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諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで
中島隆博 著
春秋戦国時代に現れた孔子や老子ら諸子百家に始まり、朱子学と陽明学に結実したのち、西洋近代と対峙するなかで現代の儒教復興に至る中国哲学。群雄割拠から統一帝国へ、仏教伝来、キリスト教宣教、そして革命とナショナリズム。社会変動期に紡がれた思想は中国社会の根幹を形づくった。本書は中国3000年の叡智を丹念に読み解き、西洋を含めた世界史の視座から、より深い理解へと読者をいざなう。新しい哲学史への招待。
2022/04/15 刊行
古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」
篠田謙一 著
古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。
2022/04/15 刊行
武甜静/橋本輝幸 編/大恵和実 編訳
宇宙を、異世界を旅し、ヤマネコが歴史を見つめ、世界は彩りを失い/取り戻し、しがないおじさんはミニブラックホールにダイブして、植物状態の少女がVR世界を駆け抜ける――いま最前線で活躍している中国の女性SF作家14人の傑作短篇で紡ぐ、変幻自在のアンソロジー!
2022/04/07 刊行
永井紗耶子 著
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。
2022/04/07 刊行
海外競馬放浪記
須田鷹雄 著
馬がバテる急坂コース、失格連発の速歩競馬、馬ではなくラバ、まさかの2頭立てレース、意外と惜しいところまでいく6連単馬券、年1日だけ開催の砂浜競馬、ローカル色たっぷりの競馬場メシ・・・・・・。世界の競馬は、こんなに楽しい! 訪れた海外競馬およそ150場。その中から記憶に残る63場を、350枚の写真とともに紹介する旅エッセイ。
2022/04/07 刊行
3男1女東大理三合格の母が12歳までにかけた言葉
佐藤亮子 著
〈母の言葉は、子どもにとって最高のエールです。〉4人の子どもを東大に導いた母が実践した褒め方・叱り方をシーン別に解説。良好な親子関係を築くためのヒントが満載の1冊。
2022/04/07 刊行
西島三重子 文/はせがわゆうじ 絵
ころんころん。ふたごのパンダがとびたつ先は?「読むとやさしい気持ちになれる」「読み聞かせると、親子でこころが温まる」読み聞かせにも最適な、心温まる物語をお届け。
2022/04/07 刊行
高橋和枝 著
あの日の自分が、いとおしくなる。夫もいないし子供もいない。収入もたいしたことない。でも 仕事も好きだし友達もいるしひとりの時間もいい。春がくることがあたり前じゃないと、若い頃よりずっと深く知っている……。40代・独身・在宅ワーカー。くま子さんの7年間。
2022/04/07 刊行
スコット・フィッツジェラルド 著/村上春樹 訳
舞台はハリウッドの製作現場、主人公は辣腕プロデューサー。映画界に君臨するこの男を待ち受けるのは、運命の出会い、そして悲劇の影。〈ギャツビー〉の先を目指した未完の遺作が、新しい翻訳で鮮やかに甦る。フィッツジェラルド最後の長編小説。
2022/04/07 刊行
鈴木涼美 著
キャバクラやアダルトビデオなど、夜に深く迷い込んで生きていた頃、闇に落ちきることなくこの世界に繋ぎ止めてくれたのは、付箋を貼った本に刻まれた言葉だった――。母親が読んでくれた絵本の記憶、多感な中高生の頃に出会った本、大学生からオトナになる頃に手に取った本など、自らを形作った20冊について綴る。アリス、サガン、鈴木いづみ、岡崎京子、山田詠美、橋本治……新たに、または改めて、本と出会える読書エッセイ。
2022/04/07 刊行
「20世紀最高の知性」ラッセルに学べ
齋藤孝 著
何かとネガティブな世相の昨今だが、実は日本は「隠れ幸福大国」なのだ! ただ、バラ色老後のために足りないのは「考え癖」と「行動癖」。この二つを身に付けるための最良テキストが、哲人ラッセルの『幸福論』である。同書を座右の書とする齋藤氏が、現代日本の文脈(対人関係、仕事、趣味、読書の効用、SNSやデジタル機器との付き合い方等々)にわかりやすく読み替えながら、定年後の不安感をポジティブ転換するコツを伝授する。
2022/04/07 刊行
そにしけんじ 著
読売中高生新聞で好評連載中。RPGの世界でミー太郎が大活躍する、「猫ピッチャー」公式スピンオフ作品。旅はついに、第3巻!
