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労働政治

労働政治

戦後政治のなかの労働組合

久米郁男 著

労働政治とは、労働者の利益が政治の世界で実現されるプロセスを意味する。日本の労働組合は、利益実現に際して経済合理性を有する路線を取ることで、戦後の成長と安定に大きく貢献し、一九八九年には連合の結成によって悲願の「統一と団結」を実現した。しかしその後、その存在感は薄くなり、連合自体にも行政改革・構造改革への積極性が見えない。歴史を溯り、労働者と政治の関係を利益団体政治の視角から検証する。

書誌データ

  • 配信開始日2023/8/31
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格990円(10%税込)
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