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【第三回】タイ人が行きたがる日本のお店! 「寿司編①」

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タイ人に寿司が人気な理由


続いてタイ人にとって外せないのは何と言っても"鮨"です。ここ数年タイでは日本食ブームが止まりません。特に鮨は大人気で、タイ人は日本に来たからには絶対に鮨を外すことはできません。絶対に。
1年中ずっと暑いタイでは、川魚や海のものを生で食べられない為生魚食べる慣習が無かったのですが、近年の和食ブームで沢山のタイの人が生魚食べれるようになりました。そして食べれるようになった今では鮨にハマるタイ人が続出しています。
現在、バンコクには築地から直接魚を仕入れる鮨屋が結構ありますが、経営はタイ人です。しかも値段は日本の高級鮨屋並かそれ以上。むしろ日本の普通の鮨屋の方が美味しいし安い!言わずもがな、クオリティは劣ります。
ならば日本に旅行して鮨を食べた方がいい!鮨を食べに来るだけだけでも日本に来る価値があるのです。

タイ人に人気だから日本人でも半年待ち 蒲田「初音鮨」

さて、ここで紹介したいタイ人に人気の鮨屋は、蒲田にある「初音鮨」です。
「初音鮨」は130年の歴史を誇る、蒲田にある鮨屋で、現在4代目の中治勝さんが店を守っています。今でこそ日本人にも有名でありますが、以前は日本人でも知る人ぞ知る名店といった感じでした。しかしその前からタイ人には人気の鮨屋でした。
ミシュラン二つ星を有しているのも確固たる人気の理由の一つですが、それ以上に「初音鮨」 にはタイ人を惹きつける魅力がたくさんあります。
まず、お店に入る前の待ち合いスペースに和=日本を感じます。綺麗に生けられた季節の花や、飾られたお皿。女将さんの細やかなおもてなしを感じます。 そしていざ店内に入ると、靴を脱ぎ座布団を敷いてカウンターに座るスタイルにタイ人はワクワクするのです。大将の中治さんは鮨職人であり、エンターテイナーだ。たいていの鮨屋は静かにするのが基本であるが「初音鮨」では客がシャリのテイスティングをしたり、中治さんが温度をとても大切にする方なので、鮨は全て手から手へ渡されます。鮨の温度は母乳と同じく30°Cだそうです。ちなみに、マグロは28°C。
勉強熱心な中治さんの鮨は、江戸前寿司の店が絶対に使わない、鰻、鮎、松茸、そして白トリュフまでに及び、「初音鮨」でしか食べられない鮨スタイルが沢山あります!伝統にこだわらず、美味しいのが1番というスタイルはお客としても楽しいです。


もう一つの人気理由は、中治さんと客の距離が近いことです。中治さんはタイ人とも話ができるようにと英語をマスターし、今では英語で冗談も言えるほどです。この和気藹々とした雰囲気に、一度行ったらリピーターになること間違いなしです。今までこんな楽しい鮨の名店があったでしょうか。食にうるさいタイ人の心を掴むなんて凄いお店だと常々感じます。 もちろん、鮨の技術が一級品であることは大前提であり、鮨に使うネタも日本の最高峯のものです。したがって日本の食通の舌を唸らせるほど有名なのですが、タイ人に人気なため日本人でも半年待ちなのです。

初音鮨

東京都大田区西蒲田5-20-2

03-3731-2403


英語が得意な大将 銀座
「鮨とかみ」


次に紹介したいのは鮨水谷の跡地を受け継いだ「鮨とかみ」です。
2014年に暖簾を掛け、半年という異例の早さでミシュランの星を獲得しました。佐藤さんの持っているマグロは、自分の中では非常にレベルが高いのでついついコースの最初に出てくる鉄火巻きでニヤけてしまいます(笑)
海外での経験と天才的な鮨センスで私たち客をもてなしてくれる佐藤さん。定番の鉄火巻を筆頭に、赤酢シャリの味わい深い鮨を頬張っていると何やら英語が。さすがは海外で修行していた方です。外国人の対応もお見事です。英語が得意な佐藤さんが大将の「鮨とかみ」なら鮨にあまり慣れていない海外の方も安心して鮨を楽しめますね。外国から来る友人たちも、毎回佐藤さんの対応と佐藤さんの鮨に大変満足しています。
また〆に出てくる、表面がキャラメリゼされた玉子もデザートみたいでみんな大喜びします!

鮨とかみ

東京都中央区銀座8-2-10 銀座誠和シルバービル B1F

03-3571-6005



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