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堤康次郎

堤康次郎

西武グループと20世紀日本の開発事業

老川慶喜 著

早稲田大学在学中に起業、卒業するや別荘地や住宅地を精力的に開発した堤康次郎。その軌跡は、公務員・会社員などの新中間層(サラリーマン)の誕生や都市人口の増大と重なる。軽井沢や箱根では別荘地や自動車道を、東京では目白文化村や大泉・国立などの学園都市を開発した。さらに私鉄の経営権を握り、百貨店や化学工業も含めた西武コンツェルンを一代で築くが、事業の本分はまぎれもなく「土地」にあった。厖大な資料から生涯を読み解く。

書誌データ

  • 配信開始日2024/3/18
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格1320円(10%税込)
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