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流人道中記(上)

流人道中記(上)

浅田次郎 著

日本中から感嘆の声、続々。『壬生義士伝』『一路』の浅田次郎、最高の感動作。万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、本当に罪人なのか?

書誌データ

  • 配信開始日2023/2/21
  • 判型中公eブックス
  • 希望小売価格858円(10%税込)
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