2021 12/20
中公新書の60年

2006年の中公新書

入門!論理学論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学ってなんだかむずかしそう、と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでほしい「目からうろこ」の入門書。

野矢茂樹(のや・しげき)1954-。哲学者。立正大学教授。

この年のできごと2月 トリノで冬季オリンピックが開幕。荒川静香の「イナバウアー」が話題に
3月 第1回ワールド・ベースボール・クラシックが開催。日本代表が優勝
同月 ソフトバンクがボーダフォン日本法人の買収を発表
8月 夏の甲子園で早稲田実業が初優勝。決勝戦は引き分け再試合で、斎藤佑樹と田中将大(駒大苫小牧)が力投を見せた
同月 国際天文学連合(IAU)が冥王星を惑星から外すことを決定
9月 第1次安倍晋三内閣が発足

この年のラインナップ白石典之著『チンギス・カン』
内井惣七著『空間の謎・時間の謎』
佐藤喜一著『鉄道の文学紀行』
阿辻哲次著『部首のはなし2』
小町文雄著『サンクト・ペテルブルグ』
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小林標著『ラテン語の世界』
辻井達一著『続・日本の樹木』
枝川公一著『バーのある人生』
小田部雄次著『華族』
櫻井稔著『内部告発と公益通報』
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薩摩秀登著『物語 チェコの歴史』
工藤隆雄著『カラー版 山歩き12か月』
野口武彦著『長州戦争』
伊藤宣広著『現代経済学の誕生』
下川浩一著『「失われた十年」は乗り越えられたか』
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酒井邦嘉著『科学者という仕事』
繁田信一著『陰陽師』
竹中治堅著『首相支配』
読売新聞中国取材団著『膨張中国』
高木光太郎著『証言の心理学』
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河原温著『ブリュージュ』
笠原英彦著『明治天皇』
長谷川櫂著『カラー版 四季のうた 第二集』
真野俊樹著『入門 医療経済学』
米本昌平著『バイオポリティクス』
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根井雅弘著『物語現代経済学』
加藤幹郎著『映画館と観客の文化史』
小菅正夫・岩野俊郎著/島泰三編『戦う動物園』
谷口義明著『カラー版 宇宙を読む』
矢口祐人/吉原真里編著『現代アメリカのキーワード』
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宮田律著『中東イスラーム民族史』
吉田信彌著『事故と心理』
水波誠著『昆虫―驚異の微小脳』
鄭大均著『在日の耐えられない軽さ』
野矢茂樹著『入門!論理学』
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鈴木透著『性と暴力のアメリカ』
佐藤八寿子著『ミッション・スクール』
読売新聞社会部著『ドキュメント 検察官』
桜井啓子著『シーア派』
美川圭著『院政』
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貴田庄著『小津安二郎文壇交遊録』
増山雅人著『カラー版 将棋駒の世界』
塚谷裕一著『カラー版 ドリアン―果物の王』
梶井厚志著『故事成語でわかる 経済学のキーワード』
柴辻俊六著『信玄の戦略』
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藤本修著『メンタルヘルス』
中西進著『詩心―永遠なるものへ』
安田敏朗著『「国語」の近代史』
水本達也著『インドネシア』
井上栄著『感染症』
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工藤隆著『古事記の起源』