
塚谷裕一 著
街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。目次春(タネツケバナ、キュウリグサ ほか)初夏(ヒメジョオン、ツタバウンラン ほか)夏(アメリカヤマゴボウ、カタバミ ほか)秋(ヒガンバナ、ススキ ほか)冬(ナンテン、ツルソバ ほか)