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小泉信三―天皇の師として、自由主義者として

小泉信三―天皇の師として、自由主義者として

小川原正道 著

戦前は自由主義経済学者、マルクス主義批判の知識人、慶應義塾長として知られた小泉信三(1888~1966)。戦中は好戦的発言を繰り返す中、空襲で全身火傷を負う。戦後は皇太子教育の全権委任者として、敗戦で揺らぐ皇室を支え、美智子妃を迎えるなど象徴天皇制の基盤を作った。本書は、国家主義の台頭、戦争、敗戦という激動の中、国家のあり方を問い続け、オールド・リベラリストの生き方を貫いた小泉の生涯を描く。

書誌データ

  • 配信開始日2023/6/30
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格858円(10%税込)

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