

稲田豊史 著
著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編!〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、読書においてはどのように作用しているのか。本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、ほとんどフォーカスされてこなかった。生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。【目次】プロローグ第1章 ニュースを無料で読む人たち ――無料ウェブメディアの行き詰まり第2章 本を読まない人たち ――〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉第3章 本と出合えない人たち ――無料抜粋記事と電子書籍の限界第4章 本屋に行かない人たち ――聖域としての書店終 章 紙の本に集う人たち ――読者と消費者