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感染症の中国史

感染症の中国史公衆衛生と東アジア

飯島渉 著

一九世紀末、列強に領土を蚕食されるなか、中国では劣悪な栄養・衛生状態、海外との交流拡大によって、感染症が猛威を振るう。雲南の地方病であったペストは、香港や満洲に拡大し、世界中に広がることになる。中国は公衆衛生の確立を迫られ、モデルを帝国日本に求める。本書は、ペスト、コレラ、マラリアなどの感染症被害の実態、その対応に追われる「東亜病夫」と称された中国の苦悩とその克服に挑む姿を描く。

書誌データ

  • 配信開始日2023/7/31
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格902円(10%税込)