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自主防衛と対米依存のジレンマ
北井邦亮 著
憲法第九条を持つ国家として、日本はどこまで軍事的役割を担うことができるのか。日米ガイドラインは、米軍と自衛隊を有事の際に具体的にどう動かすかという取り決めである。米国のアジア戦略や日本を取り巻く安全保障環境の変化を受け、一九七八年に策定され、九七年と二〇一五年の二度にわたって改定された。本書は、その過程と内容を日本の自主性の発露という視角から捉え、日米安保体制の現在地と日本の防衛政策の本質を提示する。
2024/03/08 刊行
新井素子 著
正彦さんが定年を迎え、さてこれからは、一緒に旅行を……と期待していた二人。しかし、折しも世の中はコロナで自粛中。そんな中で、新たなフェーズに入った二人の生活は? 俳句、骨董と、趣味の道をきわめる正彦さんと、二次元コードに苦しめられたり、日々のちょっとした生活の変化を楽しんだりする陽子さんの日常を綴る、シリーズ最新作。
2024/03/08 刊行
シングル女子は定年後どこに住む?
元沢賀南子 著
独身、57歳、現在フリーランスの元会社員。「悪条件」の私でも、老後まで住み続けられる家は見つかるでしょうか。賃貸物件は高齢だと借りられないというけれどホント?購入するなら、ローン審査は通る? 通らない?地方移住はリアルな選択? 元会社員、物件大好き、引っ越し魔のフリーライターが、住み道楽の経験値をフルに活かしてひとり老後を楽しむための家を探します。東京の物件事情や、買える物件価格の割り出し方、シングル女性が家を買うとき・借りるときに知っておきたいポイントも学べます。
2024/03/08 刊行
柳川範之 著
「本書で皆さんにお伝えしたいのは、いくつになっても、どんな状況になっても、新しい扉を開くための方法です」。著者は、独学ブームの元祖・柳川教授。『独学という道もある』に、いま注目のリスキリング(学び直し)論を増補した決定版。年齢、世代を問わず一生モノの本質だけを集めました。 会社や世間から嫌々やらされるのではなく、自分で自分の新しい可能性を切り開くために学ぶこと。それは自分の未来をマネジメントすることにもつながります。そして独学のコツの一つは、頑張りすぎないこと。三日坊主に終わった自分にがっかりしてムリだなんて決めつけはもったいありません。「ふまじめ」なほうがいいのです。異色のキャリア(大検→慶應通信部→東大院)を歩んだ著者ならではの「非常識」な学びのすすめ。まえがき――誰でもやり直せます、いつでも学び直せます第一部 働くみんなの「リスキリング」入門1章 「なぜいまリスキリング?」の疑問に答えます2章 これからの人事と経営はこう変わります第二部 独学で人生を切り拓く 3章 オフロードだって道のひとつ 4章 私はこんなふうに独学してきました5章 大学院を使った学び直しのススメ第三部 大人のためのマイペース独習法6章 「キャリアの振り返り」から始めましょう7章 独学は「ふまじめ」なほうがいいのです
2024/03/08 刊行
人生を救うあのセリフ、この思索
岸見一郎 著
『嫌われる勇気』の著者は、就職難、介護、離別などさまざまな苦難を乗り越えてきた。氏を支え、救った古今東西の本と珠玉の言葉を一挙に紹介。マルクス・アウレリウス、三木清、アドラーなどNHK「100分de名著」で著者が解説した哲人のほか、伊坂幸太郎の小説や韓国文学、絵本『にじいろのさかな』、大島弓子のマンガなどバラエティ豊かで意外な選書。いずれにも通底するメッセージ=「生きる勇気」をすべての「青年」と「元・青年」に贈る。?はじめに――生きる意味を求めて?第一章 人とのつながり?第二章 与えるということ?第三章 誰でも愛せる?第四章 ゆっくり遊んで生きる?第五章 人生は合理的でない?第六章 人生を自分で選ぶ?第七章 人生は苦である?第八章 死を忘れるな?第九章 いのちの満ちた世界で生きる?第十章 世界を変える第十一章 人生をどう生きるか
2024/03/08 刊行
中央公論新社 編
全国の古墳のうち、史料性、保存性、アクセスなどに優れた100を選定し、周遊ルートを設定して探訪できる古墳ガイド。
2024/03/07 刊行
青野利彦 著
