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旧日本軍から公安、内調、NSCまで
小谷賢 著
国家の政策決定のために、情報分析や防諜活動を行うインテリジェンス。公安や外交、防衛を担う「国家の知性」である。戦後日本では、軍情報部の復活構想が潰えたのち、冷戦期に警察と内閣調査室を軸に再興。公安調査庁や自衛隊・外務省の情報機関と、共産主義陣営に相対した。冷戦後はより強力な組織を目指し、NSC(国家安全保障会議)創設に至る。CIA事案やソ連スパイ事件など豊富な事例を交え、戦後75年の秘史を描く。
2022/10/07 刊行
人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか
メアリー・C・ブリントン 著/池村千秋 訳
人口が急減する日本。なぜ出生率も幸福度も低いのか。日本、アメリカ、スウェーデンの子育て世代へのインタビュー調査と、国際比較データをあわせて分析することで、「規範」に縛られる日本の若い男女の姿が見えてきた。日本人は家族を大切にしているのか、男性はなぜ育児休業をとらないのか、職場にどんな問題があるのか、アメリカやスウェーデンに学べることは――。アメリカを代表する日本専門家による書き下ろし。
2022/10/03 刊行
サスペンス小説集
井上靖 著
もし殺意があったとすれば、それは……。女が一線を越える瞬間を捉えた表題作、戦中戦後の混乱を背景にすれ違う男女の心理を描いた「傍観者」、悲哀に満ちた男の数奇な運命を追った「ある偽作家の生涯」ほか全九篇。一九五〇年代前半に発表された昭和サスペンスの至宝。文庫オリジナル。〈解説〉米澤穂信【目次】殺意/投網/驟雨/春の雑木林/傍観者/斜面/雷雨/二つの秘密/ある偽作家の生涯
2022/09/30 刊行
中央公論新社 編
歴史を彩り多大な功績を残した人物を時代順に取り上げ、日本史全体を概観する。プロフィール紹介ではなく、一方で時代を切り開いたドラマやエピソードに焦点を当て、一方で各人物の功績を追うことで歴史の流れがわかる。本書では1項目=2人のものを多く入れる。対立や協力などの2人の関係性をひもとくことで、コクのある日本史を味わえる。誰もが知っている人物の意外な逸話、あまり知られていない人物を披露して、さらに歴史の奥深さを楽しめる。ドラマの隠し味として各項目には関連の人物コラムを加える。日本史をもう一度学び直したい人に最適の書。
2022/09/29 刊行
武田泰淳 著
『史記』の構造を読み解きながら個人の力とその関係に着目した司馬遷の歴史観を浮き彫りにする。著者の第一著作にして代表作。〈解説〉中野重治/竹内 好
2022/09/21 刊行
谷崎潤一郎 著
人魚に恋をする貴公子、魔術師に魅せられ半羊神と化す幻想世界に遊ぶ名作。水島爾保布の挿画を口絵まで完全収載。〈註解〉明里千章〈解説〉中井英夫/前田恭二
2022/09/21 刊行
Down to Heaven
森博嗣 著
女性でキルドレのエースパイロットという話題性から広報に使われ、鬱屈した日々を送るクサナギ。ショー化した戦争を生きる子供たちの物語。〈解説〉室屋義秀
2022/09/21 刊行
神夢想流林崎甚助2
岩室忍 著
仇討を果たした甚助を待ち受けていたのは、荒ぶる神の怒りであった。神の真意を悟った甚助は、廻国修行に身を投じ、剣豪塚原卜伝を訪ねる。文庫書き下ろし。
2022/09/21 刊行
阿部昭 著
『短編小説礼讃』の著者による小説作法の書。「私の文章作法」「短篇小説論」に日本語論、自作解説等を増補した新編集版。巻末に荒川洋治との対談を収録。
2022/09/21 刊行
山本夏彦 著
忘れられた作家・武林無想庵の生涯を、若き日にパリで生活を共にした著者が哀惜深く描きだす傑作評伝。第四十一回読売文学賞受賞。〈解説〉finalvent
2022/09/21 刊行
笹沢左保ミステリ短篇選
笹沢左保 著/日下三蔵 編
アリバイが消えたとき、笑うのは誰だ? 本格推理から、著者の真骨頂たる宿命小説まで、バラエティに富んだ作品八篇を収録した傑作選。文庫オリジナル。
2022/09/21 刊行
堀内誠一 著
絵本作家でアートディレクターの著者が描く旅の文と絵。パリの安宿料理からメキシコのお祭りまで、町歩きの楽しみがいっぱい! オールカラーで初文庫化。
2022/09/21 刊行
抵抗か中立か服従か
武田龍夫 著
激動の第二次世界大戦中、大国独ソの狭間で北欧の小国はいかに生き延びたか。その苦闘の歴史をドラマチックに綴る。〈解説〉岡崎久彦〈新版解説〉大木 毅
2022/09/21 刊行
東京残桃夢
井上祐美子 著
遂に辿り着いた幻の郷・桃花源。しかしそこに不死の力を求める仇敵も現れて――戴星たちの最後の戦いが始まる。中華歴史ファンタジー、大団円の最終巻!
2022/09/21 刊行
私が招いた友人たち
邱永漢 著
自宅に招いた客人とメニューの記録三十年分を振り返る愉快な交遊録。檀一雄が最初に来た日の「野鶏巻」と安岡章太郎のお気に入り「芋頭扣肉」のレシピ、人名索引付。
2022/09/21 刊行