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 さて、おかげさまで無事刊行となった『日本一「ふざけた」会社のギリギリセーフな仕事術』。みなさんも書店店頭などでお手にとってご覧頂けただろうか。

 アマゾン新書ランキングでは、一時期10位以内までのぼりつめ、未だ100位内をいったりきたりしているところからお分かりの通り、販売も好調。どうやら「バーグハンバーグバーグ」や「シモダ」氏が何かやらかすたびに、その企画術や仕事術が気になって売れているように思われる。

 インターネット上にもぼちぼち感想があがってきているが、どれも絶賛するものばかり。

 ここでその感想を、いくつか紹介したい。

「面白い気がしたけれど、頭に何も残らなかった」

「嫁が冷ややかに見てくる」

「3分の1の中の15%くらいは役に立ちそう」

「笑って咳が止まらないので病院行く」

「帯がすでにふざけている」

「全然覚えていない」

「嫁が『そんな本が何の役に立つのか』と言う」

「まったく思い出せない」

 なぜか嫁から冷たくされる人と、感想が消滅する人が多いようだが、よく読めば、おそらく絶賛している。決して表だって絶賛しないところが、京都人で、実はどこか古風なシモダ氏を連想させるようで、編集者としては感慨深い。

 実際、刊行直後のイベントに足を運んだが、そこで読者からの熱い思いを確認することも出来た。熱狂する会場の様子については、こちらのブログ記事を参照頂きたい。

★バーグハンバーグバーグのドラゴン社員ブログ「【レポ】バーグハンバーグバーグのシモダと連続起業家の家入の、満足度50%のじんせい相談展が開催されました」

http://staff-blog.bhb.co.jp/?eid=292

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イベントでファンの似顔絵をサインする著者。特徴をよく捉えている

 ということで、いよいよこの連載も最終回。ここまで優しく見守ってくれた皆さま、本当に有り難うございました。シモダさんも原稿のご執筆、お疲れさまでした。ぜひ、いつかまた、というか、万が一その機会があればでかまいませんから、そのときにお会いしましょう。

ラクレ編集部 吉岡宏

『日本一ふざけた会社のギリギリセーフな仕事術』

シモダテツヤ 
1981年生まれ。ウェブクリエイター。日本一ふざけた会社を標榜する「バーグハンバーグバーグ」代表取締役。家入一真氏のスカウトで2004年にpaperboy&co.に入社、2006年にサイト「オモコロ」を開設し、2010年に起業。多くのネット著名人を従え、徹底して「ふざけた」プロモーションを実施している。代表的な実績として「Honda黙認!お金をもらって車を宣伝するサイト」企画、1.5トンの豆を豪快にぶつけ合う「すごい豆まき 鬼リンピックin東京タワー」イベント、インド人のアドバイスを無視した「インド人完全無視カレー」通販など。雑誌『週刊アスキー』、技術評論社サイトなどで連載中。