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檀一雄 著
旅や酒を何よりも愛した著者によるユーモア・エッセイに、先達や仲間たちとの親交を描いた章を追加。太宰治、三島由紀夫、佐藤春夫の「檀一雄論」を付す。
2025/12/23 刊行

ねじめ正一 著
五三歳の詩人・北村太郎が恋に落ちたのは親友・田村隆一の妻だった。平凡な生活を捨て、詩と愛に生きた「荒地派」詩人たちの軌跡を描く中公文芸賞受賞作。
2025/12/23 刊行

石原慎太郎伝
猪瀬直樹 著
『太陽の季節』で日本中を熱狂させた石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。巻末には著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。〈解説〉井上隆史
2025/12/23 刊行

立川談志 著
二九歳の若手真打だった談志が著し、ベストセラーとなった記念碑的作品。志の輔・談春・志らくら直弟子一七人による書き下ろしリレーエッセイを収録。
2025/12/23 刊行

門井慶喜 著
「明暦の大火」で江戸の大半が焼けた時、松平〈知恵伊豆〉信綱らが老中会議で決めたのは、東京に繋がる「大江戸」への建て替えだった。〈解説〉内田 剛
2025/12/23 刊行

赤川次郎 著
"香子の隣の家に引っ越してきたのは初恋の人。夫の前には""昔の知り合い""が現れる。夫婦の間に秘密が生まれ、思いがけない事件が起こる!〈解説〉山前 譲"
2025/12/23 刊行

佐藤青南 著
誠実なピアニストの仮面を被りつつ、十人以上の人間を惨殺していた男。最凶のシリアルキラーを、追いつめる音喜多と桜子だが――!? 文庫書き下ろし。
2025/12/23 刊行

未来のためのエッセイ
ジョン・スタインベック 著/大前正臣 訳
満足せず求め続ける国民。差別の構図。大統領への矛盾する感情――祖国への愛着と痛烈な洞察をもって、〈アメリカとは何か〉を探るスタインベック最晩年のエッセイ。
2025/12/23 刊行

那須正幹 著
少年二人が教室の屋根裏に入り込むと、そこは日本が太平洋戦争で勝利した世界だった。児童文学の巨匠による異色の戦争児童文学。〈解説〉藤田のぼる
2025/12/23 刊行

坂岡真 著
静に贈るために質流れの鼈甲櫛を手に入れた勘兵衛。しかし貧乏浪人から、義母の形見なので譲ってくれと頼まれて……。「十手裁き」シリーズ第五作!
2025/12/23 刊行

自然の発見者
アンドレア・ウルフ 著/鍛原多惠子 訳
ロシアの調査旅行後、『コスモス』の執筆に勤しんだ晩年。フンボルトの自然の概念は後世に継承されていく。偉大な博物学者の生涯を描く。〈解説〉石原あえか
2025/12/23 刊行

陸海の交易でたどる5000年
上田信 著
広大なユーラシア大陸は中央の乾燥地帯を境に生態環境が二分される。日本列島を含む東側では古来、遊牧・農耕・海洋の諸文明が興亡。シルクロードほか陸海の路を介して多彩な物産、また宗教・文化が東西を往来した。ソグド商人やペルシア・アラビア商人の活躍、モンゴル帝国の隆盛と解体、明の鄭和の南海遠征、大航海時代の展開から、欧米列強の極東進出、アジア・太平洋戦争まで――。交易をキーワードに壮大な歴史をたどる。
2025/12/23 刊行

「理性の君主」の孤独
古川隆久 著
新時代の風を一身に浴び、民主的な立憲君主になろうとした昭和天皇。しかし、時代はそれを許さなかった――。本書は今まであまりふれられることのなかった青年期に至るまでの教育課程に注目し、政治的にどのような思想信念をもっていたかを実証的に探る。そしてそれは天皇の実際の振る舞いや政治的判断にいかなる影響を与えたか。旧版に、その後の約15年で新たに発見・公開された重要史料や史実を増補。
2025/12/23 刊行

内田由紀子 著
国や地域別の幸福度ランキングが、しばしば注目を集める。だが、そもそも幸せの基準は文化によって異なる事実を文化心理学が実証した。一例として幸福感は、欧米では個人的な達成感、日本では対人関係と関連する。本書は国際比較を通し、日本社会における幸せの特徴を探る。また、個人の一時的な感情にとどまらず、地域コミュニティ、職場、学校などの現場における持続的な幸福(ウェルビーイング)についても考える。
2025/12/23 刊行

東京への対抗とローカリティの喪失
長﨑励朗 著
一九二〇年代から三〇年代、大阪市は「大大阪」と呼ばれ、人口で東京を抜き、日本最大の都市として存在感を際立たせていた。しかし、大大阪は、中央の東京に対抗することで、むしろ独自性を喪失していく――。本書は、大衆社会におけるラジオ、吉本興業、職業野球、宝塚歌劇など多様な切り口を通じて、その軌跡を追う。「大阪らしさ」の源流を描き出しながら、現在まで続く日本社会の均質性の問題を照らす試み。
2025/12/23 刊行