維新は革命なのか」「田中角栄は名宰相か」など、古代・中世・近世・近代・現代の29の謎に豪華執筆陣が迫る。
2019/12/13 刊行
家中粛清と権威志向
鍛代敏雄 著
応仁・文明の大乱を経て、群雄割拠の時代が幕を開ける。戦国大名たちは、家中粛清を断行して権力基盤を固め、分国法の制定や城下町の整備により自らの領国を発展させた。やがて北条・毛利・島津らのように、版図を拡大し、地域に覇を唱える大大名も現れる。生き残りをかけて戦い続けた彼らは、ただ力のみを信奉し、伝統的権威を否定する専制君主だったのか。大名たちの行動規範を探究し、戦国時代への新たな視座を提示する。
2019/12/13 刊行
岡崎久彦 著
先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか――。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
2019/12/13 刊行
服部龍二 著
日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934~96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
2019/12/13 刊行
佐藤愛子 著
96歳を迎えた佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も半世紀あまりにおよぶ。初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜた、選りすぐりの一冊。
2019/12/09 刊行
折口信夫 著
どうかこの講義の後に、心を潜めて、古事記の研究を進めて頂きたい―。昭和九年と十年に長野県下伊那郡教育会で行われた三つの講義「古事記の研究」(一・二)と「万葉人の生活」を収める。「古事記研究の初歩」と著者自身が呼ぶ一般向けの入門講義を初めて文庫化する。 〈解説〉三浦佑之 【目次】 古事記の研究 (第一古事記の世界/第二古事記の歌謡/第三古事記の成立/第四古代精神) 古事記の研究二 (第一古代倫理観/第二民族性格の基礎/第三推移と合理化と/第四古事記に見えた民俗的要件) 万葉人の生活 (第一万葉集分類の意義/第二歌謡に現れた地方人の性格/第三東歌の研究)
2019/11/29 刊行
永井荷風 著
麻布・偏奇館から終の棲家となる市川へ。「戦後はただこの一篇」と石川淳が評した表題作ほか、「東京風俗ばなし」などの随筆、短篇小説「にぎり飯」「畦道」、戯曲「停電の夜の出来事」など十九編を収めた戦後最初の作品集。巻末に久保田万太郎翻案による戯曲「葛飾土産」、石川淳「敗荷落日」を併録する。〈巻末エッセイ〉石川美子【目次】にぎり飯/心づくし/秋の女/買出し/人妻/羊羹/腕時計/或夜/噂ばなし/靴/畦道/停電の夜の出来事/春情鳩の街/葛飾土産/細雪妄評/木犀の花/東京風俗ばなし/裸体談義/宮城環景を観る■付録葛飾土産(久保田万太郎)/敗荷落日(石川淳)
2019/11/29 刊行
石井睦美 著
生まれたときから父親はいない。絵画修復家の母と、近所に住む母の年上の友人・ユキさんに育てられた。幼い日のわたしは、わたしたち3人が家族だと知っていた。家族という言葉は知らなかったのに。わたしは愛に飢えることもなく、3人のしあわせな日々がいつまでも続くと信じて疑わなかった。あの日がくるまでは―――。18歳の少女が辿ってきた様々な出会いと別れを描く、切なくも瑞々しく心ふるえる長篇小説。日本経済新聞〈目利きが選ぶ今週の3冊〉で☆☆☆☆☆の名作、待望の電子書籍化。
2019/11/29 刊行
少年小景集
阿部昭 著
病死した母親の後を追う少年の姿を端正な文体で描いた表題作ほか、デビュー作「子供部屋」、教科書の定番作品「あこがれ」「自転車」など全十四編を収める。短篇小説の名手による〈少年〉を主題としたオリジナル・アンソロジー。 【目次】(*=高校国語教科書掲載作品)子供部屋/幼年詩篇(I馬糞ひろい II父の考え IIIあこがれ*)/ 子供の墓*/自転車*/言葉*/天使が見たもの/海の子/家族の一員/ 三月の風*/みぞれふる空/水にうつる雲/あの夏あの海* 〈巻末エッセイ〉父の視線(沢木耕太郎)
2019/11/29 刊行
北方謙三 著
海を、わが庭のように駈ける。人智の及ぶかぎり、海とともに生きる。死ねば、海に還る――承平天慶の乱の首謀者として平将門とともにその名を知られる瀬戸内の「海賊」藤原純友。海の民を率い、ついに朝廷の水軍との対決が! 夢を追い、心のままに生きた男の生涯を描く歴史巨篇。
2019/11/29 刊行