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森村誠一 著
警視庁警護課のSP・寒川は、捜査一課・棟居刑事の大学山岳部時代の盟友。その寒川の妹・加菜が、奥飛騨山中で遺体となって発見された。フリー記者だった加菜は何を追っていたのか。独自に調べを進める寒川は、事件の背後に、自分の警護対象者である国土交通省大臣の存在を知る。
2011/05/25 刊行
森村誠一 著
深夜のコンビニ強盗殺人事件と、同じ夜に起きた轢き逃げ事件。銀行マンの南雲は轢き逃げに遭った若い女性を助けるが、彼女は事故以前の記憶を喪っていた。女を自宅に引き取って、記憶の回復を待つ南雲。奇妙な同棲生活が始まるなか、働きに出た彼女に伸びる過去からの魔手。取り戻された記憶は、犯罪の連鎖を呼び寄せるのか? 解説・池上冬樹
2011/01/25 刊行
森村誠一 著
公園の片隅で発見されたホームレスの死体。八年前に起きた迷宮入り強盗殺人事件。二つの事件を繋ぐ糸は北アルプスに……。棟居刑事は、その糸を手繰るうちに、思わぬ邂逅と新たな凶悪犯罪を引き寄せてしまう。青春山岳ミステリー巨篇。『青春の雲海』改題。解説・成田守正
2010/10/25 刊行
森村誠一 著
刑事の妻が不倫の情交中、相手の大学生を何者かに殺害されたうえ、強姦された。彼女はその後妊娠し、女児を出産する。殺人犯として捜査線に浮かんだのは、ヒマラヤで頂上アタックに失敗した際、仲間を見捨てて下山した登山家の津雲。心に重い十字架を背負う彼の前に、ある日、幼い娘を連れた女が現れる。解説・池上冬樹
2010/03/25 刊行
森村誠一 著
欲望と孤独に縁取られた都市に暮らす女たちが、ふとしたきっかけから、殺人事件を招き寄せる。殺意に翻弄される女性心理の内奥にせまる、六篇の傑作短篇推理。
2009/11/25 刊行
士魂の音色
森村誠一 著
剣に将来を託し、武市瑞山の命ずるままに暗殺剣を振るい続けた岡田以蔵の末路(「魔剣」)。武士の魂である刀を交換した友に、公卿誤殺の罪を負わせた酒井兵庫の苦悩(「魂無き暗殺者」)。時代に殉じ苛烈に生きた刺客たちの命運を刻む時代短篇集。全八篇。
2009/06/25 刊行
森村誠一 著
T省課長補佐が、公共事業の受注先である大手商社のビルから墜落死した。自殺か他殺か? 捜査を開始した棟居のもとに、ベテランアルピニストが北アルプス「夢の縦走路」で遭難死したとの報せが届く。二人の死を繋ぐ政官財癒着の深い闇――。腐蝕した組織の底で蠢く黒い欲望とは?
2009/04/25 刊行
森村誠一 著
激務の合間を縫い、休暇で北アルプスを訪れた棟居刑事。学生時代より親しんだ後立山を縦走中に、「夫を捜しに来た」という美しい女性と出逢う――。休暇を終え、東京に戻った棟居を待ち受けていたのは殺人事件だった。公園の片隅でホームレスの死体が発見されたのだ。身元不明の被害者を洗う棟居は、八年前の迷宮入り強盗殺人事件との関係に気づく。しかし、二つの事件を繋ぐ糸を手繰るうちに、思わぬ邂逅と新たな凶悪犯罪を引き寄せてしまう……。悪しき過去を消し去り、逃げる真犯人を、棟居刑事が追う!! 青春山岳ミステリ巨篇。
2008/12/26 刊行
新選組義勇伝
森村誠一 著
井伊大老の首級を取り返した功により、将軍に召し出されたご隠居御庭番四人組。「会津藩、新選組の陰供をせよ」との命を受け、一路、攘夷の血煙に噎ぶ京へ。幕末動乱の渦中、時代の波に抗う新選組に武士の魂を呼び覚まされ、激闘を繰り広げる老御庭番たちの活躍。
2008/10/24 刊行
新選組義勇伝
森村誠一 著
元公儀御庭番・和多田主膳。武芸に長じながらも、二百数十年つづく泰平の世に、彼の出番はどこにもなかった。隠居し無為の日々を送る主膳だったが、桜田門外の変を目の当たりにし、武士の魂を再び燃え上がらせる。「腐っても幕府直参」。老御庭番はかつての仲間とともに、幕末動乱の渦中に斬り込む。
2008/10/24 刊行
武士の本分
森村誠一 著
吉良家の用心棒として雇われた隣人の身代わりに、上野介の寝所近くに起居することになった傘張り浪人。赤穂浪士の討ち入りに遭遇した彼が、そのときとった行動とは……。表題作ほか、武士道の精華を描く、時代短篇傑作選。文庫オリジナル。
2008/07/25 刊行
森村誠一 著
神奈川県警の刑事・朝枝の高校生の息子が単独でバイクツーリングに出た後、変わり果てた姿で発見された。愛する息子を無惨に殺害され、犯人逮捕に執念の炎を燃やす朝枝と同県警捜査一課の石井刑事。事件解決の糸口を探る二人の前に様々な謎が突きつけられる。著者渾身の長篇社会派ミステリー。
2008/05/23 刊行
森村誠一 著
潜入捜査の密命を帯びて羽代市に単身乗り込んだ土谷刑事を待ち受けていたのは、市内を独裁国家のように統治する大場一族の厚く巨大な壁であった。警察さえ影響下に置かれる独裁都市で土谷の孤独な戦いが始まった……。強大な権力の暗部に鋭く迫る著者渾身の長篇ミステリー。
2007/12/28 刊行
森村誠一 著
元零戦の操縦士でその日暮らしを送っていた綾瀬勝治は、行きつけの飲み屋で知り合った男から、新会社の社長就任という意外な話を持ちかけられる。しかし綾瀬は数か月後に他殺死体となって発見され……。太平洋戦争で祖国のために戦った三人の男たちの戦後を壮大なスケールで描く、著者渾身の長篇ミステリー。
2007/08/24 刊行
森村誠一 著
正月休みで賑わう北アルプスを猛烈な低気圧が襲い、山岳遭難史上、未曾有の大量遭難者を出した。そんな中、悪天候を生き抜き無事生還した二つのパーティーがあったが…(表題作)。自らも山に登り青春を謳歌した著者が、アルプス連峰や中津渓谷などを舞台に描いた珠玉の山岳ミステリー短篇集。表題作のほか、「失われた岩壁」「虚偽の雪渓」「憎悪渓谷」「犯意の落丁」を収録。
2007/03/23 刊行