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人生を切り拓く、本当の社会学
石井光太 著
日本の子供が感じている幸福度が、先進国38カ国のうち37位。子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、児童虐待の相談件数は年間20万件、小中学生の不登校は24万人以上、ネット依存の子供が100万人を突破……。子供たちを覆う息苦しさの正体とはいったい何なのか。貧困と格差をどう乗り越えるか、虐待する親からどうやって逃げるか、いじめはなぜなくならないか、マイノリティーといかに向き合うか……。子供が直面している困難の正体を見極めたうえで、マイナスをプラスに変える処方箋を提案する。
2023/03/08 刊行
本郷和人 著
幕府のトップとして武士を率いる「将軍」。源頼朝や徳川家康のように権威・権力を兼ね備え、強力なリーダーシップを発揮した大物だけではない。この国には、くじ引きで選ばれた将軍、子どもが50人いた「オットセイ将軍」、何もしなかったひ弱な将軍もいたのだ。そもそも将軍は誰が決めるのか、何をするのか。おなじみ本郷教授が、時代ごとに区分けされがちなアカデミズムの壁を乗り越えて日本の権力構造の謎に挑む、オドロキの将軍論。
2023/03/08 刊行
二十世紀を切り開いた母娘
クロディーヌ・モンテイユ 著/内山奈緒美 訳
目 次第1章 意志の力――ポーランドからフランスへ第2章 科学と愛――希望と試練第3章 第一次世界大戦――前線のマリーとイレーヌ第4章 アメリカ――夢想を超えた啓示第5章 ある女性科学者の輝きと黄昏第6章 キュリー家の姉妹――暗闇から日の当たる方へ第7章 第二次大戦の混乱の中で生き別れたイレーヌとエーヴ第8章 冷戦下の軋轢で引き裂かれた家族第9章 エーヴ・キュリー――亡くなった人たちへの誠実な行動 謝辞 訳者あとがき 原注 主要参考文献
2023/02/28 刊行
脱「サラリーマン的思考」のキーワード
酒井穣 著
心理学は、もはや人材育成からマーケティングにいたるまでの中心的な話題であり、強力なパワーを持ったツールである。とりわけビジネス環境が激変して将来不安が高まる今、ポジティブに生き残るための知恵でもある。自己効力感、チェス盤の法則、新奇恐怖、ハロー効果、ビッグ・ファイブ……「人事戦略家」として名高い著者が、実務家の目線で厳選した全60語には、仕事のヒントが詰まっている。第1章 モチベーション(動機づけ)に関するキーワード第2章 営業・マーケティングに関するキーワード第3章 イノベーションに関するキーワード第4章 コミュニケーションに関するキーワード第5章 人材育成に関するキーワード第6章 採用・評価に関するキーワード第7章 リスク管理に関するキーワード
2023/02/28 刊行
日本近代プレBL短篇選
中央公論新社 編
――やはり恋です。男同士の恋。日本近代文学における「男性間の愛と絆」をテーマに、1902~49年に発表された傑作・名作・怪作を精選。小説では1960年代に森茉莉、少女漫画では70年代に「24年組」が登場して以降、この分野では作者・読者とも女性層が拡大していった。本書ではそれ以前の20世紀前半に発表された短篇を集成、現在に至る源流を辿る。表題作は1910年「白樺」に発表され、長らく文学全集でしか読むことができなかったため、「図書室を使って読む小説」として一部で名高い逸品。その他、実話から童話、怪談、時代小説まで幅広いジャンルの短篇を揃える。カバー装画は人気イラストレーター、ホノジロトヲジによる描き下ろし。【目次】Ⅰ秋田雨雀「同性の恋」(1907)日下?「給仕の室」(1910)倉田啓明「若衆歌舞伎」(1912)山崎俊夫「執念」(1918)木下杢太郎「船室の夜」(1916)室生犀星「お小姓児太郎」(1920)/「美小童」(1926)綿貫六助「小松林」(1922)Ⅱ国木田独歩「画の悲しみ」(1902)田中貢太郎「ある神主の話」(1920)小川未明「野薔薇」(1920)岡本かの子「過去世」(1937)豊島与志雄「死ね!」(1934)太宰治「駈け込み訴え」(1940)山本周五郎「泥棒と若殿」(1949)〈カバーイラスト〉ホノジロトヲジ〈カバーデザイン〉円と球
