ホーム > 電子書籍 > 湯布院・産土神の殺人
鯨統一郎 著
「財産はすべて隠し子にゆずる」。遺言に動揺する名家で、娘夫妻が殺害される。死体の胸には鎌が突き立てられていた。一方、息子を名のる郷土史家も現れ、相続はいよいよ混迷。犯人の目的は遺産か、復讐か、それとも産土神の祟りか。歴史ある温泉街の不穏な事件に六波羅一輝が奔走する。シリーズ第5弾。 文庫書き下ろし