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ストックホルムの旭日

ストックホルムの旭日

文明としてのオリンピックと明治日本

牛村圭 著

「いかに速く走るか」。――近代の到来は「文明」に、国際スポーツの場で国と国とが同一ルールで競い合うという新しい要素を加えた。コーチングの技術などが革新的に発展を遂げるなか、「文明国」の名乗りを上げたばかりの明治日本はスポーツという洋学をどう受容したのか。漱石『三四郎』や嘉納治五郎の欧米視察記、画期的指導書など陸上競技にまつわるテクスト・写真を精読、世界の頂点とされたオリンピックに二人の若きアスリートが挑むまでを描く。

書誌データ

  • 配信開始日2021/7/9
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格2200円(10%税込)
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