養老孟司 著/鵜飼哲夫 聞き手
人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。目次Ⅰ 幼年時代と戦争Ⅱ 昆虫少年、医学部へⅢ 解剖学者の奮闘Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い養老先生への五〇の質問――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など