(上巻)1945年に第二次世界大戦が終わると大国の協調は崩壊し、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営による冷戦が始まった。ヨーロッパではドイツが東西に分断され、東アジアでは中国の国共内戦、朝鮮戦争という「熱戦」が勃発。さらに脱植民地化の潮流に米ソが介入し、冷戦は第三世界にも拡大した。上巻では、1962年のキューバ・ミサイル危機で核戦争寸前に至るまでを描く。世界的な視野から冷戦を俯瞰する通史。(下巻)キューバ・ミサイル危機後、泥沼化するベトナム戦争が世界に衝撃を与えた。1960年代末から米中ソはデタント(緊張緩和)へ向かうものの、70年代末には再び対立が深まり「新冷戦」と呼ばれた。だが、その背後では西側経済の優位と東アジア経済の躍進により、第三世界の国々が社会主義を放棄しつつあった。そしてソ連にゴルバチョフが登場し、冷戦は終焉を迎えるが――。戦争と対立が続く現代に、冷戦は何を遺したのか。
2024/02/29 刊行
公武に君臨した室町将軍
小川剛生 著
電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。公家社会と深く交わるなかで王朝文化に精通し、明国の皇帝には日本国王の称号を授与され、死後、朝廷から太上天皇の尊号を宣下される――。三代将軍足利義満の治世はしばしば「皇位簒奪」「屈辱外交」という悪評とともに語られる。だが、強大な権力、多様な事績に彩られた生涯の全貌は、いまだ明らかにはなっていない。本書では、新史料にも光を当て、公武に君臨した唯一無二の将軍の足跡をたどる。
2024/02/29 刊行
水波誠 著
ヒトの脳に比べてなきに等しい昆虫の脳。ところが、この一立方ミリメートルにも満たない微小脳に、ヒトの脳に類似した構造が見られることが明らかになってきた。神経行動学は、ファーブルやフリッシュを驚嘆させた「陸の王者」の能力を、精緻な実験によって脳の働きと結びつけ、ダンスによる情報伝達、景色記憶、空間地図形成能力など、昆虫の認知能力の解明に乗り出している。本能行動の神秘に迫る最新生物学の成果。
2024/02/29 刊行
盟神探湯・湯起請・鉄火起請
清水克行 著
神仏に罪の有無や正邪を問う裁判――神判は、前近代の世界各地で広く見られ、日本では中世、湯起請や鉄火起請が犯罪の犯人捜しに、村落間の境界争いにと多用された。熱湯の中に手を入れ、あるいは焼けた鉄片を握り、火傷の有無で判決が下される過酷な裁判を、なぜ人々は支持したのか。為政者、被疑者、共同体各々の思惑をはかれば、神の名を借りた合理的精神すら見え隠れする――豊富な事例から当時の人々の心性を読み解く。
2024/02/29 刊行
国家の辺境、ヨーロッパの中核
内田日出海 著
世界遺産にも指定された旧市街をもつストラスブールは、ケルト人の集落に端を発し、ローマ→ゲルマーニア→フランク王国と西ヨーロッパの典型的な文明を経験した。その後、ドイツ、フランスによる争奪が繰り返されるなか、ルネサンス、市民革命、ナショナリズム、世界大戦など、ヨーロッパ史を象徴する出来事をすべて体現する。寛容と自由、排他主義と戦火――もっとも壮麗にヨーロッパ史を生きた都市の歴史を鮮やかに描く。
2024/02/29 刊行
鄭大均 著
父は一九二〇年代に来日した、日本語小説を書いた最初の朝鮮人で、のちに皇道思想家。戦後は心の病に冒され、六〇年にひとり帰国した――。父や母の歴史と子供たちの人生との間にはどのようにつながりがあるのか。本書は、ひとつの「在日」家族の誕生から終焉まで、そして、そのひとりひとりの生き方を、戦前から現在にいたる日本と韓国の関係と重ね合わせて描くことによって、新たな認識と洞察を読者にもたらす。
2024/02/29 刊行
「思考実験」が判断力をみがく
竹内薫 著
もしもあなたが猫だったら? もしもテレポーテーションされてしまったら? もしもブラックホールに落ちてしまったら? 現実にとらわれず、科学的推論だけを根拠に思考を羽ばたかせれば、今までとは違う世界が見えてくる。そんな「思考実験」=脳内シミュレーションは、刺激的なゲームであると同時に、科学的思考法を身につける絶好のトレーニングだ。「もしも」の世界に遊びながら、思考実験のプロセスを味わおう。
2024/02/29 刊行
傑作選
スコット・フィッツジェラルド 著/村上春樹 編訳
この一冊で見渡す作品世界――。若くして洞察に富むデビュー期の輝き、早すぎる晩年の作ににじむ哀切。二十年でついえた作家としてのキャリアの中で、フィッツジェラルドが生み出した幾多の小説から、思い入れ深く訳してきた短篇を村上春樹が厳選。「エッセイ三部作」を加えたベスト十作を収録。
2024/02/29 刊行
金井美恵子 著
様々な記憶の断片が、岡上淑子のコラージュと響き合い織りなされた短篇と批評。関連エッセイを新たに収録。芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。〈解説〉堀 千晶
2024/02/22 刊行