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2019/04/16『風景論』著者、港千尋さんが2019年日本写真協会賞 学芸賞を受賞

好評発売中の『風景論』(2018年9月10日発売)の著者、港千尋さんが2019年日本写真協会賞 学芸賞を受賞しました。

受賞理由:「2018年『風景論――変貌する地球と日本の記憶』を上梓して、デジタル勃興時代以降の風景に対する概念を新たに提示し、今後の写真表現の領域を拡張させることを示唆する評論に対して」
http://www.psj.or.jp/psjaward/2019.html

同書は、東日本大震災後、著者が7年にわたり日本の各地と世界各国を訪ねて紡いだ、写真と言葉の集大成となる一冊です。技術革新や災害により変容しつつある<風景>を写した類のないフィールドワークとして反響を呼んでおります。この機会にぜひご一読ください。

なお日本写真協会賞は日本の写真賞のうち最も古く、1952年に制定され今回で68回を数えます。日本の写真界や写真文化に顕著な貢献をした写真関係者や団体など広く対象にしています。学芸賞は、優れた写真評論・写真研究などを発表し、写真界に多大な影響を及ぼした個人または団体に対して贈られます。
表彰式は、「写真の日」である2019年6月1日(土)に開催。同賞受賞作品展は、2019年5月31日(金)~6月6日(木)の期間で富士フイルムフォトサロン東京スペース1にて予定されております。