2022/04/07 刊行
伏見博明オーラル・ヒストリー
伏見博明 著/古川江里子/小宮京 編
皇族から一民間人へ。それは「二重の人生」だった――。祖父で軍令部総長を務めた伏見宮博恭王の家庭での姿、広い邸と家族一人ずつの別荘、親と離ればなれの教育、幼い頃からの公務、皇太子(現上皇)との日光疎開、皇籍離脱、米ケンタッキーへの留学、外資系企業の営業、菊栄親睦会、そして「皇族」への思い……。90歳を前になお鮮明な記憶が紡ぎ出す数奇な物語。貴重な写真も多数収載。
2022/04/07 刊行
新堂冬樹 著
歌舞伎町のNo1ホスト響(ひびき)(ホームズの曾孫)は常連客の失踪に興味を持つ。行方を追う響の前に探偵を名乗る檸檬(れもん)(ワトスンの曾孫)が現れ、タッグを組むことに。二人は世界を動かす闇政府「円卓評議会」の存在にたどり着くが、その首領ラブリーこそホームズ最大のライバルにして悪の天才ジェームズ・モリアーティ教授の孫であった!? 誰が味方で誰が敵? 三百億円のダイヤの行方は? ヤング・ホームズ冒険譚!
2022/04/07 刊行
鈴木涼美 著
【目次】●はじめに――時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても〈第1章 女は無意味に旅に出る〉●もしアリスが女の子ではなかったら ――『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル/矢川澄子訳)●女の子の殻をさらに包む強力な殻 ――『“少女神”第9号』(フランチェスカ・リア・ブロック/金原瑞人訳)●娼婦になったり聖母になったりすればいい ――『悲しみよ こんにちは』(サガン/河野万里子訳)●女子高生にある個室の自由 ――『いつだってティータイム』(鈴木いづみ)〈第2章 セックスなんかで分かるもの〉●資本主義と愛と整合性のないカラダ ――『pink』(岡崎京子)●たかが一度や二度のセックス ――『性的唯幻論序説 改訂版 「やられる」セックスはもういらない』(岸田秀)●されどセックスが解放する時間 ――『蝶々の纏足』(山田詠美)〈第3章 女ではない奇怪な生き物〉●買う男の論理があるのだとして ――『わが悲しき娼婦たちの思い出』(ガルシア= マルケス/木村榮一訳)●基本的には他人事でしかない男の青春 ――『大胯びらき』(ジャン・コクトー/澁澤龍?訳)●お金を介した男女の滑稽な話 ――『遊女の対話』(ルーキアーノス/高津春繁訳)〈第4章 信じられる神がいなくとも〉●ありえないほど汚れた場所の、ありえないほど高貴な信仰 ――『ぼくんち』(西原理恵子)●夜のオカネと昼のオカネ ――『大貧帳』(?田百閒)●この世で最も不公平な関係 ――『シズコさん』(佐野洋子)〈第5章 言葉を身体に貼り付けて〉●夜が過ぎても生き残る可能性があるなら ――『夜になっても遊びつづけろ』(金井美恵子)●若い女の心はそう整うものじゃない ――『私家版 日本語文法』(井上ひさし)●一〇〇年越しの女の味付け ――『モダンガール論』(斎藤美奈子)●それでもピンヒールは正義 ――『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』(鷲田清一)〈第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く〉●無敵だったココロと冷めた見解 ――『桃尻娘』(橋本治)●若さも九〇年代も空っぽだったと皆言うけれど ――『モモ』(ミヒャエル・エンデ/大島かおり訳)●半分腐った世界でナウシカになれるわけもなく ――『風の谷のナウシカ』(宮崎駿)●おわりに――それでも「絶望的に期待する」
2022/04/07 刊行