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細見和之 著
【昭和・光と影】『サンチョ・パンサの帰郷』『望郷と海』で知られる戦後日本を代表する詩人・石原吉郎(1915~77)。彼は厳寒の地シベリアで何を体験し、日本社会に何を見たのか。62年の波瀾の生涯を丹念に辿り、詩からエッセイ、短歌俳句まで精緻に読み解き、戦中・戦後体験と作品世界を捉えなおす。巻末に山城むつみとの対談「言葉が記憶する」を新たに収録。