2023/02/28 刊行
誰でもできる100歳超え
榊原常緑 著
70歳、80歳の人でも、これから先まだまだ20年から30年も健康で長生きできる。脳神経外科医が自らの患者たちをみつめつづけた結論は、「適切な食事さえとれば、脳は100歳まで成長しつづける」「脳の回復には笑顔が大事」ということだった。運動と笑顔を日課にして、毎日毎食適切な食事をすれば、百寿者、そして100歳以上でも健康な道すじがはっきりと開けてくる。
2023/02/28 刊行
「批判だけするエラい人」の正体
中野雅至 著
作家の個性的な一言、元官僚の保守的意見、ジャーナリストの過激発言、元アスリートならではの体験談……。軽妙トークのマル秘テクニック、5万5555円(!?)のギャラ、メイク室の楽しみ、控え室の格差まで、番組の舞台裏を大公開! 橋下徹大阪市長から「批判するだけのコメンテーター」と名指しで批判された著者なればこそ、丸裸になって業界の功罪――大手マスコミはなぜ嫌われるようになったのか――を考えた。第1章 内側から覗いたテレビ業界第2章 コメンテーターでメシは食えるか?第3章 誰がコメンテーターをやっているのか?第4章 コメンテーターになる方法第5章 コメンテーターの「技術」と「能力」第6章 コメンテーターの「役割」と守るべき「倫理」第7章 大手マスコミが嫌われ始めた理由第8章 「批判」より「独裁」がウケる社会状況最終章 テレビコメンテーター業に明日はあるか?
2023/02/28 刊行
松本清張未刊行短篇集
松本清張 著
「屍体の重量がずしりと腕先にきたとき、はじめて私に任務らしい感情が充実しました」――。国民作家が終生描き続けた「組織・社会と個人との葛藤」をテーマに、これまで単著・全集未収録だった短篇小説を精選。自身の体験を反映した戦争小説から実在の事件をモデルにした小説まで、巨匠のエッセンスを凝縮した全十篇。【目次】任務(1955)危険な広告(1954)筆記原稿(1957)鮎返り(1955)女に憑かれた男(1956)悲運の落手(1957)秘壺(1960)電筆(1961)特派員(1979)雑草の実(1976) 解説:権田萬治
2023/02/28 刊行
「ストレス・フリー」が健康寿命を延ばし認知症を防ぐ
後藤文夫 著
脳と身体の老化を遅らせ、健康寿命を伸ばすには、「ストレス・フリー」の運動習慣とバランスのとれた食生活が基本だ。中年以降に多い肥満を避け、生活習慣病の予防に努める日常活動が、認知症を防ぐ。さらに、運動習慣は、脳(記憶の中枢である海馬)の神経細胞の生まれ変わりを促し、記憶力の維持に働き、高齢者の健康寿命を5年も延ばす。人生100年時代の高齢期を楽しむのに役立つ、老化科学の研究成果を、80歳でエイジシュートを達成した医師が、自ら実践した運動習慣、健診結果とともに紹介する。
2023/02/28 刊行
谷崎潤一郎 著
「不能ニナツテモ或ル種ノ性生活ハアルノダ―――」。七十七歳の卯(うつ)木(ぎ)は嫁の颯(さつ)子(こ)の若さと驕慢さにあこがれ、変形的間接的方法で性的快楽を得ようとする。性に執着する老人を戯画的に描き出した晩年の傑作長篇。単行本未収の随筆「老後の春」と絶筆の随筆「七十九歳の春」を収め、詳細な註釈を加えた。初刊本からとりなおした美麗な棟方志功による板画二十余点を収載。吉行淳之介、千葉俊二による解説つき。
2023/02/28 刊行
田辺聖子 著
人生には二つのたのしみがある。一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――。通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん。つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」を初収録。Ⅰ台所と女性/おにぎりと私/蜜柑の思い出/イチジクとうどん/すぎにし方恋しきもの/春の菓子さまざま/大阪のおかず/夏の食卓の楽しみ/思いがけぬ美味/たべる/ラーメン煮えたもご存じない/のこりもの/わたしの朝食/食事憲法/松茸の風流/とりこみ主義/「梅干し」と私/春野菜/過ぎた小さなことども/神戸 *献立メモと買物の記録Ⅱ食べるたのしみ/駅 弁/ニューヨークのマグロ/中国式朝食/茫然台湾/むき身すり鉢一ぱい五文/手料理/大阪・私の好きな店/てっちりオバン/てっちりパーティ/大阪のうどん/食卓の光景/永遠の美女/トトト……/田舎の風流/オトナの酒 *おもてなし日記
