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谷甲州 著
軍を退役した往還機パイロット、ハスミ大佐のもとに奇妙な女性の依頼が舞いこんだ。ヒマラヤで遭難した夫の遺体をシャトルで捜すというのだ。そんなことは不可能だ――訝しく思いつつも高額の報酬に惹かれ、ハスミ大佐は愛機イントレピッドIIを発進させた。だが離陸直前に対空ミサイルをあび、辛うじて軌道に到着するや、撃墜するという不気味な警告が……。地球周回軌道を狙う超兵器とはなにか? 謎の女の正体とは? 無敵の往還機乗り(シャトル・パイロット)ハスミ大佐の活躍を描く、近未来航空冒険小説!
2000/12/22 刊行
天の狼煙火
斉城昌美 著
大地震で倒壊した防壁を越え、陸続と侵攻するバウィラノス軍。亡国の危機に立つヴェイアノスには、もはや神力に縋るほかすべはなかった。伝説に示された通り、宝珠(ユリル)の力を解き放ち、ヴェイアノスの民を救うため、アシュラウルとナシオリスは、魔霊の森奥深くにあるという神殿を目指して旅立つ。行く手を塞ぐ妖魔や敵の追跡者。窮地に陥った一行の前に現れた「神」は、敵か、味方か――?
2000/12/22 刊行
天の狼煙火
斉城昌美 著
数々の苦難を乗り越え、ついにチキサムルの神殿に辿り着いたアシュラウルたち。「王は宝珠(ユリル)を携えて天空に聳える塔に昇り、その頂きで夏至の曙光を浴びよ。曙光によって解き放たれた宝珠の力が、王国の民を救うであろう」という伝説を信じ、アシュラウルとナシオリスは塔へと向かう。辛く長い旅の目的地でアシュラウルを襲う過酷な結末とは!?「神狼記昔語り」全六部、堂々の完結!
2000/12/22 刊行
小説 日本女流画人伝
澤田ふじ子 著
美人画で名をはせた北斎の娘お栄(応為)、狩野派隆盛の立て役者元信の妻千代女、幕府奥絵師狩野宗家の跡目争いにまきこまれ、かどわかされ牢に閉じこめられた悲運の人屋左女、周囲の反対を押して探幽門人伊兵衛と市井に幸せを求めた清原雪信、祇園茶店の娘から池大雅の妻となった玉蘭など、埋れた女流画人の絵にかけた情熱の生涯を発掘する12篇。
2000/12/22 刊行
大佛次郎 著
吉良邸に討ち入った浪士たちの中に小山田庄左衛門の姿はなかった。主戦論の先鋒だった彼が“義挙”に加わらなかったのはなぜか。脱盟した男の眼を通して武士の不条理を抉った大佛文学の傑作。佐多芳郎初の挿画32点入り。
2000/12/22 刊行
小西行長伝
遠藤周作 著
堺の名家に生まれ、豊臣秀吉に取り立てられ、関ヶ原合戦で敗れて刑死した、キリシタン大名小西行長にはめられていた“鉄の首枷”とは。無謀な朝鮮侵攻において秀吉を裏切り、同僚加藤清正を落とし入れてまで和平工作を重ねた行長の、面従腹背の生涯の謎に迫る傑作。
2000/12/22 刊行
綱淵謙錠 著
塚原卜伝、上泉秀綱、柳生石舟斎、松永久秀、石田三成、坂本龍馬、榊原鍵吉ら、兵法の奥義を、天下統一を、新しい時代の幕開けを、戊辰戦後の屈辱への憤りを剣に賭けた武士たちの壮烈な人生を鮮やかに描く歴史小説10篇。
2000/12/22 刊行
朝霧の章
渡辺淳一 著
北国の原野の果て、炭鉱病院に第一歩を踏みだした若き医師の、死と対峙した緊迫の手術。女性の底知れぬ生命力に怖れと憧れを秘めつつ、生と死の岐路でおびえとまどう青春の日々を描く、感動の自伝的長編第2弾。
2000/12/22 刊行
オーストラリア先住民の中で
中野不二男 著
豊かな国オーストラリアに、迫害を受けつづけてきている先住民、アボリジニーがいる。日本人では初めて、彼らに友人として受けいれられた著者は、五百以上の部族、三百以上の言語をもつアボリジニーの内奥に入りこんで調査を続けてきた。最下層にあえぐ都市のアボリジニー、地方で酒を追放して繁栄するセツルメント、日本人との交流。複合民族国家の中で、伝統文化の復興をはかりつつ共存と自立をめざすアボリジニーの実態を紹介する。
2000/12/22 刊行
エッフェル塔からチョコレートまで
鹿島茂 著
19世紀末、先進、躍動、享楽、芸術、退廃が渦巻く幻想都市パリ。その風俗・事象の変遷を遍く紹介する魅惑の時間旅行。図版多数。〈解説〉竹宮惠子
2000/12/20 刊行
大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ
ルイス・フロイス 著 松田毅一/川崎桃太 訳
弾圧と迫害の中、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる天草・島原のキリシタンや、日本人初のイエズス会員ロレンソを描く。キリシタン年表付。
2000/12/20 刊行
やまだ紫 著
中世に書かれた童話色の濃い一群の短篇読み物から「長谷雄草紙」「猫の草子」など六篇を収める。明快に軽妙に描く、やまだ流〝世にも不思議な物語〟。
2000/12/20 刊行
アポロとスプートニクの軌跡
的川泰宣 著
宇宙開発競争をくりひろげた冷戦期の米ソは、それぞれ稀有な才能を擁していた。ソ連には、粛清で強制収容所に送られながら、後に共産党中央委員会を「恫喝」して世界初の人工衛星スプートニクを打ち上げたコロリョフ。アメリカには、「ナチスのミサイル開発者」と白眼視されながらも、アポロ計画を成功に導いたフォン・ブラウン。遠く離れた地にありながら、同じように少年の日の夢を追い、宇宙をめざした二人の軌跡。
2000/12/20 刊行
1914-16
B・H・リデルハート 著/上村達雄 訳
戦車・毒ガス・航空機が初めて登場。泥沼の塹壕戦など大量殺戮の世紀を開いた悲惨な世界戦争の真実を、著名な軍事史家が検証する第一次世界大戦史の決定版。
2000/12/10 刊行
激闘篇
川又千秋 著
物量をもって押し寄せる敵に対し、過酷な消耗戦を強いられる南東方面。「一刻も早い援軍を」と、主人公風間三飛曹らの双戦隊は、四千キロ彼方のラバウルをめざす。単座戦闘機による前代未聞の長距離洋上飛行だ。途中サイパンで、思いがけずも聯合艦隊旗艦<大和>の威容に接し、四十六センチ主砲の斉射に畏怖すら感ずる風間。だがそれは、無事に最前線まで進出した彼らを待ち受ける、想像を絶した殲滅戦のささやかな序曲にすぎなかった。
2000/11/24 刊行