木地雅映子 著
書評家 藤田香織氏おすすめ!「〈子どもは、自分のいる場所を選べない〉という容赦のない事実に、木地雅映子が魔法をかけた――。心の中にローズ先生がいる頼もしさ。さあ行こう。私たちの秘密のはらっぱへ」秘密の〈魔法使い〉だった先生との思い出が、今、わたしを支えてる。長谷川はんなが通う寒々しい保育園に、突如やってきた黒原ローズ先生。彼女は先生、ときどき魔法使い!? その後9年間、はんなを力づけ続けた〈魔法〉とは? 〈本好き〉にこそ読んでほしい、じんわり心ふるえる物語。名作『氷の海のガレオン』、話題作『ぼくらは、まだ少し期待している』の著者による、待望の書き下ろし長編。【目次】ローズ先生トム・ティット・トットこどものともサミールパンチング・ギル穴光る本旅 客魔法の夜Hannah蝶々の渡り