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イベント案内

2021/03/08『サラ金の歴史』『農の原理の史的研究』刊行記念クロスレビュートークのお知らせ

2021年初頭、豊かな未来を歴史に探るスリリングな2冊が刊行されました。この2冊の刊行を記念して、マルジナリア書店(東京・分倍河原)主催のオンラインイベントが開催されます。

1月に刊行された『農の原理の史的研究』(創元社)は、農本主義の提唱者・横井時敬にはじまり、日本の農業と工学等の歴史から新たに総合的な農学像を描き出す藤原辰史さんの意欲作。

2月に刊行された『サラ金の歴史』(中公新書)は、やはり農学研究から出発した小島庸平さんが、戦後日本のあだ花ともいえる「サラ金」という異色の題材から、丹念に日本の労働問題や家計をめぐるジェンダーの問題を鮮やかに描き出した一冊。

この2冊を通じて、戦前から戦後の日本の食と職と家が技術論・民族論を通してつながり、混迷の時代を生きる私たちに「君たちはどう生きるか」の問いと希望を与えてくれます。いま注目の著者同士によるクロスレビュートークにご期待ください。


日時:2021年4月27日(火)19時~
主催:マルジナリア書店
参加方法:オンライン配信のチケット購入(※チケット購入者のみ期間限定のアーカイヴ配信あり)
A:1500円(トークショー参加費のみ)
B:5428円(トークショー参加費500円と書籍1078円+3850円のセット)