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2019/02/13『日本軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』が「新書大賞2019」を受賞

 有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など新書に造詣の深い方々によって選ばれる、「新書大賞2019」を、『日本軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』(吉田裕著)が受賞しました。
 本書は、兵士の目線・立ち位置から、過酷さを増した1944年以降の戦争の実態を描いた作品です。戦闘で斃れたと思われがちな兵士たちが、実際には餓死や海没死などの亡くなり方も多かったこと、歯や軍服、軍靴の劣化、過重な装備で悩まされたことなど、兵士たちの現実を描いています。
 発売以来、朝日・毎日・読売・日経・産経のほか地方紙などにも書評や紹介が掲載されて多くの反響があり、現在18万部となっています。また、すでに「第30回アジア・太平洋賞特別賞」を受賞し、学術面での高い評価も得ています。
 なお、贈賞式・記念講演を4月4日(木)19時から、東京・大手町の読売新聞社ビルで開催します。募集詳細はこちら