2023/02/28 刊行
渡邉義浩 著
二千年以上にわたり読み継がれてきた兵法と戦略の名著『孫子』。この古典を整理し、最も重要な注釈を付したのが三国志の英雄・曹操だ。本書は最初に、孫武と孫?のどちらが著者かという成立の謎に挑む。そして曹操の解釈を踏まえて、合理性・先進性・実践性・普遍性という四つの特徴から読み解く。『孫子』が見抜いた、戦争や組織の本質は今の時代にどう生かせるか。巻末に『孫子』全十三篇の現代語訳を収録。
2023/02/28 刊行
== 特集 ==独裁が崩れるとき◆〔対談〕二つの権威主義体制を徹底解剖プーチンと習近平の急所はどこにあるのか?▼小泉 悠×熊倉 潤◆歴史は再び自由民主主義へと弧を描く▼筒井清輝◆「アラブの春」の挫折と教訓▼酒井啓子◆白紙革命は習一強崩壊の号砲か?Z世代が揺さぶる中国のこれから▼安田峰俊◆「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊▼河合信晴◆インターネットは再び民主化の武器になるのか?変貌する監視体制と市民意識▼山本達也◆〔対談〕歴史に見る独裁と統治のリアル▼君塚直隆×池田嘉郎======【時評2023】●改革と革命とPTA▼岩間陽子●柄谷行人の思想と日本経済の衰退▼井上智洋●福沢諭吉と「二月の勝者」▼河野有理◆国家転覆計画の背景を読む「帝国市民運動」及び「最後の世代」から見るドイツの思想的分断▼今野 元●学問と政治~新しい開国進取 安全保障編【第4回】憲法改正の方向と安保を論じる▼北岡伸一◆〔鼎談〕憲政史上最長政権の軌跡回顧録が明かす安倍政治の戦略と人事▼菅 義偉×北村 滋×橋本五郎== 新書大賞2023 ==●新書通106人が厳選した 年間ベスト20●大賞受賞者に聞く『現代思想入門』学術を身体的に咀嚼し、社会と?ぐ▼千葉雅也●2位『映画を早送りで観る人たち』稲田豊史、 ●同『人類の起源』篠田謙一ほかベスト20レビュー●〔編集者鼎談〕潜在需要を掘り起こす腕利きの3人ヒット作のつくり方▼栗原一樹×田頭 晃×多根由希絵●インタビュー▼詩の世界でも問われ始めた古くて新しいジェンダー[文月悠光]▼歴史と現代は地続き 時事の見取り図を手にするために[山崎怜奈]●小川さやか、斎藤幸平、鈴木涼美、原 武史……目利き48人が選ぶ2022年私のオススメ新書======◆知識人と政治の有益な緊張関係のために政治学者・矢部貞治の軌跡から何を学ぶか▼井上寿一◆〔対談〕没後1年を機に捉え直す作家としての石原、現象としての慎太郎▼猪瀬直樹×鹿島 茂《好評連載》●冒険の断章【第38回】〈実在の精髄〉とは何か▼角幡唯介●炎上するまくら【第75回】扇子と手ぬぐい▼立川吉笑《連載小説》●ジウX【第8回】▼誉田哲也
2023/02/22 刊行
小泉悠/熊倉潤/筒井清輝/酒井啓子/安田峰俊/河合信晴/山本達也/君塚直隆/池田嘉郎 著
●二つの権威主義体制を徹底解剖プーチンと習近平の急所はどこにあるのか?小泉 悠×熊倉 潤●歴史は再び自由民主主義へと弧を描く筒井清輝●「アラブの春」の挫折と教訓酒井啓子●白紙革命は習一強崩壊の号砲か?Z世代が揺さぶる中国のこれから安田峰俊●「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊河合信晴●インターネットは再び民主化の武器になるのか?変貌する監視体制と市民意識山本達也●歴史に見る独裁と統治のリアル君塚直隆×池田嘉郎
2023/02/22 刊行
石垣りんエッセイ集
石垣りん 著
働きながら続けた詩作、五十歳で手に入れたひとり暮らし。「表札」などで知られる詩人の凜とした生き方が浮かぶ文庫オリジナルエッセイ集。〈解説〉梯久美子
2023/02/21 刊行