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狼の黒い旗
斉城昌美 著
カイムジェサ帝国との決戦に向けて、帝国内部に足掛かりを築かんと拠点を構えたアシュラウル。周囲の部族を苛政から解放しつつ、帝国の瓦解を誘う戦法はしかし、西の大陸のすべてを巻き込み、無垢の人々を犠牲に求めた。偽神を疑いながらも戦う獅子王と冷酷な戦術で立ち向かうアシュラウル。竜虎相撃つ激戦の行方は!?
2001/07/27 刊行
鳴海章 著
ニューヨーク発成田行きのジャンボが離陸直後に爆発。犯行声明を出した「全知全能のジョニー」と名乗る謎のハッカー組織は、日本へ向かって飛行中の同型機にも爆弾を仕掛けたと告げる。一方、航空自衛隊千歳基地では、日米ロの空軍により、日本政府専用機を用いて「貝殻(シェル)」と呼ばれる物資を輸送する秘密作戦が進行していた。だが、民間機を人質にした「ジョニー」は、極秘のはずの三ヶ国共同作戦に対して航路変更を要求する第二の脅迫を……。姿なきテロリストの目的は? 緊迫の航空サスペンス。
2001/07/27 刊行
鳴海章 著
成田行旅客機に爆弾を仕掛けたテロリストの真の目的は、日本政府専用機が極秘裏に輸送する核弾頭だった。犯人の要求により、政府専用機は民間機に代わって人質となるべくサハリン上空に向かう。だが二機のジャンボが邂逅した直後、政府専用機に仕組まれた「罠」が目覚めた。さらに択捉から邀撃に上がった四機のスホーイが軍の指揮を逸脱し、攻撃態勢を──。日ロ国境上空にスホーイと空自F-15編隊、そして電子戦のエキスパート、ファントム・ブラッキーが激突! 迫真の航空サスペンス。
2001/07/27 刊行
樺山紘一 編
津田左右吉『文学に現はれたる我が国民思想の研究』、ホイジンガ『中世の秋』、ピレンヌ『ヨーロッパ世界の誕生』、ブロック『封建社会』、ルフェーヴル『一七八九年』、大塚久雄『近代欧州経済史序説』、石母田正『中世的世界の形成』、コリングウッド『歴史の観念』、ブローデル『フェリペ二世時代の地中海と地中海世界』、カー『ボリシェヴィキ革命』、エリクソン『青年ルター』、ホブズボーム『反抗の原初形態』、テイラー『第二次世界大戦の起源』、フーコー『言葉と物』ほか
2001/07/27 刊行
北の黒船に揺れた幕末日本
木崎良平 著
女帝エカテリーナの命により特使ラクスマンに伴われて大黒屋光太夫が帰還した。ロシア漂流・抑留民として初めての生還であった。これよりロシアによる通商交渉は頻繁になり、北の黒船の出没に対する幕府の北方警護と、これに因む蝦夷地の領土化が急速に推し進められた。本書は、多くの漂流・抑留民の事蹟と、その送還を契機に、日本との通商関係樹立を画策するロシアの行動をとおして、江戸時代における日露交渉の実態をさぐる。
2001/07/27 刊行
内田百閒 著
空襲に明け暮れる太平洋戦争末期の日々を、文学の眼と現実の眼をないまぜつつ的確に綴った日録。記録にして記録にあらず、百鬼園先生の詩精神が随処に横溢する稀有の東京空襲体験記。
2001/07/27 刊行
三燈随筆(一)
陳舜臣 著
昭和以外に還暦を越えた元号があるのか、中国・ペルシャにつながる正倉院の琵琶の来歴は、など故事・ことわざを掘り下げて、歴史と人間を考える――。深い学殖を機知とユーモアにつつみ、闊達自在に筆をすすめる興趣尽きない随筆集。
2001/07/27 刊行
水木しげる 著
この世とあの世をつなぐお化けはさまざまな場所に千差万別の形をとって存在する。体験を元に綴る不可思議な旅。お化け二十二話。『不思議旅行』改題。
2001/07/25 刊行
誤算と誤解の戦場
松岡完 著
1973年の米軍撤退完了から、長い時が経ち、ベトナム戦争は忘却の淵に沈みかけている。ベトナムでもアメリカでも、この戦争を知らない世代が増えてきた。だが一方で、その実像を明らかにし、両国の誤算と誤解の解明を目指す試みも始まっている。べトナムは、「民族の世紀」と「アメリカの世紀」が激突した戦場であり、各地に飛び火する地域紛争の原型だった。広い視野に立つ精密な記述で、ベトナム戦争の全体像が浮かび上がる。
2001/07/25 刊行
木原敏江 著
情愛が昂じて怪奇を成す物語の数々―上田秋成の流麗な幻想美を繊細な筆致で描き出す。「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇。
2001/07/23 刊行
その成立と発展
ひろさちや 著
釈尊の教えから始まり、中央アジア、中国、日本へと伝播しながら、大きく変化を遂げた仏教の歴史と思想を豊富な図版によりわかりやすく分析解説する。
2001/07/23 刊行
金剛般若経/善勇猛般若経
長尾雅人/戸崎宏正 訳
「空」の論理によって無執着の境地の実現を目指す『金剛般若経』。固定概念を徹底的に打破し、「真実あるがままの存在」を追求する『善勇猛般若経』。
2001/07/23 刊行
ウィンストン・チャーチル 著 毎日新聞社 編訳
ノーベル文学賞に輝くチャーチル畢生の大著のエッセンスをこの一冊に凝縮。連合国最高首脳が自ら綴った、第二次世界大戦の真実。〈解説〉田原総一朗
2001/07/23 刊行
The Sky Crawlers
森博嗣 著
僕は戦闘機のパイロット。二人の人間の命を消したのと同じ指でボーリングもすれば、ハンバーガも食べる――戦争を仕事にしなくては生きられない子供たちの寓話、ここに完結。
2001/06/25 刊行
オリエント五〇〇〇年の光芒
牟田口義郎 著
キリストを生みムハンマドを生んだ中東は、歴史上の転換点となった数々の事件の舞台であり、まさに世界の富と知の中心だった。ソロモン王とシバの女王の知恵くらべ。新興イスラーム勢力のペルシア帝国への挑戦と勝利。ムスリム商人による商業の隆盛と都市文化の繁栄。「蛮族」十字軍や、モンゴル帝国による進攻とその撃退。しかし、やがて地中海世界は衰退し、中東は帝国主義の蹂躙する所となる……。ドラマティックな歴史をたどろう。
2001/06/25 刊行